千一夜第3章第286夜 間もなく梅雨明け

2021-07-11 19:01:47 | サーフ

2021.07.11(日)

今年の梅雨は雨がよく降ったので釣行も儘ならなかったが、前日の天気予報からして今日はまず雨は降らないだろうと見当をつけてやって来た。後で釣友Sが、「昨日の天気予報でよく行きましたね」とラインしてきたが、どうもSと私が見る天気予報は違うもののようだ。後で色々と釣り情報が入って来たが、今日は多くの釣り人が海を目指していたようだ。私にしても半月振りである。釣友Tも長崎県の五島列島に昨日からイサキ釣りに行っていたようで、今朝7時前に電話してきて天気は良かったと言っていた。今日の16時頃帰って来るとのことで、ハイエナ軍団4人と待ち合わせることにしている。

今朝は5時頃釣り場に着いたが、岸壁には台船が横付けされており、セメントを運搬船に流し込む装置が乗せてあった。この台船の向こう側にあけぼの丸も停泊していた。私が竿出しが終わった頃、あけぼの丸の船長以下乗組員がやって来た。7時前に出港して1時間程度で帰って来るようだった。乗組員の若い衆が、台船は14日~16日に掛けて㈱トーソーの工場へと移動するとのことで、それまではこのまま放置されているのだと言う。従って、あけぼの丸が出港した後、台船上から竿を1本出した。それにしてもこの埠頭の先端まで台船が張り出しているので釣り場は随分狭くなった。

5時10分から竿出し、早朝から無風状態で蒸し暑い。朝方は曇っていたが次第に晴れて来た。10時頃一旦曇って来て西風で汗も引いたが直ぐにまた快晴となる。蒸し暑さも倍加した。

6時5分に足元に落としていた竿にカサゴが釣れる。スカリに入れて活かしておいたが、1尾だけ持ち帰るのも気が引けリリースする。
7時30分には台船上からサーフしていた竿にアナゴが来る。春先にも真昼間にアナゴが釣れたが、日中にアナゴが釣れるのは今年に入ってからである。これも即リリースである。
7時42分、アタリは見ていないが竿立てに立て掛けた遠投の竿のラインが緩んでいた。これもカレイが釣れた合図であるが、半信半疑のまま竿を引くと明らかに魚の生体反応が掌に伝わって来た。手前近くまで寄せた時に初めてカレイのノッキングがある。これでカレイと確信できたが、姿を見た時には結構良型だったので、チヌの落とし込みの若い衆にタモを取ってもらい掬い揚げる。33㎝の良型、序に写真も撮ってもらった。
9時15分には大きいフグが釣れるが、これも即リリースである。
最後に納竿時、5本の竿を1本1本仕舞うが、3本目の時、重いだけでじわじわ寄って来るのでヒトデだろうと思っていたが、これも手前まで寄って来て急に下に潜ろうとする。えっ?カレイ?と思い寄せる。姿が見えた時には朝方のカレイとほぼ同サイズの34㎝カレイだった。水温も高くなり次第にカレイの姿も拝めなくなってくるが、例年通り梅雨明けまではまだ釣れる。そう言えば今日、南九州が梅雨明けしたようだ。

海面には小魚(イワシ)のなぶらが立ち、サーと一斉に団子状態で移動する。6月頃から笠戸湾でメーター級のハマチが釣れているとの情報を得たが、それがこの築港の奥深くの湾内まで入って来たのだろうか。或いはスズキかも知れないが、こういう時にルアーを持っていれば試すことが出来るのだが生憎と持ち合わせが無い。

7時過ぎ頃だったろうか、若い衆が一人、二人とやって来て岸壁と台船の狭い間に落とし込みでチヌを狙う。最初に来た若い衆は台船の先端から落とし込んで直ぐに40㎝程度のチヌを揚げた。続いて来た若い衆も間もなく揚げる。2人とも3尾宛ずつ釣ったのではないかと思う。この台船周りにはチヌがうようよ居るのだ。但し、どうだったかなあ、乗っ込みの時季の後なので少し瘦せていたかも知れない。後から2人ほど増えたが釣果の程は良く解からない。ここに来たのは4人だったと思うが、彼らは落とし込み釣りのチームを作っているとのことで、会員は15名程度とか。今日はそのチームの月例会で数名が参加しているようだった。

2番目に来た若い衆、この狭い所から落とし込みで見事チヌゲット、なんせ狭い所でチヌとの遣り取りをするのだから結構難しそうだ。竿先が岸壁に当たったり(下手すると竿先が折れる)、チヌが台船の下に潜り込んだりするのでラインが擦れて切れる恐れもある。別の若い衆は大物だったと言っていたがラインを切った。逃がした魚は大きいのである。彼らは満潮過ぎまでやって9時半頃帰って行った。

納竿時に釣れた34㎝マコガレイ。

旧暦:6月2日
場所:徳山築港
時間:05:10~11:20
天候:曇りのち晴れ
外気温:5時23℃ 9時30分27℃
風 :弱風のち西風
月齢:1.1
潮   :大潮 満潮09:00潮位282cm 干潮03:37潮位135cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:33、34cmカレイ2・カサゴ1R・アナゴ1R・フグ1R

私の納竿前に常連の見学人が、今朝は6時頃から櫛ヶ浜新港の堤防でサビキでアジを釣ったとのことで見せに来られた。20㎝弱くらいのヒラアジだったがビニール袋に一杯入っていた。1時間の釣果だと言われたが20~30尾程度居た。この釣り人も本来サビキ釣りはやらないとのことだったが、他の釣り人がアジを沢山揚げるのを見てやってみたくなったそうである。ポイントは櫛ヶ浜港新港の南側の長い堤防の括れた所(チヌのポイントでもある)の内側だそうだ。私も昔はここに良く通ったものだから、聞いただけで直ぐにポイントは解かる。

16時、釣友Tが長崎から帰還、待ち合わせ場所には1人都合が悪くなり、3人(私、釣友S、N嬢)のハイエナ軍団が待ち構える。イサキ20尾の釣果、4等分する。

私の持ち帰り分。帰宅後、畑づくりの従兄弟の師匠が来たので2尾お裾分けした。

【7月11日過去の釣行記録】
・2009年堀川河口、06:40~07:30、中潮、釣果=フグばかり
・2009年晴海埠頭、08:00~11:20、中潮、釣果=カレイ1・キス15・ハゼ3

【この日の釣り情報】
・2007年第1埠頭南端、07:00~10:20、中潮、釣果=キス、2人で21

【旧暦6月2日釣行記録】
・2007年07月15日、第1埠頭、06:00~11:30、大潮、釣果=キス6・ウナギ1・エイ3R
・2007年07月15日、櫛ヶ浜港防波堤、19:15~23:30、大潮、釣果=メバル1・アジ6・チヌ2
・2011年07月02日、中電西側岸壁、06:30~09:40、大潮、釣果=カレイ2・キス12・ギザミ2
・2014年06月28日、櫛ヶ浜港防波堤、19:40~22:00、大潮、釣果=メバル2
・2018年07月14日、徳山築港、05:30~08:20、大潮、釣果=ハゼ2R

 

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