GW二日目、先日に引き続きの湘南国際村への用事ついでに、関渡川下流でワンズを遊ばせてみた。
蛍が観賞できる遊歩道よりも、やや広めの沢が海まで続いている関渡川下流。ちょうど、秋谷海岸から湘南国際村へ抜ける二つのトンネルの間で、一瞬、眼下に見える小さな渓谷である。
そのトンネルを抜けた右側の林道沿いから、沢へは何ヵ所かの降り口がある。
沢へ降りてすぐ、辺り一帯に咲いていた名も知らぬ可憐な野草
沢幅や深さは余り無いものの、子供や犬を遊ばせるにはちょうど良い。
丸石が敷いてあるところは、飛び石しながら渡っていく。
両側は崖地。空気がひんやりと心地よい。
延々と続く玉砂利の道。
ここでもガビチョウが賑やかに囀っていた。
知らぬところではバカ力を出し、引きが強くなるボブ達。この滑りやすそうな大きな石を二頭引きで下るのは至難の業。
途中、小さな滝のようなものもあった。
身体が茶色く、脇腹辺りが黄色い小さな野鳥が出現。
ヴァレンシアのアドレナリン分泌量はMax。
正面に見える橋は、海側から湘南国際村へ向かう二つのトンネルの間。
この辺りになると渓谷を抜け、辺りが開けてくる。
そのまま進むと、東屋らしきものがあり、ベンチで休憩することが出来る。
飛び石を渡り、反対側へ。
イケイケ娘のヴァレンシアと、沢を渡ることに躊躇したボブ
どうにか沢を渡り、東屋へ。
テーブルやイスのある場所では、食べ物が落ちていることがあると知っているアサマシイ男
GW中であるため、ハイカーが目に付く。
この先は間もなく海に流れ込む場所。
犬の声が上流から聞こえたため、ここから林道に抜けることにした。
もう一度、飛び石を越えていかねばならない。
しかし水に入りたかったヴァレンシアは、フレキシリードに変えた途端、沢に跳び込んでしまった。
どんどん先を行くヴァレンシア。
既に反対側の岸へ到着している。
と、思ったら、また沢へ入り、こちら側へ戻ってきた。
水が余り綺麗で無いのが気になる...。
ヴァレンシアはいつまでも水の中から離れない。
ようやく呼び戻し、一気に林道上へ駆け上がる。
この先、とても狭い林道を進む。
何かの小屋を発見。かなりの台数の車が止まっている。
たくさんのタンクを持った人たちが、勢いよく溢れ出ている水を汲んでいた。
子安の里の天然水汲み場
必ず一旦沸かしてから飲料水として使うのだそう。美味しいだろうね、きっと。ちなみに、ワンズは匂いを嗅いだだけで飲まなかった。なんともったいない。
この先で林道は終点。ワンズにとってはなかなか楽しい沢歩きであったと思う。
その後、実家へ立ち寄るため、湘南国際村を葉山方面へ下る。
ツツジがとても綺麗な湘南国際村の斜面
間もなく左手に「KDP」という保護犬団体の看板が見えた。保護犬が2頭もいる我家、このまま見過ごしてはならぬ気がして、急きょ立ち寄ることに...。
そこではちょうど、KDP(神奈川ドッグプロテクションズ)の里親会&フリマが開かれていた。
駐車場は満杯。既にたくさんの人で賑わっていた。
駐車場警備、受付、バザー会場、地産物販売などは全てKDPスタッフが行なっている。私も梅干しや新鮮な野菜類を購入。売り上げは保護動物達のために使用される。
犬を見たい人は受付でアンケート記入し、張られたロープ内で保護犬達と触れ合うことができるシステムのようだ。
ところでここで、とても穏やかな優しい目で、ボブとヴァレンシアに声掛けして下さったご夫妻と知り合った。
お話をしているうちに、ヴァレンシアの保護元であるCACIのことも存じていらした。とてもしっかりとした団体だと感じていると話され、なんだか嬉しい気持ち。
先代の愛犬はEセター、享年14歳であったとのこと。亡くなった愛犬と同じ犬種を迎え入れたいと、探しているのだそう。
話をしているうちに、この日の里親会でお見合いが可能な犬達の登場となった。なんと、大型犬から中型犬まで10頭以上を一人で引き連れている。
その中にはセターが二頭おり、トレーニングが行き届いていることが判る。
スタッフのアナウンスで入場する犬達
その後振り返ると、先ほどのご夫婦はセターズと触れ合っているようだ。
良いご縁が見つかりますよう。
セター種を見ると、ワタクシも思わず気持ちが入ってしまう。
触りたい衝動を抑え、先を急ぐことにした。