衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

血液検査結果はようやく基準値内へ

2020-09-06 12:34:22 | アジソン病

こちら地方は奄美や沖縄に接近中の超大型台風の影響で、この数日は晴れて異常に蒸し暑く、突然の強雨や稲妻と落ち着かない空模様。

それでも昨朝から今朝の犬散歩時は北東の風が入り込み、日陰に入れば心地良い涼を感じることもできました。

 

そしてこのところのボブはアイリッシュセター♂特有の活力が戻ってきています。これは投薬の一つ、活力が出るブレドニゾロン効果のようです。なので元気だけどあまり歩きたがらず、ボブお気に入りのコースである桜道の中ほどまでを回り道で一周、近所のこの木が見えるところで自宅へ戻る意思を示します。

 

ヤシのようなハゼの木

 

散歩後はグルーミング

洗顔後すっきりのヴァレンシア、日向にいるのは

 

三頭皆フリーにするとぶつかり稽古が始まり、濡れていると滑って危険。特にボブは後ろ脚ヨロヨロすぐ転がるのにヤル気スイッチが入る。お調子モノ二頭は係留して足洗後に歯ブラシやブラッシング、そして耳掃除。

スノウはフリーにするとテラス先端部分の陽の当たる鉄板上へ。蓄熱しない塗装面だけどかなり熱いハズ...

 

熱いテラスで寛ぐ?スノウ

 

犬部屋前の下テラスにて

 

ところでこの日はボブの通院日でした。

トイレ時間の都合上、ヴァレンシアも同行。

バリケンは直射日光で熱がすぐにこもるため、この日は後部座席を倒し近くの動物病院まで。この二頭はこのような状況でもおとなしく乗っています。

 

おでかけ嬉しい

 

 

5月にアジソン病が判明し、4か月を経たこの日の検査では、不安材料となっていた肝臓数値以外の項目はやっと全て基準値内ぎりぎりに収まりました!

アジソン病(副腎皮質機能低下症)は、腎臓の上にある副腎から分泌される副腎皮質ホルモン(ミネラルコルチコイドとグルココルチコイド)が不足し、90%以上障害されると症状が発現するのだそう。

人間ほどではないけれど難病で患畜はやはり多くはないのだそう。

ネットでさんざん調べたけれど、特に大型犬の闘病記録などはあまり見当たらず。なので、自分の覚書としても少しずつ綴っていこうと思います。

ボブの場合は昨年末前からの多飲多尿が尋常ではなく、何かで刺激されたときに咳症状もあり。おかしいなと思い動物病院に通院、さまざまに検査したもののなかなか原因が特定できず。5月に突然の嘔吐と脱力で反応も無くなり、現在通院中の近くの病院に搬送、緊急入院となりました。

その際は熱があり、生化学や血球検査の結果は肝臓や貧血、反応性蛋白の数値が高かったほかは基準値内。

ボブが入院してまもなく、私がずっと抱えていたもやもやを無くすため自ら獣医師に、もしかしたらホルモン関係では?と伝えてみました。そしてホルモンの検査(ACTH 刺激試験)をして頂いた結果、アジソン病と判明。入院中の毎日の血液検査では、その特徴の一つ、カリウムの数値も上がってきました。

もっとも私はクッシング症候群を疑っていたので、思ってもいなかった真逆の結果でしたが、ホルモン関係の病気であることには違い無かった。いずれも何かが絶対におかしいと思っていたので、ようやく原因がわかって嬉しかった!

それほどアジソン病はよほどひどくならないと、一般的な血液検査結果だけでは判明しにくく、飼主による何かおかしいなという日々の観察と、確定診断にはACTH 刺激試験が必要となるのです。

 

ボブはまだまだ多飲多尿が収まらず、投薬はまたもや増量となりました。投薬についてはまたの記事で。

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