私がノルマンディーに居た頃
まだフランス語もままならない時
休憩時間にレストランの敷地内を歩いていると
調理場ではシェフパトロンのムッシュ スカヴィネール氏が
自分とマダムの昼食を作っていました
そこを通りかかった私を見つけムッシュが
シェフ:マサ ムカイノ シコミバカラ フォンドヴォー ヲ モッテキテクレナイカ ナントカカントカ シット プレ
私:ウイ(フォンドヴォーと言ったことと持って来てくれは解ったぞー)
さっそく向かいの仕込み場へ
そこにあったフォンドヴォーの入った鍋は
二人ががりで持たなければ持てないほど大きな寸胴鍋!
持って行かなければという責任感が!
腰を痛めるかも と 気にしながらも
息を大きく吸って
はっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨチ
ヨチ
ヨチ
なんとかムッシュのいる調理場へ
ムッシュが私がフォンドヴォーの入った寸胴を持ってくるのを見て
あわてて
”マサ イシ ラ レス レス イシ ラ”
(まさ置け 置け)
と
言って持っていたスープスプーンで3杯すくって
作りかけのソースに混ぜて
ムッシュ:メルシーマサ フォンドヴォーの鍋は置いておいていいぞ
と一言
私:ハー ハー ウ ハー イ ハー ハー
そして仕上がったソースを料理にかけて
行ってしまいました
なんともフランス語が聞き取れなかったがために
寸胴鍋からスプーン3杯の
フォンドヴォーの湯気の様に
私の心の中で
思い出となって
蘇ります。
まだフランス語もままならない時
休憩時間にレストランの敷地内を歩いていると
調理場ではシェフパトロンのムッシュ スカヴィネール氏が
自分とマダムの昼食を作っていました
そこを通りかかった私を見つけムッシュが
シェフ:マサ ムカイノ シコミバカラ フォンドヴォー ヲ モッテキテクレナイカ ナントカカントカ シット プレ
私:ウイ(フォンドヴォーと言ったことと持って来てくれは解ったぞー)
さっそく向かいの仕込み場へ
そこにあったフォンドヴォーの入った鍋は
二人ががりで持たなければ持てないほど大きな寸胴鍋!
持って行かなければという責任感が!
腰を痛めるかも と 気にしながらも
息を大きく吸って
はっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨチ
ヨチ
ヨチ
なんとかムッシュのいる調理場へ
ムッシュが私がフォンドヴォーの入った寸胴を持ってくるのを見て
あわてて
”マサ イシ ラ レス レス イシ ラ”
(まさ置け 置け)
と
言って持っていたスープスプーンで3杯すくって
作りかけのソースに混ぜて
ムッシュ:メルシーマサ フォンドヴォーの鍋は置いておいていいぞ
と一言
私:ハー ハー ウ ハー イ ハー ハー
そして仕上がったソースを料理にかけて
行ってしまいました
なんともフランス語が聞き取れなかったがために
寸胴鍋からスプーン3杯の
フォンドヴォーの湯気の様に
私の心の中で
思い出となって
蘇ります。