山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

塩屋富士・クガニ岳・坊主森・ネクマチヂ岳攻略戦2

2015-04-24 08:47:09 | 修行・訓練
さあ、次の坊主森(ボウジムイ)に向かいます!

ヤンバルの森は深いです。色合いが素晴らしい。緑だけで何百種類もの色があるんじゃないかな?リタイアしたら油絵を描きたいです。

まあ、とにかくアップダウンの連続です(^◇^;)
地味に疲れます(^◇^;)

ここでイギミハキンジョウとボウジムイとの分岐にやってきました。この分岐からボウジムイの山頂まではわずか5分程度でした。

景色が開けてきました。

坊主森到着です!とにかく風が気持ちいい。これだけでも早起きして登山に来て良かったなと思います。



切り立った岩場で、この坊主森が一番沖縄の山って感じで良かったですね。

これから向かうネクマチヂ岳を望みます。

山頂の案内版で今一度ネクマチヂ岳までのルートを確認しました。

亜熱帯のジャングルを進軍します。

ものすごい下りが出てきて、帰りにこれを上り返すのかと、元カノのヤル気が一気にダウン(^◇^;)
励まし、誤魔化しながら進んで行きます。
いつも「もうすぐ頂上だよ!」「ウソつけ!いつもそんなん言って全然じゃない」というやり取りが僕らのスタンダードです(^◇^;)

イギミハキンジョウ。ラッスンゴレライみたく、ずっと何ですの?って思って歩いていました。

イギミハキンジョウに到着!山を降りて来た谷間の平地にある場所で、逆からの登山口になっていますね。坊主森の山頂で落ち合った年配ハイカー達(ウチナーンチュ)はここから登ってきたことが分かりました。
綺麗なトイレも完備、洗面所で顔も洗いリフレッシュ出来ました。
ここは沖縄にしては、本当によく整備された登山道です。

ハキンジョウの意味は看板に記載されていました(^◇^;)
ウチナーグチは謎解きみたいですよね(^◇^;)

残るネクマチヂ岳までのルートを確認。同行者の体力も考えて、1番楽にピークを攻略出来るルートをチョイスしました。

最短距離でネクマチヂ岳に登るために、5分ほど車道を歩きます。

車道左に登山口を確認。

ここネクマチヂ岳への登山道が1番深い森でした。相変わらず登山道は完璧に整備されていますが、その周辺の森が深い深い(笑)。トトロの森具合がすごくいい感じです。

内地じゃ見ない植物ばかり。



分岐。





開けて展望台に到着。

更に5分ほど進み、いよいよ頂上です。



三角点確認!ようせい確認!

ここがネクマチヂ岳のピークです。が、眺望はあまり良くないので、先ほどの展望台に眺望は任せておきましょう。
これで目標達成です。元カノを励ましながら誤魔化しながら、何とか自分の目標を達成しました(笑)



イギミハキンジョウに戻ります。

その後は同じ道では帰らず(アップダウンが激しい)、車道で登山口まで戻るプランにしました。

集落に出ると、猪を飼ってるオタクがあって、





コイツのみえらく人懐こかったなぁ(^◇^;)

僕のセンスズドンのお家もあり、

沖縄の風景、たまらないなぁ。

シーサー、あらためていいよねー。

ヤモリ?イモリ?大量にいる水場も通って、

ようやく登山口だと思われる場所への道標が。



地味にキツイ車道上り。

このカーブの先に、スタート地点のリゾートホテルの廃虚が見えた時は本当に嬉しかったです。
ピストンで帰る予定も、元カノの疲れと体力を考慮して、ピストンはせずに、事前にノーチェックだった車道歩きで下山したため、ルートが分からず不安でしたが、何とかビンゴで戻れました(*^^*)
ゆっくりゆっくり歩いて4時間くらいの登山でしたが、結構疲れました。

総評です。
まずは沖縄の登山、やっぱり最高です!
亜熱帯のジャングルを進軍していくシチュエーションが大好きです。
何度か言っているように色が映えるんですよね。
この日の気候は登山向きでしたが、梅雨の時期や盛夏は避けた方がいいですね。びっくりするくるい汗をかいて、その暑さと湿気に体力が奪われますし、何より不快です。
虫の最盛期も避けた方が良いでしょう。
ここ塩屋富士~ネクマチヂ岳までの縦走コースは登山道が完璧に整備されているところが素晴らしかったです。やはり蜘蛛の巣地獄の藪漕ぎはキツイものがありますから、快適な登山がベストです。
1番気持ちよかった頂は坊主森でした。
老若男女全ての方にオススメ出来るコースでした。