山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

三ツドッケ(天目山)攻略戦

2019-10-05 08:35:52 | 修行・訓練
【三ツドッケ(天目山)】
標高:1,576m
メンバー :単独
天気 :晴れ
駐車場/登山口:東日原駐車場→ 一杯水避難小屋→《西側巻道から》三ツドッケ(天目山)→《直登コースにて》一杯水避難小屋→東日原駐車場 ※ピストン
標高差:約1,250m(累積標高差)
総歩行距離:約11km

奥多摩で未踏破だった天目山、急登がキツイことでも有名ですが、今は体力作りの時期なので訓練登山として行ってきました!
ちなみに三ツドッケは埼玉側からの呼称で天目山は東京側からの呼称です。


東日原での登山はいつもこの駐車場を利用しています。※500円


目の前に看板があります。0655スタートです。

最初は車道脇の歩道が登山道になっています。


皆さんがブログに載せてる道標。



変化のない植林地帯を九十九折に登っていきます。しかしこの急登もそんなでもなかったですね。
更には60分くらい登るとトラバース道になるので楽チンです。



尾根歩きはほとんどフラットに感じて楽でした。

0840一杯水避難小屋に到着。
ここの道標、向かって左(西)は「酉谷山(長沢背稜尾根)・雲取山」で、向かって右(東)は「蕎麦粒山・川苔山」としか書いてなく、2方向しか分岐していないのに肝心の天目山(三ツドッケ)とはどこにも書いてないんです。あばば。
前夜に軽くですが人の山行ブログ読んだ記憶では、避難小屋の背面から急登を登るということが書いてあった気もしますが、長沢背稜尾根は雲取山に向けて標高が上がってく筈だと考えて、左に進みました。


15分ほど歩くと右「天目山・一杯水避難小屋」の道標が出てきてホッとしました。
しかしこの道標をみて分かったのが、これは西に巻いて回り込んでから裏手(北)から登るルートだなと。


たいした斜度ではありませんが、頂上直下の登りの感じです。


山頂標識が見えて来ました。


0905天目山登頂です。
スタートから2時間10分(直登すれば2時間ジャストくらいかな)掛かりました。
斜度は大したことないのですが、距離がそこそこ長かった印象です。




低糖質チョコケーキでカロリー補充。
10分休憩で着替えや水分補給を済ませて、0915下山開始です。


帰りは直登コースで下りて来たら、避難小屋にビンゴで突き当たりました。
0935くらいだから直登コースで下りると20分でした。

嗚呼リスのまといちゃん。


せっかくなので避難小屋内も覗いてみました。
清潔ですね。余裕で寝泊まりに使えます。
いつかの縦走時にね。


1030下山完了。


【総評です】
登り2時間10分、休憩10分、下り1時間15分の総計3時間35分の山行でした。
一定の人の山行ブログを読んで、そこそこキツい山(特に序盤の急登区間)だと刷り込まれ、相当覚悟して構えて行ったのが良かったのか、実際は拍子抜けするくらいの無血占領でした。
ハンバーガーヒルではありませんでしたね。
※感じ方に個人差はあると思います。
訓練登山になったかも微妙な感じでしたが、距離がそこそこあるから良しとしましょう。
頂上は狭いですがビューは360度開けていて開放感あります。
いつかネットで見ましたが、確か頂上周辺の都や埼玉県所有の樹木を無断で伐採し、頂上のビューを確保して計30万の罰金を払った三ツドッケの主がいるみたいですね。
犯罪は良くはないですが、そのお陰でビューがあるのです。
いつか酉谷山、天祖山と長沢背稜を避難小屋泊で縦走してみたいですね。

塔ノ岳・丹沢山攻略戦 2

2019-10-04 19:21:40 | 修行・訓練
2018年11月の山行のつづきです。

金冷シを過ぎると山頂が目の前ですので、キツイ勾配にも耐えられます。


山頂がら見えて来ました。





0945快晴の塔ノ岳に登頂です。


富士山を望みます。

少し拡大。




丹沢山に向かいます。






3、4回アップダウンを繰り返します。


塔ノ岳を過ぎると、一気に登山者が激減します。
塔ノ岳以降が丹沢をのんびりと堪能出来る区間なんです。










1030丹沢山登頂です。










いつも思うのですが、塔ノ岳からもうひと頑張りすれば丹沢の静かな山頂を独占して気持ちがのんびり出来るのに、なぜみなさんあんなにごちゃごちゃしている塔ノ岳山頂で時間を過ごすのでしょうか。
ちなみに塩むすびは登山における神です。
1050下山開始です。


お前の悲しみはどこまで深いのじゃ😭!
山火事は絶対にダメ!
ウサギをこんなに落ち込ませたら絶対にいけん!


1310下山完了です。

【総評です】
登り3時間10分、休憩20分、下り2時間20分の総計5時間50分の山行でした。
いつもおススメするのは、ごちゃごちゃした塔ノ岳山頂から頑張ってもう一足だけ延ばして、静かで落ち着ける丹沢山に行ってみてということです。
このコースは3、4回目ですが、愚直なバカ尾根が登り甲斐もあるし、心身共に鍛えられるし、すごく好きです。今年もきっと12月とかに行くんだろうなーw
一度は丹沢最高峰蛭ヶ岳を日帰り攻略したいです。バカ尾根から行くか、それとも西丹沢自然教室スタートで檜洞丸から行くか…。
どちらにしてもハードアグレッシブな超ロングコースとなりますが。
それかテント買って、ゆっくり一泊二日で縦走すれば楽チンではありますけどね。
丹沢には毎年毎年お世話になりそうです。

御岳山・男具那ノ峰(奥の院峰)・鍋割山・大岳山攻略戦

2019-10-03 20:43:23 | 修行・訓練
【御岳山・男具那ノ峰(奥の院峰)・鍋割山・大岳山】
標高:929m・1,077m ・1,084m・1,266m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:滝本駅直下民間駐車場→ 御岳山→ 男具那ノ峰(奥の院峰) →鍋割山→大岳山→滝本駅直下民間駐車場 ※ピストン(帰りは巻道利用)
標高差:約859m(単純標高差)
総歩行距離:約11.4km

※昨年11月下旬に登山した時の記事です。2018年〆の山行となりました。
滝本駅の駐車場の値上げが酷いんで、少し下にある民間の駐車場にしました。1110スタートです。
この日は登山というより、晩秋の御岳山周辺を楽しもうというハイキングのような気持ちで、のんびりとしたこんな時間から登りはじめます(^_^;)








御岳山は滝本駅からの車道歩きがものすごく良いトレーニングになります。ふくらはぎが鍛えられます。

良く晴れた晩秋の素晴らしい日でした。
写真を見るとその時の空気感が思い出せます。


「山も木も 地球も泣きます 森林火災」
リスのまといちゃんは可愛いなぁー。




車道の登りは終わり、宿坊や商店などがある賑やかな区間に入ります。















外国人もたくさんいましたね。


1200御岳山に登頂です。


つづいて奥の院峰に向かいます。


紅葉が綺麗だったな。


山屋はみんな大好き纏リスちゃん。


奥の院を経て大岳山方面に向かいます。
さすがこの界隈は平日でも人がたくさん居ますね。


最初の車道歩きに続いて、ようやく本格的な登りを歩きます。


木の根は踏まないってのが登山のルールなんだけど、踏まずに歩けるか!


奥の院に到着。


奥の院の背後を登っていくと…


1235奥の院峰登頂です。

先を急ぎます。




1245鍋割山登頂です。

更に先を急ぎます。


大岳山荘が見えてきました。


あと少しです。

最後の頑張りどころです。


岩場を登って…


1325大岳山登頂です。


雲が多くなってきましたが、ガスってはいないのでビューは満喫出来ました。


山頂にて休憩。


2種チーズを使用したベイクドチーズケーキ。


濃厚で美味し!
糖分が体に染み渡ります。
エネルギーもね。
15分ほど休憩し、1340下山開始です。


入口の鳥居まで戻ってきました。


1500下山完了です。


【総評です】
登り2時間15分、休憩15分、下り1時間20分の総計3時間50分の軽登山でした。
慣れ親しんだ奥多摩、御岳山ですが深く縦走してみると、また違った良さが発見できるものです。
奥多摩駅→愛宕山→鋸山→大岳山→御岳山→大塚山→古里駅の縦走はやったことあるのですが、最後に電車で移動するのが面倒で、今回はピストンにしました。
このルートだと大岳山まで行くと、結構な達成感を感じますね。
低山歩きも大好きなんで、御岳山はじめ奥多摩は家からも1時間、1時間半で登山出来るし、最高のホームタウンですね。
危険箇所や難所なんてもちろんなし、老若男女問わず楽しめる山域ですので、皆さまも是非!
今回の山行では行ってませんが、七代の滝・天狗岩・綾広の滝・ロックガーデンが美しくて一般的には楽しいですよ。

滝子山・浜立山攻略戦

2019-10-03 16:38:51 | 修行・訓練
【滝子山・浜立山】
標高:1,615m・1,482m
メンバー :単独
天気 :晴れ時々曇り
駐車場/登山口:道証地蔵駐車場→ 鎮西ノ池→ 滝子山→浜立山→道証地蔵駐車場 ※周回コース(下山は破線コース)
標高差:約1,225m(累積標高差)
総歩行距離:約9.6km

最後は舗装されてないダートを1kmほど走り道証地蔵駐車場に到着。
駐車場と言っても路肩が広くなっているだけです。
youtubeで国道20号から道証地蔵駐車場までを撮影して投稿してる人がいて、その動画を見ないとたどり着けなかったと思います…。
動画を見る前はナビにHAL9000のように、何度も反対方向にUターン連呼して、謀叛を起こされてかなり右往左往して2、30分無駄にしましたから。
投稿動画にマジ感謝です。ありがとうございました。


駐車場からそのままダートを100mほど登ると右手に登山口が現れます。0830スタートです。

8割方沢沿いを登るコースでした。




トラバースが多くて、直登コースに比べるとかなり体力的に楽です。


右「注 難路」、左「迂回路」
独眼鉄に「男とは何ぞや?」と問われているようだ。
もちろん右に進軍しました。
結果は沢沿いで道が崩落しまくってました😱
滑落の危険有りでしたね。
押忍!


このコース全般に言えることですが、急登はほとんどなく、緩やかな登りが多い感じでした。

沢沿いを歩くのは気持ち良いですね。
ただ人は誰も居ないし、山深い雰囲気が、クマが出ない方がおかしいという空気感で、静かな山歩きながら、神経を張り巡らせて警戒し続けました。今日ほど熊鈴持った方が良かったと思ったことはなかったくらいです。(でもうるさいから買わないけど)


道標がポイントで立っていて、道迷いの心配はありません。距離は一切書いてないので、ペース配分には苦心しましたけど。

途中廃墟となった小屋(元山小屋だと思う)もあり。


沢を縫うように進みます。


沢歩きが終わると、奥多摩の石尾根のような開けた区間が続きます。(防火帯かな?)

こんな感じ。熊の恐怖から脱出しました。


この日は行きも帰りも誰も会わず。
この広大な山域に人間俺1人。開放感もあるけど、孤独感もすごいね。


白縫神社に到着。右のポスト、記帳って書いてあるけど、まさか御朱印帳入れておけば朱印して送ってくれるとか!?




分岐に到着。左手は初狩駅から登ってくるコースのようです。右手はいよいよ山頂に出る尾根道となります。






1015滝子山登頂です。
地味に1時間45分休憩なしで登り続けました。
意外と長いのね。




天気もビューも良かったです。
ハエがめちゃくちゃいて、持ってきたあんパン食べれませんでした…。水分補給と着替えだけして、1025下山開始。


少し下ると南稜ルートとの分岐に浜立山の道標が出て来ました。下りながら寄って行く感じです。

実はこの後は道標は一切なく、ピンクリボンも100mに一つくらいだったり全然なかったりと、道が不明瞭で苦労しました。結果、浜立山山頂はスルーしていました(通った道から2mズレて山頂があったようです)。
電波も入らないし、低山だからと地図も持って来てないしで、人がほとんど踏まない破線ルートを下山してしまい、道が合ってるのか分からず1時間近く焦りながら不安な時間を過ごしました。
突然、行きの登山道に突き当たったときは、良かった!と声が出てしまいました(^_^;)

ほぼスタートラインに戻って来ました。心からの
安堵感を感じます。



1140下山完了。


【総評です】
登り1時間45分、休憩10分、下り1時間15分の総計3時間10分の軽登山でした。
大菩薩山系の南端に位置する滝子山は、今回企図したプランに合う山を探す中でたまたま見つけた山でした。
都内の自宅からアクセスも良かったし(ナビの謀叛のせいでだいぶ迷いましたが)、頂上からの展望も特に西側は八ヶ岳や南アルプスの山々を遠望出来て良かったですね。
下りに使った浜立山経由で帰るルートはマジで分かり辛い。一度違う尾根を下り始めてしまいましたが、歩いた感覚が人が踏んでない感じでおかしいと思い、すぐに登り返して正しい道を見つけたりして経験と感覚で下りきりました。初心者や方向感覚がない人は道迷いすること必至ですな。
俺も少し危なかった。
クマと道迷いの恐怖に怯えた山行でした(笑)