2016.12.10(土)
陽の昇るのが随分遅くなって、朝まずめ開始が6時20分頃になった。朝まずめ開始前には釣り場に着いていたが竿出しは暫く待った。それはアナゴの爆釣に繋がるからに他ならない。アナゴが釣れると仕掛けがぐちゃぐちゃになるので出来れば避けたい。
釣り場は先日来の雨で水が溜まっている。埠頭のこの場所だけに水が溜まる。写真中央の船舶用の給水所の右手が何時もの釣り場となるが、水が溜まっていることもあるが台船が釣り場を塞いでいた。そのため左手のコンクリート上に竿立てを立て、右方面にサーフする。竿の方向とラインはほぼ直角となる。台船は9時20分頃、㈱トクヤマの工場へと移動した。
旧暦:11月12日
場所:徳山築港
時間:06:40~11:00
天候:晴れ
風 :無風
月齢:10.6
潮 :中潮 満潮05:22潮位250cm 干潮11:21潮位105cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌 :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1・キス1・ハゼ1・小ダイ1・イイダコ1・チヌ1進呈
竿を全部出し終わった7時頃、最初にサーフした竿が激しく揺れる。カレイで無いことは確かなアタリだ。チヌ、アイナメの類のアタリであるが、案の定、チヌだった。何時もなら写真を撮って直ぐにリリースするのだが、生憎と針を喉の奥まで飲み込んでいたので、針を外す時に喉の奥を切ってしまった。こうなると間も無く死ぬので、誰か欲しい人がいれば差し上げようと思いバケツに入れておいた。タイミング良く常連の犬の散歩人のおばちゃんが帰ってきたので、要れば差し上げると言うと下さいと言われるので差し上げた。これでチヌの供養になるというものだ。
竿出しから2時間経ってチヌ1尾のみだったが、これまた常連のプレジャーボートのオーナーで犬の散歩人のおじさんが『今日はどうかね』と声を掛けてきた時に、私の代わりに竿がお辞儀した。これはカレイが針から逃れようと全身で海底を叩いた時に起こるアタリである。だがここで慌ててはいけない。余裕を持ってゆっくり揚げなければ針が外れることがある。ゆっくり竿を引いてみると微かなカレイのアタリだった。これはサイズが小さいと思ったが、揚げてみると思った通り23cmの木っ端だった。散歩のおじさんは良かった良かったと笑っていたが、私もボウズ逃れだったので追従の笑いを返した。
8時40分にカレイ、45分にハゼ、55分にキスが釣れた。恐らくこの時間が時合いだったのだろう。この後は9時台に小ダイ1尾、納竿前の10時50分にイイダコが1杯のみ。イイダコが釣れた時には台船を曳航していくタグボートの何時もの船員の兄ちゃんが、久し振りにイイダコを見ましたと感激していた。台船は10時出港予定が9時20分と早まったために、私の竿の移動等の準備も大幅に狂い、慌ててリールを巻き戻す羽目になる。4本のリールを一気に巻き戻すのは大変である。結構な力仕事になるのだ。
竿をサーフする時に、丁度真後ろに背の高い草が生えているのでこれが非常に邪魔になる。サーフする時に針がこの草に掛かるのだ。針が掛からないように気を付けてサーフすると、振りが鈍くなりポイントまで飛ばない。今度来た時に草を刈ろうと思うが、ここは雀の休憩所となっているようだ。写真にも数羽写っているはずだが、全部で5~6羽いたはずだ。さて、草を刈っても良い物かどうか・・・。
【12月10日過去の釣行記録】
・2005年庄の浦港防波堤、16:40~19:30、小潮、釣果=メバル2・カレイ1・アナゴ3・キス3
・2005年大島居守海岸、20:00~22:30、小潮、釣果=メバル4
・2006年笠戸島周辺、07:00~15:00、中潮、船釣り、釣果=ヤズ2・エソ1・メバル2
・2011年笠戸落港防波堤、06:30~12:30、大潮、釣果=ボウズ
【この日の釣り情報】
・2011年笠戸島周辺、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=80cmハマチ4、ヤズ20・マゴチ1
【旧暦11月12日釣行記録】
・2006年12月31日、第2埠頭西側、朝方、中潮、釣果=38、40cmカレイ2
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