YB号で久しぶりに中距離ツーリングしてきたよ。
リアタイヤの皮むきとフロントブレーキパッドの慣らしを
したかったのだ。
空を見上げて青空がある方角へ向かう。
いつもの貯水池で休憩兼昼食。
日陰がありがたい季節になったね。
昼食後に旧甲州街道を目指す。
旧道はクネクネ道だからリアタイヤの皮むきに丁度良い。
恋塚で休憩。
江戸から20番目の一里塚なのだ。
クネクネ道が多いためか好んで走るライダーも見かける
けれど、この道は狭いために飛ばし屋さんはあまり見た
事が無い。
皆のんびり流す感じで通っている。
だから小排気量やタイヤの皮むきに適したルートなのだ。
途中から中央道の側道へ進路変更。
このまま大月まで行ってから小菅村方面へ向かおうと決め
た途端、進路方向の山の上が怪しい。
空気が少しヒンヤリしてきたので、夕立ちでも降りそうな
予感がしてきた。
進路変更をして大月駅手前の奇矯・猿橋に寄る。
例年だと観光客で賑わっているはずが、今日は人影が疎ら
な状態で三密避け傾向らしい。
桂川にかかる猿橋はこんな断崖の渓谷に建設されている。
最も狭い場所でも水害で流される心配が無いけれど、こ
んな高さに建てるのは当時としては一大事業だったはず。
猿橋からちょっとした林道経由で都留市方面へ向かった。
途中の脇道に少し入ってみた。
小川のせせらぎが心地よい。
普段は早めに通り抜ける林道だけれど、今日はノンビリ
流すように走ったおかげで脇道を何本も見つける事が
できた。
次回はこの辺の脇道を散策したいものだ。
峠を越えて下りきるとリニア新幹線のチューブ鉄橋が
突然視界に入る。
利権も絡んで後に引けない事業・・・
現行の新幹線の長年の改良の中、果たして本当に必要か
つ費用を回収できるのか疑問のリニア新幹線なのだ。
都留市から上野原市秋山へ。
この道は快走路かつ渋滞が起きないから良く使うのだ。
クネクネ道を堪能したおかげでリアタイヤの皮むきは
済んだようだ。
特に無理して攻める事なくても、端ぎりぎり残して路面
を掴んだ感じ。
ヒゲはそのうちに無くなるだろう。
帰宅後、大力牌ブレーキパッドの慣らしの進み具合を
目視確認する。
約170㎞のツーリングを楽しんで、昨日の50㎞と合わせて
220㎞走ってこんな結果だった。
残りわずかを残してローターとの当たりが進んだ。
こんな具合から大力牌ブレーキパッドの慣らしは300㎞
程度必要と思っておけば間違いないだろう。
梅雨明けと自粛ムードの間で揺れ動く中、気分転換も
できたタイヤ皮むきツーリングでした。