
陽が当たらなくなった雲が陰になり、そこに細かな絞り模様が現れました。

一目一目丁寧に糸で括った疋田絞りのよう?
この雲は、この絞りを近場で見た様子とは違いますが、縮れた様子を遠目に見た感じかも…。(^^;;)
※疋田絞り(びった or ひったしぼり)
別名、京鹿の子(絞り)。
パチンパチンという音を立てながら、目にも止まらぬ速さで括ります。
くけ台に針金がついたようなものに引っ掛けて作業をするものと、指と指貫だけでするものとがあるよう。
総絞りの反物などは、括り終わったらズッシリと重いほど。
染めあがった反物から括った糸を弾く(絞り解き)のは面白い!
バチバチッ!ザザッ!!
予想外の音を立てて、絞った糸が弾け飛んでゆきます。
当然力任せではなく、加減やコツが必要なのは言うまでもない?(^_^;)