地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

思いあがり[ヨイトマケの唄]

2013-01-03 14:24:00 | 今日の御言葉
互に思うことをひとつにし、
高ぶった思いをいだかず、
かえって低い者たちと交わるがよい。


自分が知者だと思いあがってはならない。


『ローマの信徒への手紙』12章16節 口語訳




会場が静まり返った『ヨイトマケの歌』(美輪明宏)。

派遣社員、非正規雇用化による賃金の低下、
母子家庭の増加、生活保護の増大・・・
生活苦は決して遠い過去の出来事ではない。

暗い社会が改革されるように祈りたい。




父ちゃんのためなら エンヤコラ
母ちゃんのためなら エンヤコラ
もうひとつおまけに エンヤコラ



今も聞こえるヨイトマケの唄
今も聞こえるあの子守唄
工事現場のひるやすみ
たばこふかして目を閉じりゃ
聞こえてくるよあの唄が
働く土方のあの唄が
貧しい土方のあの唄が

子供の頃に小学校で
ヨイトマケの子供きたない子供と
いじめぬかれてはやされて
くやし涙にくれながら
泣いて帰った道すがら
母ちゃんの働くとこを見た
母ちゃんの働くとこを見た

姉さんかぶりで泥にまみれて
日に灼けながら汗を流して
男にまじって綱を引き
天にむかって声あげて
力の限りにうたってた
母ちゃんの働くとこを見た
母ちゃんの働くとこを見た

慰めて貰おう抱いて貰おうと
息をはずませ帰ってはきたが
母ちゃんの姿見たときに
泣いた涙も忘れはて
帰っていったよ学校へ
勉強するよと云いながら
勉強するよと云いながら

あれから何年たったことだろ
高校も出たし大学も出た
今じゃ機械の世の中で
おまけに僕はエンジニア
苦労苦労で死んでった
母ちゃん見てくれこの姿
母ちゃん見てくれこの姿

何度か僕もグレかけたけど
やくざな道はふまずにすんだ
どんなきれいな唄よりも
どんなきれいな声よりも
僕をはげまし慰めた
母ちゃんの唄こそ世界一
母ちゃんの唄こそ世界一

今も聞こえるヨイトマケの唄
今も聞こえるあの子守唄


(作詞作曲 美輪明宏)



(資料写真) ヨイトマケの様子。
現在はランマー[転圧機]の登場で使用されない。



【紅白視聴率 年間最高42・5%!話題性高い初出場組健闘】



■ニッカンスポーツ 2013年1月3日 06:00



 昨年大みそかのNHK「第63回紅白歌合戦」の視聴率が午後9時からの第2部で42・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、年間最高を記録した。局内で“合格ライン”とされる40%超えは5年連続となった。美輪明宏(77)ら話題性の高い初出場組と、矢沢永吉(63)ら意外性のある特別枠の出演が好結果につながったとみられる。

 年末の国民的番組が貫禄を示した。12年の全番組で初めての視聴率40%超えをマーク。テレビ朝日が6月12日に放送したサッカーW杯ブラジル大会アジア最終予選「オーストラリア―日本」の35・1%を抜いて、年間でNo・1の数字を叩き出した。

 エンターテインメント番組部の古谷太郎部長は「50組の歌手の皆さんと特別ゲストによる珠玉の歌のパフォーマンスにより、“歌で 会いたい。”という番組のテーマが際立ち、歌が持つ力とその感動を多くの視聴者の皆さんにお伝えできたものと考えます」と達成感をうかがわせるコメントを発表。

 ステージはフレッシュさが前面に出た。事務所幹部解任騒動を起こした小林幸子(59)が落選した一方で、77歳にして初出場となった美輪のほか、関ジャニ∞、SKE48、ももいろクローバーZら今年を象徴する勢いあるアイドルグループらが初選出された。


※ゴールデンボンバー(金爆)

 初出場12組は、14組だった08年以来の2桁。08年は前年よりも2・6ポイントアップしていたため、今回もその“効果”が注目されていた。結果、0・9ポイントの上昇でその08年以来の42%台。あるNHK関係者は「40%台の番組が一つもなかった年に、この数字を残せたのは良かった」とホッと胸をなで下ろしていた。

 ほかにも、矢沢が白組特別枠で会場のNHKホールで歌い、MISIA(34)が紅組特別枠としてアフリカから中継で登場。震災復興支援を目的に16年ぶりに再結成したプリンセス・プリンセスが最初で最後の紅白登場など話題が豊富だった。午後7時15分からの第1部は33・2%だった。



※紅組のトリて歌う、いきものがかり。