衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

雷様

2012-05-30 19:26:43 | 
ピシッ!!バキバキバッキーン!!!

昨夜の寝る前散歩時に轟いた近くに落ちたらしい雷。グループホームにいるマルコちゃんの散歩が終わって、我が家のワンズの散歩時だった。稲光が見えたと思ったらすぐ続いて地響きするほどの物凄い音。その後も二度、三度と立て続けに起きた物凄い光と音。


言うまでもなく、雷が苦手なヴァレンシアはひっくり返らんばかりの慌てよう。トイレを済ませた後だったことは幸いだった。怪しい空であったため、リードは極端に短くしていた。

ヴァレンシアはすっとんで家に戻りたい心理からか、強く引いたと思ったら、後ろ二本脚で立ちあがり、物凄い勢いで坂道をぴょんぴょんと下っていく。

さすがの私も、危険な雷であると感じたものの、カンガルーが慌てているようなヴァレンシアの足運びに思わず可笑しくなった。ボブも恐る恐る歩を運んでいる様子。


家に戻りテラスで足を洗っている間にも、早く家の中に入りたい様子が明らか。家に入り、雨で散歩拒否したジェッシーのトイレシートを交換するため、トイレのクローゼットを開けたとたん...。

ヴァレンシアが転がるように中に入ってしまった。



外に出るように呼んでも聞く耳持たず。クローゼットの中にあるものをかき分け、自分の居場所を作って座り込んでいる。

ようやく出てきたと思ったら、私の側を離れない。

仕方ないので家事が残っているキッチンに入れると、椅子の後ろに隠れ、冷蔵庫の前で可哀想なほど小さくなっている。







それほど怖かったのね。

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コンフォティス

2012-05-29 20:37:37 | その他
我が家での蚤ダニ駆除剤は今までフロントラインプラスを使用していた。しかし先月からジェッシーとヴァレンシアにはコンフォティスという内服薬を処方してもらっている。

ボブはフロントラインプラスがまだ3カ月分ほど残っているため、服用させていない。

コンフォティスは、スピノサドを有効成分とした犬の経口ノミ・マダニ駆除剤。投与後30分でノミが落ち始める速やかな駆除効果と、約1カ月間の持続効果を兼ね備えているらしい。また、優れたマダニ駆除効果を有すると製薬会社のページに記載があった。

コンフォティス錠の有効成分であるスピノサドは昆虫類やダニ類などの節足動物の神経系には作用し、哺乳類の神経系には作用しないため高い安全性があり、その有効成分は天然の土壌微生物の発酵によって作られた物質らしい。

猫や14週齢未満、体重2.3kg以下の子犬には使用できない。副作用としては嘔吐することがあるとのこと。


殺虫剤を内服させるというイメージがあったため、今まで積極的な使用を控えていた。しかし高い安全性と、天然の土壌微生物の発酵からなる製品であるならと、先月から試している。塗布薬と違ってべたべたしたり、犬同士のじゃれあいに気遣う必要もない。また、塗布薬と違って成分が均一に行きわたる利点もある。


初回の先月に投与後の翌朝、ヴァレンシアとジェッシーは二度嘔吐した。ジェッシーが嘔吐することはあまりないため、薬が原因であると思われる。ジェッシーの耳治療でお世話になっている三枝先生にも報告、次回の投与でまた何か問題が起きるようであればフロントラインに戻したらどうかというアドバイスもいただいた。

そして昨夜、二度目の投与を行った。これで再び吐き戻しがあるようなら、フロントラインに戻すつもりでいる。投与時はフードと一緒に与えることで最大の効果があるという説明書きがあったため、細かく砕いてフードに混入。大好きな馬生肉と一緒に混ぜ込んでみた。

薬はビーフフレーバーで簡単投与というふれこみだが、匂いは太田胃酸に似た漢方薬のような感じ。ジェッシーはペロッと平らげたが、先月吐いたときのフードの匂いを覚えていたのか、ヴァレンシアは用心深かった。

フード一つ一つの匂いを嗅ぎながら、怪しいものはフードボールの下に落とし、嫌な顔をしながらの食事。ヴァレンシアが下に落としたフードを私が再びフードボールに戻すの繰り返しで、なかなか食事が終わらない。

その間、ヴァレンシアが食べる気が余りないことを察したボブが、どうにか横取りしてやろうと隙を狙っている。それを阻止しながらの見張りは20分近くにも及んだ。


V「マジカッタわよ~」


そして今回は、今夜のこの時間までまだ吐き戻しは無い。



B「オイラはまだ飲んでないぜ」



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琴ちゃんの成長

2012-05-28 21:03:30 | 
桜道で久しぶりに会ったアメリカンミニチュアホースの茜ちゃんと、新たに茜ちゃんの家族になった琴ちゃん。



琴ちゃんは洞穴の中で捕獲され、後に保護団体によってレスキューされた元保護犬。その生い立ちに、生き物との接触がほとんど無かったためか、とても憶病で怖がりだったと聞いている。

ところがこの日の琴ちゃんは、ちゃんと挨拶ができる素敵なレディに成長していた。表情もとても柔らかくなっていて、子犬から品のある美人犬に大変身。



直前まで吠えまくりだったヴァレンシアにも上手に挨拶。

琴ちゃん、すごい進歩だよ。

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マルコの夜

2012-05-27 20:54:19 | 
今夜の記事は嬉しい出来事から...。

休日出勤のために「山科」の犬散歩ボラに行かれない私に代わり、本ブログに時々コメント下さっているりりまむ様がボランティア参加して下さいました。りりまむさんは、「CACI」経由で本ブログの存在を知り、さらに衣笠山でもお会いしたことのある方。また、「ちばわん」から里子を迎えていらっしゃるようです。ブログ効果と、通じた出会いに感謝し、ここに改めてお礼を申し上げます。


さて、「さくらの里」のグループホームで過ごしているマルコちゃん。



この職員さんが自分のご主人様だと思っている様子



職員さんが移動すると必ずついていきます。







毎日せっせとブラッシングして下さっていたのね



今度、新しいブラシを買って持っていく約束をしました。コートが豊かでふさふさのマルちゃんにはどのようなブラシが良いのでしょうね。

この職員さんはマルちゃんのことで何かわからないことがあると、このように、「さくらの里山科」の犬担当畠さんや私に相談して下さるのです。私もそれほど知識があるわけではないけれど、マルちゃんのために応えてあげたいと思っています。


マルちゃんは寝る前散歩時に私が迎えにいくと、嬉しさに嗚咽しながらすっとんできます。その様子を撮ろうと何度も狙っているけれど、いつもコンデジのシャッターが間に合わず。そして顔じゅうなめまわし攻撃。



先日の夜散歩時には、近所の家の前で突然尾を振り、その家の門まで力強く私を引いていきました。どうしたのかと思っていたら、その家のご主人が玄関ドア前にいらしたことを匂いで判っていた様子。








「よくわかったね、賢いね」と、ご主人にオヤツを頂き、奥様にも頂いていました。


このように近隣の方にも愛され、とても落ち着いた日々を送っています。さて、まもなくマルちゃんをお迎えに行く時間...。


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衣笠山のオオクワガタ

2012-05-26 08:52:00 | 
衣笠山はカブトムシやクワガタの季節を迎えました。


昨夜の寝る前散歩時にヴァレンシアが発見した昆虫。いつものように両手で叩きのめしたあと、口に咥えて振り回すはずだった。

しかし首を振って振り回すどころか、いつもと様子が違うことに気づいた。昆虫に上唇を挟まれて痛がっている。ようやく地面に振り落としたところを見ると、今まで見たこともないとても大きなクワガタ。



ヒラクワガタ?

この大きなはさみで唇を挟まれたら確かに痛いよね、ヴァレンシア。



ワンズの排泄用ティッシュにくるんでからビニール袋に入れ、家に持ち帰った。クワガタ図鑑で調べるとオオクワガタ。どのくらいの大きさかというと、


ご主人サマの手のひらとほぼ同じ大きさ



ガン見のヴァレンシア




さすがにこれはもう口に入れないよね。




明日の朝、小学生の子供たちに見せたあと、ホタルの里にでも放してあげようか。

衣笠山ではこの時期からクワガタやカブトムシをよく見かけるようになる。盛夏はあまりいない。昆虫探しは6月までが最もチャンスなのです。

そして蒸し暑い日々が間もなくやってくる。



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