YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

新緑の林道 燃費確認

2023年04月30日 | YB125SPツーリング

 GW・連休中は天気が予想できないので、貴重な晴れ予報を
信じて少し遠くまでYB号で行ってきた。
ついでにキャブレターをVM22からPZ26に変更し、その燃費
傾向を確認したいのだ。

 これがPZ26。

何回も換装してはセッティングを煮詰めた物だ。
VM22との比較→ 久しぶりのキャブレターPZ26

 外したVM22を観察するとガソリンがにじんだ跡がある。

パッキンが劣化し出したようだ。
このパッキンの入手はけっこう大変なので、今回の入れ
替えは良い機会だと思う。

 寸法互換だから載せ替えは簡単。

1発始動でアイドリングは安定している。
今回の内部セッティングは
・MJ:#90
・PJ:#33
・PS:全閉から1回転開け
・JNクリップ:上から2段
・微調整シム:クリップ下に0.3mmを2枚追加

 JNクリップ下の微調整シムの様子。

色々な走行試験で決定した0.6mm厚なのだ。

 これがシムの正体。

YOKOMOのラジコン用シムで模型などのホビーショップで
買った。
余談だが燃費を少々犠牲にして力強い走りを望むなら、
PZ27という選択肢がある。
当ブログでお馴染みな「ちょっとビッグキャブ」なので、
興味があればブログ内リンク集を見るかブログの検索機能
にPZ27と打ち込んで探すと記事が見つかる。
実際読者様もPZ27に換装して「もう元に戻れないw」と
好評だった。

さて、久しぶりに山梨県大月市の真木(まぎ)まで行く事にした。
昨年の秋にVM22の燃費確認で54.3km/Lを出したルートである。
リンク→燃費向上整備
さて。PZ26でどうなるか?

 甲州街道20号線を走り大月警察署を過ぎて最初の信号交差
「真木」で右折する。

 真木温泉を無視して進むと林道らしくなってきた。

途中で山肌に生えた藤の花がきれいだ。

 新緑が眩しい。

ここまで来て良かったよ。

 いつも場所まで来て記念撮影。

前回はここで引き返した。

 昔から林道・真木小金沢線は途中までしか通れないと聞いていたが、今日はどこまで
行けるか試したくなった。

どうせすぐに行き止まりだろう。

想像よりもかなり奥まで通れる。
そして標高はどんどん高くなって高原の様子になって来た。

 山桜が満開だ!

GWと言えば長野県の富士見町界隈で山桜が見ごろと記憶している。
富士見町は標高1000mくらいだから、ここもそんな感じなんだろう。

真木・小金沢林道は舗装路だけどかなりの箇所でアスファルトがめくれて大きな凹みが
ある。
うっかり穴を通過するとドシンと落ちてタイヤがバーストするかもしれない。
まるでジムカーナのパイロンを避けるように「ゆっくり」進んで来た。w

 なんと峠まで来れてしまった。

大峠。
良い名前だ。w

 通行止めのゲートは峠の頂上にあるんだな。


 そりゃ熊も居るわな。w


 振り返ると富士山ちゃんがチラ見していた。

「冬ならもっとクッキリ見えるぞ!」と、営林署のおじさんが教えてくれた。

 太陽の位置の関係でくすんで見える。

朝一番が良さそうだ。

 いつもの折り返し地点から約10㎞進んだことになる。

家の近所から約100㎞の道のりである。
さて引き返そう。

 本当に新緑が綺麗なタイミングだ。

帰りの景色もまた楽しい。
そして、大月市街地で昼食を食べてから来た道をなぞる。

 途中でメーターを確認すると燃料ゲージが丁度半分を指していた。

前回のVM22の時は137㎞だったので今回は悪い。
たぶん追加した大峠までの往復分20㎞が影響したんだろう。

 いつもの休憩地。

撮り鉄には有名な鉄橋らしい。

 帰宅直前にガソリンスタンドに寄って給油した。

今回は往復190㎞の道のりであった。

キャブレターPZ26の燃費の結果は・・・
4L入って47.5㎞/Lだった。

少し悪いが良いとも言える。
VM22よりも加速・トルク・アクセルレスポンスが良いので、
常用するのに好みな感じだ。
今回のセッティングで大正解。
これからもコレで行こう。

以上、新緑の真木・小金沢林道ツーリングでした。



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