地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

父母と隣人[<労基法違反容疑>女子高生「リフレ」摘発 都内17件]

2013-01-28 11:42:59 | 今日の御言葉
父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。


『マタイによる福音書』 / 19章 19節 新約聖書 新共同訳




世の中の
一番上にいる人たちから
聖人といわれるよりも、

もっとも貧しい人や
哀れな人たちから
聖人だといわれる
人のほうが

真の聖人です。



※有害業務 (労働基準法違反)


<労基法違反容疑>女子高生「リフレ」摘発 都内17件

■毎日新聞 2013年1月27日 20時28分配信

 警視庁少年育成課は27日、女子高校生が個室で客の足をもむなどする「JKリフレ」について、東京都内の17店を労働基準法(危険有害業務の就業制限など)違反の容疑で一斉捜索した。JKリフレはJK(女子高校生)によるリフレクソロジー(足裏などのマッサージ)の略称で、秋葉原を中心に人気が過熱しているが、少女を「売り物」にする業態が問題視されてきた。JKリフレに対する強制捜査は全国初。同課は経営者らから事情を聴き、同法違反容疑で立件する方針。

 捜索されたのは秋葉原8店、池袋4店、新宿3店、渋谷と吉祥寺が各1店。同課は、働いていた約100人を保護。約7割が18歳未満だったという。

 JKリフレは個室で女子高校生が会話しながら顧客の足などをもんだり、パジャマ姿で「添い寝」したりする。基本料金は30分3000円程度。同課によると、秋葉原では女子高校生の格好をした成人女性によるリフレ店はあったが、実際に女子高校生が働く店が確認されたのは昨年。1年で急増し、現在は都内に70~80店ある。

 JKリフレは表向きは性的サービスがないため風俗営業法の規制外とされるが、同課は労働基準法が18歳未満に禁じる「有害業務」にあたるとみて家宅捜索に踏み切った。同課幹部は「女子高校生との触れ合いを主とするサービスそのものが違法の疑いがある上、エスカレートすれば女子高校生が犯罪に巻き込まれる可能性がある」と話す。【黒田阿紗子】


※資料画像

 ◇「誤解され困る」…メイド喫茶「連絡協」会長

 秋葉原のメイド喫茶など約50店が加盟する「万世橋メイド系店舗連絡協議会」の佐々木俊一会長によると、「出張」がメーンの無店舗型JKリフレも増えている。佐々木会長のメイド喫茶には最近、サービスについて問い合わせが相次いでいるが「どの店も風俗色が強いと誤解されている。これが秋葉原の文化と思われては困る」。

 協議会は月1、2回、街中をパトロールして無許可のチラシ配りなどに注意を促すが、なかなか改善されなかったという。佐々木会長は「高校生の仕事とは思えない。警察の摘発は当然だ」と憤る。



(写真)女子高生マッサージ店の捜索
■時事通信 1月27日 21時34分配信
18歳未満の少女らに客の体をもませるなどした疑いで、マッサージ店を家宅捜索する警視庁の捜査員=27日午後、東京・秋葉原



自由にするもの「独立した諜報機関が必要」

2013-01-28 01:39:42 | 今日の御言葉
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。


『ヨハネによる福音書』 / 8章 32節 新約聖書 新共同訳


人生において
愛を受けたいと思うなら
まず愛を与え
他のために生きなければなりません。




【アルジェリア人質事件で犠牲になった新谷正法さんのひつぎに花束を手向ける日揮の川名浩一社長(右端)ら=26日午後2時7分、成田空港 】




【アルジェリア人質事件】

元外務省主任分析官の佐藤優さん
「独立した諜報機関が必要」


■産経新聞2013.1.22 01:32


 元外務省主任分析官の佐藤優さん(53)の話「覚悟していたとはいえ、非常に悲しい結果となった。今回の人質事件が起きた一番大きな原因はリビアの崩壊だろう。リビアは地域の大国で、カダフィ体制があることで地域のバランスが取れていた。このカダフィ政権が倒れ、バランスが崩れ、権力の空白が生じ、イスラム原理主義的なグループなどが活動できる余地ができた。

 日揮は1960年代から進出していて地域事情には詳しかったが、そのプロたちの想定を超えるインテリジェンス(諜報)能力をテロ集団が持っていたのだろう。今回の日本政府の対応はミクロ的な意味では、適切だった。情報感覚に優れ、秘密が守れ、他人の気持ちになって考えられる城内実外務政務官という最も適切な人を現地に派遣し、植民地支配が長く、自分とは異質な人間が何を考えているかをつかむのがうまい英国に情報を頼った。

 今後、テロの被害から国民の命を守るためには、諜報活動を強化する必要がある。そのためには、外務省や警察庁、法務省(公安調査庁)から独立したインテリジェンス機関を作り、そこで独自のキャリア職員を採用し、人材を育てていかないといけないだろう」



『インテリジェンス武器なき戦争』佐藤優 手嶋龍一


『インテリジェンス人生相談』佐藤優

■佐藤優 (さとうまさる)
佐藤/優

1960年生まれ。埼玉県出身。埼玉県立浦和高等学校卒業後、同志社大学神学部に進学、大学院神学研究科を修了し、神学修士となる。

同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、95年より外務省本省国際情報局分析第一課において勤務。1998年より主任分析官として活躍。2002年5月、背任容疑で逮捕、(7月に偽計業務妨害容疑で再逮捕)その後512日間東京拘置所に勾留される。05年2月執行猶予付き有罪判決(懲役2年6か月)を受け、2009年に刑が確定し、外務省を失職する。
著書に『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(2005年、新潮社、第59回毎日出版文化賞特別賞受賞)、『自壊する帝国』(新潮社、2006年、第5回新潮ドキュメント賞受賞)など。