なんだか関東地方はもう梅雨明けした感じで日中が恐ろしく
暑い。
今日は初めて自室のエアコンを稼働させた。
さて、しばらくYB号のネタばかり続いていたので軽4号の
HA36S 36アルトを少し改造した話でも書くよ。
後ろの荷室(ラゲッジスペース)の改造なのだ。
荷室の下にはこんな収納場所がある。
発泡スチロール製の収納スペースにはパンク修理キットや
パンタジャッキは収まっている。
そして赤い線の場所が天板を受け止めている箇所なのだ。
つまりその荷室板の上に乗る物の荷重は分散して赤い線の
部分で受け止めているのだ。
天板はこんな樹脂製ダンボール風の軽い物。
エアーキャップ(プチプチ)の構造に似ていてるけれど、
決してハニカム構造のような強度は無い。
厚さは4.5mm。
車重を軽くして低燃費化を実現させるための構造なので、
丈夫さは犠牲にしているのだろう。w
この板をもっと丈夫な材料に変えれば荷室に少し重い物を
載せても安心になる。
純正状態だと収納箱の穴の真上は柔らかくて穴でも開きそ
うだ。w
散々寸法と材料を調査検討して板を買ってきた。
MDF (Medium Density Fiberboard 中密度繊維板) 。
同じ値段だが厚さ4.0mmの物も有ったよ。
俺は将来的に簡易車中泊的な寝床を上に乗せる予定なので、
強度を増すために厚さ5.5mmに決定した。
MDFボードに純正板を乗せてみる。
無駄のない買い物であった。
油性ペンで切り出す形にケガキする。
この辺は下手に寸法変更せずに純正板のままの形が良い。
ジグゾーで切り出す。
中古1,100円で買ったジグソーがこの機会に大活躍。
凹み部分は角に6Φの穴を開けておいてから切る。
このテクニックは応用範囲が広いのだ。
切り出し終了。
縁に少しペーパーがけして角を丸くした。
仮に荷室に乗せてみる。
良い感じに収まる。
穴あけ位置は被せるカーペットの穴位置を実際に確認
しながら行うと良い。
純正板の穴でケガキしたら少しズレていたのだ。
重量物を載せてみた。
ミネラルウォーターの2Lペットボトル6本分、約12kg。
純正状態だと床が少し凹んだ感じになるのが、強化板の
おかげで安定して凹まない。
これなら少々重い荷物やキャンプ道具を積んでも安心だ。
純正板を上に載せて汚れ防止に使っても良いと思う。
さて、気になるのが板の重さだろう。
プラダン製の純正板は流石に軽くて277gだった。
強化板は1,430g。
約1kg増しになった。
燃費への影響が気になる人はダイエットすれば良い。
1kg程度ならすぐである。w
特に車中泊などを想定していないで普段使いで安心感を
増したいなら、厚さ4.0mmのMDFボードで作ると良い。
先代のワゴンRは実際4.0mm程度の純正MDFボードで十
分に役立っていた。
こんな感じで普段改造に興味が無い軽4号の36アルトでは
あるが、地味な部分を強化したお話でした。