第449夜 お通夜

2008.2.14（木）

今、お通夜から帰った。

伯父、叔母の3親等の葬儀には忌引き休暇が無いので、明日の伯父の葬儀に出席するために、今日は会社に有休休暇を出して来た。忌引き休暇って、直系尊属と直系卑属、それに配偶者の父母しか無い。

亡くなった伯父は母の兄である。母は5人兄弟（男2人、女3人）の2番目であるから、伯父は母の実家の当主である。母の父（私の祖父）は明治生まれの非常に厳格な人だったが、その影響からか伯父は非常に物静かな人だった。私はあまり親しく話をした記憶は無いが存在感はあった。その分、他の兄弟たちは伯父を補っても有り余るほど賑やかである。祖母は、母がまだ若い頃に亡くなっているので私は知らない。

母は兄弟の中で一番早く結婚したので、私は母方の従兄妹の中でも最長老である。従って、叔父や叔母たちに一番可愛がられたのではないかと思う。
私は小学生の頃まで、盆正月といえば母の実家に行って泊まっていた。そうすることが当たり前のことであったし、伯父、叔母たちと会うのも、従兄妹たちと遊ぶのも楽しみの一つだった。
中学生になってからは余り会っていなかったが、社会人になって私が結婚してから、叔父、叔母たちとの付き合いが再開した。誰だってそんなもんなのだろうと思う。

伯父との想い出と言えば、私が悪戯をして叱られている時、私を優しく包み込むような微笑で、気にするなとでも言うように頷いておられた顔を思い出す。それと、幼い頃バイクの後ろに乗せてもらって、今で言うツーリングした記憶がある。
晩年は病気気味で入院生活が長かった（10年くらいか）ので、見舞いに行っても殆んど寝ておられたので余り話したこともない。

今夜は全員ではないが、久し振りに従兄妹たちとも出会った。私が「従兄妹の会」の発会を提案したのだが、長老が言うのであれば異を唱える者は居ないということになった。まずは名簿作りと、それから第1回目の会合の開催をプロデュースしなければならないが、まだ小さい子供がいる従兄妹もいるので、もう少し先延ばししても良いか。

明日は最後のお別れだ。

今日の暦
・上弦、半月、月と太陽の黄経差が90度となる日。
・魚氷にあがる（72候）
・聖バレンタインデー、女性から男性に向かって恋を打ち明けても良い日。日本では女性が男性に愛の印にチョコレートを贈る。1958年(S33)にメリーチョコレートが東京新宿の伊勢丹で販売促進を目指してキャンペーンを展開したのが始まり。ヨーロッパでは、愛の日としてケーキや花などを贈りあう。
チョコレートの日、バレンタインデーのギフトアイテムとして使われるチョコレートを、更にPRしようと、日本チョコレート・ココア協会などが制定。
・ネクタイの日、バレンタインデーに便乗したもの。10月1日もネクタイの日。
・煮干の日、全国煮干協会が制定。語呂合わせ。