戯曲家のダンテの言葉
「この山を登らんとする者、
麓(ふもと)にては大きな苦しみにあわん。
されど登るにつれ、そは減ずべし。
それゆえに、辛苦も愉しみになりつるとき、
登ること、いとやさしくみえて、
速き流れを小船にて下るがごとし。」
私は朝は憂鬱でテンションが低く、人と顔を合わせるのもおっくうですが、なんとか自分に克ち、ふとんから起きだし仕事に行きます。
最初は正に「難渋の重い足取りを歩む」様ですが、だんだん楽になっていきます。夕方には自分に勝ってよかったと充実感で満たされます。
松下幸之助は
「先憂後楽』と言います。
最初はきついことでも、だんだん楽になってくることは多いと思います。(燃え尽き症候群になり、かえってつらくなるケースもありますが)