YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

純正キャブもどし

2014年07月04日 | YB&YBR関係雑記

ガソリン代が馬鹿にできない価格に変動し、さすがのYBR号でさえも大人しく走らせよ
うかと思うようになったよ。

我がYBRのキャブレターを加速ポンプ付PD24に変更して早7ヶ月、色々な状況で
走ってたいへん満足してるけれど、ちょっと純正キャブとの体感を比較してみたくなった
から先月から一時的に純正のVM22に戻してみた。

これで燃費が劇的に向上(戻る)のなら、しばらくノーマル状態で過ごそうと思ってた。

回数は少ないけれど、走り慣れた山坂道も含めて特別な交通状況ではなかったので、
比較するのにちょうど良い期間だった。

結果は・・・

404㎞走って燃料消費9.25L ≒ 43.6㎞/L  Σ(゜Д゜)

完全ノーマルな車体ではなく、前後タイヤがサイズアップしてる関係で表示距離やパワー食われ
などで悪くなるのはしかたないけれど、上り坂でストレスを感じつつ、いつもの調子で走らせた結果
がこれなら、ビッグキャブ化の時の燃費43㎞~46㎞と大して変わらない。

いや、悪い数値と同等ってのが予想外の結果だったよ・・・

人はおもしろいもので、良くなるであろう改造を加えた時は勘違いでも良いと思い込みたい動物
だけど、数字は正直に出るものだ。w

キャブ改造後の体感で得た感想から純正へ戻した結果を羅列してみる。

・4000回転からの吹け上がりが明らかによくなった。→ 吹け上がりが少し遅く、力強さが減った。

・慣れた道でのアクセル開度が少なくなった。→必要アクセル開度が増す場面が増えた。

・吹け上がり良くなった分、平地での加速時にシフトアップが早めになってちょっと忙しくなった。
 →
 パワーバンドに入るまで少し遅いのでシフトアップタイミングが遅くなった


・上り坂途中のシフトダウン率が少し減った。→シフトダウン率が明らかに増えた。

・郊外4速オートマ走りや4速・5速での再加速時にシフトダウンせずに済む場面が多くなった。
 →シフトダウンの場面が増えた。

・細かいワインディングでの3速が実に美味しい。→アクセルによる立上がりが弱いのでその都度
 シフトダウンする忙しさが起きた。

キャブ変更前後の感想は一致してる。
燃費が劇的に改善するどころかストレスを感じつつ悪くなるくらいなら意味が無いので、またPD24に
戻しておいたよ。
PD24だとアクセルワークがワイドオープンになる状況がかなり減るので、結果的に無駄な燃料消費
にならず、燃費も許せる範囲内に収まる。

ネタとして、加速ポンプを装備していないPD24ではどうなるか?って興味が湧いてきた。
一時的に加速ポンプ制御ワイヤーを外してみれば実験できるだろう。
あるいは新たに入手してシングルワイヤーのスロットルケーブル化によるアクセルワークの重さ改善
も同時に狙うのもいいかも?

とりあえず、ノーマルYBRの弱点である上り坂の登坂性能を再認識した出来事であった。