今日は休日で、生き方についていろいろ考えて、そんな中で読んだ本にすごく響く言葉がありました。
中国の古典の大学の言葉。
「修身斉家治国平天下。」
意味は、まずは自らの心身のあり方を正し行い、そして家族が良くなり、そしては社会が治まり、世界が平和になるという意味です。
近代は合理主義で、資本主義と歩調を合わせて「勝てば官軍」みたいな価値観が根強いですが、東洋思想の論語や大学でいう、心の持ち方を正して、正しい思想や哲学で生きることは、地球が限界を迎えつつある現代に重要な思想だと思います。
もちろん現実の人生は、複雑だし難しいですが、だからこそそこで犠牲者になり屈折するのではなく、現実的でありながら、できるだけこの正しいあり方を自分から行いたいと思います。
陽明学者の教育者の安岡正篤も、こう言っていて胸に響きました。
「人間の革命
世の中の法律や制度を如何に変えてみても、イデオロギーを如何に振り回してみても駄目である。
人間そのものをなんとかしなければ、絶対人間は救われない。」
上記の大学の言葉を再確認できた、この本の価値に改めて気がつきました。
本当に聖書の様に、悩んだり日常でも愛読しようと思います。
「座右の銘 意義ある人生のために」著 座右の銘研究会