地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

新たに生まれること [Change.org]

2013-01-02 20:53:47 | 今日の御言葉
イエスは答えて言われた。
「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、
神の国を見ることはできない。」


『ヨハネによる福音書 』/ 3章 3節 新共同約


私たちは自分だけの幸せのために
神様を尋ねたのではありません。
神様が私たち人間の親であることを知り、
その神様が悲しみのお方であることを
知った時から、
自分だけの喜びをすてて
親なる神様をなぐさめたいと
決心したのです。
今、あなたの心がその出発の動機から
はずれていないかをたしかめなさい。






「変えられない社会」変えられるか ネット署名、日本上陸

■産経新聞2012.12.31 16:05

陳情対象に直接メール
 従来、街頭などで集めている署名をインターネット上で行えるサイト「Change.org」(チェンジ・ドット・オルグ)が今年夏、日本に上陸した。国内だけでなく世界中で賛同者を短時間で集められ、陳情対象に直接署名者のメールが届くシステムは、海外で多くの成功例を収めている。問題解決のために声を上げたり、議論したりすることが少ない日本だが、「変えられない社会」の空気を変える突破口になるか。(田北真樹子)

 今年8月、ドイツのフランクフルト国際空港の税関当局にバイオリニスト、堀米ゆず子さんのバイオリンが差し押さえられ、高額の輸入付加価値税を要求されるトラブルがあった。


※ベルギー在住の国際バイオリニストの堀米ゆず子さん。
危うく1900万円の関税を払わされるところだった。


 「音楽を楽しんでもらうために国境を越えるのに、その楽器に税金を支払えというのはおかしい」。堀米さんの知人で金融事業コンサルタントの門多丈さん(65)は「チェンジ」を通じてバイオリンの無償返還を求める署名を呼びかけた。
 署名は英語、ドイツ語、フランス語でも呼びかけられ、5400人以上の賛同者が集まった。名器「ガルネリ」は堀米さんに無償返還された。門多さんは「本当に何かに困ったとき解決のために声を上げる前例となればいい」と語る。
 「チェンジ」は2007年に米国で立ち上がった。今年から日本やフィリピン、インドネシアなどでも始まり、利用者は18カ国で2千万人を超え、うち日本の利用者は4万6千人。世界中で1カ月1万5千件の署名活動が展開されている。
 システムは、サイトで目的やその必要性などを簡潔な文章にして陳情対象に訴える形を取り、それに賛同者が加わると陳情対象に直接メールが届く。フェイスブックや短文投稿サイト「ツイッター」と連動させれば嘆願内容を瞬時に拡散でき、サイトで署名者の累計数がわかる。
 利用者は実名で登録する必要があるが、メールアドレスなどの情報は非公開だ。悪用される懸念も残るが、発信元が同じIPアドレス(識別番号)からの接続が集中したり、暴力・差別発言が投稿されたりすれば、チェックされた上で削除される。
 「チェンジ」の活動は主にスポンサーの資金でまかなわれ、国際人権団体など米英のNGO(非政府組織)が名前を連ねる。昨年の収入は約5千万ドル(約43億円)という。海外では、インドで農村における不当なカースト制度廃止や、南アフリカの同性愛の女性に対する“矯正的レイプ”撲滅などで当局を動かした成功例が確認されている。
 最近では、南アフリカのノーベル平和賞受賞者、デズモンド・ツツ元大主教がノーベル賞受賞者を代表して、中国指導部に民主活動家、劉暁波氏の即時釈放と自宅で軟禁された夫人の解放を求める運動を今月上旬から展開しており、約40万人の賛同者を得ている。


選挙運動のネット解禁が実現するか?
(やっぱり政党が多すぎるよ!)


 一方、日本はネットに実名で意見表明したり議論したりすることを躊躇(ちゅうちょ)する傾向が強い。「人々が変化を起こせる。まずはディベート(論議)することが第一歩」
 「チェンジ」の日本キャンペーンディレクター、ハリス鈴木絵美さんは、「チェンジ」が一般市民の問題提起から始まる“ボトムアップ”の行動と話し、日本でも社会的な論議が活発化することに期待を寄せる。

(MSN産経ニュース-2012/12/30)



(写真) ハリス鈴木絵美さん。