YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

電気接点回復と保護

2017年09月17日 | バイク一般

台風18号の影響で絶賛引きこもりです!w

旬なネタが無いのでYBRの時に電装系に施工していた電気接点
の回復や保護の話を思い出して書いてみたよ。
バイクって乗り物はむき出しなので、長い間運用していると
電気接点が腐食したり接触不良を起こす場合があるよね?
そんな時に回復させたり、予防処置として保護する方法。

接点用の復活・保護剤。

タミヤ製の接点グリスやAZ製の接点復活スプレー。

腐食してたり汚れた接点を磨く品々。

台所用品のナイロンたわしやスチールウール。

バッテリー端子の汚れ。

これはまだ腐食していないけれど、バッテリー側の端子と接触
する面が綺麗でないと電気抵抗が大きくなる場合があって、電装
全体に影響したり最悪時は発熱してケーブル共々燃えてしまう時
があるから最重要箇所だと思うよ。

接点グリスを綿棒に染み込ませておく。

大量に塗る必要はなく、染み込めばOK。

スプレータイプを使うなら同様に。

いきなり接点にかけると余計な分が埃を吸着させて、かえって
問題を起こす場合があるから、最小限にするのだ。

先ほどの磨き用品で磨いて汚れや酸化被膜を除去し、保護材を
塗る。

こうすることで接触回復とその後の腐食防止になるのだ。

ギボシ端子も汚かったら磨く。

白くサビがひどかったり中々綺麗にならない時はスチールウール
で磨けば良いけれど、磨きすぎて腐食防止のメッキが剥げるのは
避けたいのでほどほどに。

保護材を塗る。

表面に薄く塗るだけで十分。

爪楊枝を使う箇所もあるよ。

爪楊枝をカッターで削って平たくする。

インジケーター用の端子。

綿棒じゃ入らない隙間はこうして塗ると良い。

110平型コネクタ端子。

このコネクター類は意外と腐食している事が多い。

色々な事情で雨ざらしにせざるを得ない車体や日本一周の長期間
ツーリングなど、出先で接触不良の故障を起こしたら困る場合は
不具合が起きる前に保護処理をしておくと事なきを得ると思う。

なお端子の分離を伴う作業なので1本1本丁寧に処理するか、自信が
無い場合はバッテリー端子みたいにわかりやすい場所だけでも掃除
と保護を行うと良いでしょう。
アクセスは大変だけど酷使されてるセルモーターのスイッチの接点
も効果あり。

以上、全てのオートバイが抱える電気接点の問題と解決方法の一例
でした。