2014.09.28(日)
黄金の国ジバングである。今年も収穫の時季になった。今年は台風の上陸も無く、稲は順調に育ったかに思えたが、一部分ウンカの被害に合った。ウンカにやられた稲はものの見事に枯れている。これまで見たことが無かったので吃驚したが、今年はこの被害が多いとのことだった。そのため今年は例年より2週間程度早い刈り取りとなった。この地域では我が家の収穫は比較的遅い方だったが、今年は早々とやることになった。秋晴れの好天気に恵まれて良かった。
さて、作業開始だが、まずは畔回りを手作業で刈り取る。コンバインでは刈り取れない部分である。例年、コンバインで刈り取れない所には苗を植えるのを止めようと言うのだが、苗が余るので何時の間にか母が植えている。畔回りを植えただけでも籾袋4つ程度は収穫がある。次は機械が入る場所を手作業で刈り取る。コンバインの方向転換が出来る程度のスペースは刈り取らなければならない。最近では、田植えが終わった後の他所の田圃を見ると、機械が入る場所を始めから植えていない所が多い。来年は植えるのを止めようと毎年同じことを言っているのだが・・・何時の間にやら・・・。
モーゼの十戒じゃないが、刈り取った後にはロードが出来る。ここをゆっくり歩くのが気持ち良い。 多くの鳩が隣家の屋根の上に止まってこちらを窺っている。人気が無くなると舞い降りて来るのだろう。
今年は梅雨入り頃から雨が多く、本格的な夏日が少なかった。そのため稲の実りはあまり良くない。数日前にも雨が降ったので、田圃には水が溜まっている所もあり、濡れた藁がコンバインに詰まるため高速での刈り取りは出来ない。スロースピードで弟と代わる代わるコンバインに乗って稲を刈り取る。ビールを片手に仕事が出来るのはこの時くらいのものだ。田圃だから道交法の適用も無く、飲酒運転でも構わないだろう。
下の田圃を刈り終ったのが12時30分頃、予定を少しオーバーしているが機械トラブルが無かったのでほぼ順調だ。機械を休めることなく弟と交代で刈り続ける。勿論、甥たちもフル稼働だ。
コンバインで収穫した籾を弟の次男と友人2人(アルバイト)が運んでくれる。我々にとってはこれが一番の重労働なのだが、甥たちは筋トレだと言ってトップカー(キャリーカー)も使わず両手で抱きかかえて運んで来る。最終的に70袋あったが、子供らが全部運んでくれた。ヘルニア持ちの私としては楽をさせてもらった。しかし籾袋70と言うのは近年に無く少ない。例年なら90袋前後あるのだが・・・・。写真は事前に刈り取ってあった畔回りの稲穂を脱穀しているところ。
ほぼ予想通りの15時半頃に刈り終った。この後、コンバインやトップカーの掃除をする。泥も固まるとなかなか取れなくなる。
我が家の田圃の周りは、西と北が民家、南と東は会社に囲まれているので、稲刈りなどの作業をする時には事前に知らせておく。風に因っては藁ゴミが家屋まで飛んで行くので、民家の洗濯物などは要注意である。東側の会社は車のディーラーなので、新車が汚れてしまうが、納車時には改めてコーティングなどするので特段の影響は無いように思う。しかし、何はともあれ、周辺に迷惑をおかけします。
田圃にはカエルやバッタなどが大量に居る。何処で見ているのか、刈り終ると直ぐにシラサギやハト、カラスが飛んで来て、カエルなどを食べる。
【9月28日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭西側、14:10~16:20、大潮、釣果=キス10・チダイの子6
【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。
http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81