エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

松下幸之助の成功観について!

2021-12-25 15:48:00 | Weblog


親は破産、本人は小学校中退、結核持ちの病弱、当然貧乏人で、人脈もなかった、恵まれなかった松下幸之助青年です。
しかし大阪の船場という商業の中心地で9歳から丁稚奉公したり働いて淡々と自分を鍛えていました。
そして自分が働いて貯めた僅かな資本金で23歳に松下電気(現代のパナソニック)を起業して、事業がうまくいくことは当人しか信じていなかった状況から、一歩一歩と成長し続けた彼らしい言葉だと思います。

「人から評価してもらうことはうれしい。だが一日の仕事を終えて、きょうは自分ながらよくやった、と自分で自分の仕事をたたえられることができる人、それを持続することができる人こそが、世の中の成功者といえるのではないか。」
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人生の不公正さについて!

2021-12-25 15:46:00 | Weblog


二世三世四世の政治家や世襲の社長や生まれ持った美しい顔で、普通に当人も高い社会的地位に就いていく人生の不公平な現実に、密かに憤っていた私の気持ちを代弁してくれた言葉です。

作家の平林たい子の「不美人論」より抜粋。

「われわれは、親ゆずりの物質的財産で威張るやつを軽蔑するのに、親から貰った美貌で威張ったり得をしたりする人間をどう軽蔑してはいけないのか。」

私は横浜市青葉区青葉台という山の手で生まれ育った中で、往々にして金持ちは美人と結婚しやすい、するとその子供は歌舞伎役者の家みたいに、実家は金持ちで美人か美男子の子が比較的に生まれやすいと思います。
すると生まれた時からアップタウンの生産的で文化的な環境や受けられる教育も含めて、人生の過程も結果も全然公正ではないということに、だんだん様々な世界を見て聞いて体験して気がついてきました。
私はやはり同じく世襲の岸田首相が言ったが実現できなかった、富裕層からの増税による所得再分配は不可欠と思います。
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作家の坂口安吾の「デカダン文学論」より抜粋です。

2021-12-25 15:43:00 | Weblog




「めいめいが各自の独自なそして誠実な生活を求めることが人生の目的ではなくて、他の何物が人生の目的だろうか。私はただ、私自身として、生きたいだけだ。」

戦前の愛国的な全体主義に染まった日本への、戦後直後の彼による作品「堕落論」にも根底にある、ファシズム的なあり方へのアンチテーゼな姿だと思います。
私は何か自民党の改憲案で「公の秩序」という名目で個人の思想、言論の自由を規制しようとしている現代にも重要な名言と思います。
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