夜中に突然目が覚めると、どこからともなく線香の匂いのような、畳のい草のような匂いがふわっとしてきました。
うちには仏壇も畳の部屋もないので「あれ?何だこの匂い」と思ったのですが、その匂いを不思議に思っていると、母方の祖父の家の仏壇が見えて床の間がパッと見えました。
それを見たときに、なぜか「あ、おばあさん!」と死んだ祖母だと思いました。
そして、祖母の家の床の間に布団を敷いて泊まっていた小さい頃の思い出が甦り、懐かしい気持ちになりました。
小さい頃、お盆や正月に母方の祖父母のところへ行って帰ってくる時、必ず祖父と祖母はわたしたちが乗っている車が見えなくなるまで、二人並んで笑いながら手を振って見送ってくれました。
その手を振りながら並んでいる二人の姿が昔からとても好きでした。
その光景は見守られているような安心感をわたしに与えてくれました。
そしていつの頃からかその姿が、「高砂」の掛軸に出てくる翁と媼に重なって見えて、いつも祖父母の家から帰る時には清々しい気持ちになっていました。
そんな、手を振っている二人の姿を夜中に思い出したら、自分は愛されているんだなぁ…と気がついて涙が止まりませんでした。
あの頃に戻りたいなぁと思ったり、いろいろなことが浮かんできましたが、ひいた水のエレメントのカードのメッセージ通りに、いろいろな感情が浮上してきてもそれを押し込めないで浮かばせたままにしておこうと思いました。
戻れない日々だからこそ、今、側にいて会話を交わす人たち、家族や友達と過ごす時間はかけがえのない時間なんだ…と思いました。
おばあさんありがとう。
うちには仏壇も畳の部屋もないので「あれ?何だこの匂い」と思ったのですが、その匂いを不思議に思っていると、母方の祖父の家の仏壇が見えて床の間がパッと見えました。
それを見たときに、なぜか「あ、おばあさん!」と死んだ祖母だと思いました。
そして、祖母の家の床の間に布団を敷いて泊まっていた小さい頃の思い出が甦り、懐かしい気持ちになりました。
小さい頃、お盆や正月に母方の祖父母のところへ行って帰ってくる時、必ず祖父と祖母はわたしたちが乗っている車が見えなくなるまで、二人並んで笑いながら手を振って見送ってくれました。
その手を振りながら並んでいる二人の姿が昔からとても好きでした。
その光景は見守られているような安心感をわたしに与えてくれました。
そしていつの頃からかその姿が、「高砂」の掛軸に出てくる翁と媼に重なって見えて、いつも祖父母の家から帰る時には清々しい気持ちになっていました。
そんな、手を振っている二人の姿を夜中に思い出したら、自分は愛されているんだなぁ…と気がついて涙が止まりませんでした。
あの頃に戻りたいなぁと思ったり、いろいろなことが浮かんできましたが、ひいた水のエレメントのカードのメッセージ通りに、いろいろな感情が浮上してきてもそれを押し込めないで浮かばせたままにしておこうと思いました。
戻れない日々だからこそ、今、側にいて会話を交わす人たち、家族や友達と過ごす時間はかけがえのない時間なんだ…と思いました。
おばあさんありがとう。