空のkiroku 雑記帳@goo

by 日蝕貧乏知恵者猫
この前、空を見上げたのはいつですか?☆彡
すぐ目の前にも美しさと不思議が溢れています!

10年前の今日、インドで

2005-10-24 21:43:38 | (旧)kiroku:sky/太陽・太陽柱
 10年前の今日。
 1995年10月24日、確か火曜日。
 私はインド・アーグラに居ました。
 黒い太陽に逢うために。



 上記画像の中央右寄りにゴマ粒のように写っているのは、暗くなったので寝ぐらに帰ろうと飛んでいる小鳥です。
 皆既継続時間は非常に短かったのですが、太陽が欠けて暗くなってきたら、小鳥達はテンヤワンヤで飛び交っていました。
 本当は朝焼けがもう少し赤みを帯びていました。
 ザラザラ画像ですが、お許しを~!

 観測場所は、郊外のファーテープル・シークリという昔の隊商宿の遺跡。
 その隣にはジャマー・マスジットというイスラム寺院。

 撮影準備の為に前夜から観測地に入りましたが、日の出前にはかなり冷え込んで、スウェット2枚重ねで過ごしました。さすが乾燥地帯?
 遺跡の壁からカノープスがチラリと顔を出したり、ディワーリのお祭りの花火が揚がったりで夜は更けていき、持って行った短波ラジオからは入感の悪い中国あたりの報時放送が、時折思い出したように…。
 東天が明るくなった頃にはイスラム寺院の塔に設置されたスピーカーからコーランが流れるという、不思議な雰囲気の中でワクワクとドキドキの落ち着かない気持ちでその時を待ちました。

 夕飯を食べてからかなりの時間が経っているのに、朝になってもお腹がすきません。ホテルでBOXのお弁当をもらってきているのですが、水分以外は喉を通らない…。
 久しぶりの皆既日蝕なので、緊張しているのでしょう。(^_^;)
 今回の日蝕に向けて、GPSを使った報時システムを製作しました。
 それをスピーカーに繋いで、ツアーの皆さんに時刻をお知らせするという任を担っていたので、そのせいもあったかも。

 第二接触前に振り返れば、そこには月の影が自分に向かって覆い被さって来るようなものものしさ!
 ここでは黒い太陽は、たった34秒。(だったよなぁ…記憶が。^^;;)
 月の縁から零れ落ちるルビー色のプロミネンスは最高!
 太陽の縁をソロソロと動いていくベイリーズビースや彩層がとても見事でした。
 「食分が限りなく1に近い方が、見ごたえがあるよ!」とは村山定男先生のお言葉ですが、その通りだと思いました。



 上記画像は、短い皆既継続時間だったので、とにかくしっかり見たい!と双眼鏡で見ている図。
 コンパクトカメラのインターバル機能で撮影したものですが、実はその辺にあった石を利用して仰角を出したために、水平が出ていません。(設置した時点では出ていた筈なのだけれど、ほぼ地面に直置きに近いので、ファインダをちゃんと覗けなかった。^^;;)
 GPSとスピーカーの面倒をみたりでバタバタしていて、設置してから予想以上に太陽の高度が上がってしまったために、コロナ上部が切れてしまひました。
(;_;)
 フィルム上ではなんとか入っているのですが…。
 オリジナルの日蝕Tシャツは、大好評でした。(^^)

 第三接触終了後、明るさを取り戻していく太陽の下で、みんなでシャンパンで乾杯しました!
 イギリスのTV局が取材に来たり、翌日アーグラ城(だったかな?)で出会ったインドのTVクルーにメキシコ皆既日蝕時の写真をあげたら、その夜のTVニュースで無断で使われていたり…エピソードには事欠かない旅。
 タージ・マハルも想い出深いし…。
 インドや皆既日蝕の写真は山ほどあるけれど、まだスキャンしていないのです。
 そう言えば、この時には気温計測もしたのだっけ。

 十年一昔とは言うけれど、とても懐かしく思い出しました。
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10年前の今日、インドに居ました

2005-10-24 21:39:36 | (旧)雑記帳/空
 10年前の今日。
 1995年10月24日、確か火曜日。
 私はインド・アーグラに居ました。
 黒い太陽に逢うために。



 上記画像の中央右寄りにゴマ粒のように写っているのは、暗くなったので寝ぐらに帰ろうと飛んでいる小鳥です。
 皆既継続時間は非常に短かったのですが、太陽が欠けて暗くなってきたら、小鳥達はテンヤワンヤで飛び交っていました。
 本当は朝焼けがもう少し赤みを帯びていました。
 ザラザラ画像ですが、お許しを~!

 観測場所は、郊外のファーテープル・シークリというムガール朝の首都宮殿遺跡の隊商宿(キャラバン・サライ)跡。
 その隣にはジャマー・マスジットというイスラム寺院。

 撮影準備の為に前夜から観測地に入りましたが、日の出前にはかなり冷え込んで、スウェット2枚重ねで過ごしました。さすが乾燥地帯?
 遺跡の壁からカノープスがチラリと顔を出したり、ディワーリのお祭りの花火が揚がったりで夜は更けていき、持って行った短波ラジオからは入感の悪い中国あたりの報時放送が、時折思い出したように…。
 東天が明るくなった頃にはイスラム寺院の塔に設置されたスピーカーからコーランが流れるという、不思議な雰囲気の中でワクワクとドキドキの落ち着かない気持ちでその時を待ちました。

 夕飯を食べてからかなりの時間が経っているのに、朝になってもお腹がすきません。ホテルでBOXのお弁当をもらってきているのですが、水分以外は喉を通らない…。
 久しぶりの皆既日蝕なので、緊張しているのでしょう。(^_^;)
 今回の日蝕に向けて、GPSを使った報時システムを製作しました。
 それをスピーカーに繋いで、ツアーの皆さんに時刻をお知らせするという任を担っていたので、そのせいもあったかも。

 第二接触前に振り返れば、そこには月の影が自分に向かって覆い被さって来るようなものものしさ!
 ここでは黒い太陽は、たった34秒。(だったよなぁ…記憶が。^^;;)
 月の縁から零れ落ちるルビー色のプロミネンスは最高!
 太陽の縁をソロソロと動いていくベイリーズビースや彩層がとても見事でした。
 「食分が限りなく1に近い方が、見ごたえがあるよ!」とは村山定男先生のお言葉ですが、その通りだと思いました。

 

 上記画像は、短い皆既継続時間だったので、とにかくしっかり見たい!と双眼鏡で見ている図。
 コンパクトカメラのインターバル機能で撮影したものですが、実はその辺にあった石を利用して仰角を出したために、水平が出ていません。(設置した時点では出ていた筈なのだけれど、ほぼ地面に直置きに近いので、ファインダをちゃんと覗けなかった。^^;;)
 GPSとスピーカーの面倒をみたりでバタバタしていて、設置してから予想以上に太陽の高度が上がってしまったために、コロナ上部が切れてしまひました。(;_;)
 フィルム上ではなんとか入っているのですが…。
 オリジナルの日蝕Tシャツは、大好評でした。(^^)

 第三接触終了後、明るさを取り戻していく太陽の下で、みんなでシャンパンで乾杯しました!
 イギリスのTV局が取材に来たり、翌日アーグラ城(だったかな?)で出会ったインドのTVクルーにメキシコ皆既日蝕時の写真をあげたら、その夜のTVニュースで無断で使われていたり…エピソードには事欠かない旅。
(※思い出したら、ちょっと違っていました。TVクルーに出会ったのは日蝕当日の午後で、ファテープル・シークリの宮殿前でした。日蝕観測成功後の高揚した気分で観光していたのネ。…ということで、オンエアは日蝕当夜。/2006年1月27日追記)

 タージ・マハルも想い出深いし…。
 インドや皆既日蝕の写真は山ほどあるけれど、まだスキャンしていないのです。
 そう言えば、この時には気温計測もしたのだっけ。

 十年一昔とは言うけれど、とても懐かしく思い出しました。

追記
 TBS『世界遺産』で、ファテープル・シークリをオンエア!
 http://sky.ap.teacup.com/lummox/193.html
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アラスカ航空機内でアラスカン・アンバーが楽しめる!

2005-10-24 12:19:09 | (旧)雑記帳/アラスカ
アラスカ航空機内でアラスカン・アンバーが楽しめる!
(2005.9.28付けニュース:英文)

 これまでなかったのが不思議なくらいなのですが…。
 10月1日より、アラスカ航空の機内でアラスカン・アンバーのサーヴィスが開始となりました。
 ファースト・クラスでは無料、エコノミー・クラスでは$5-となっています。
 いくつかのサンプルも楽しめるとのこと。



 アラスカン・アンバーはアラスカ州の州都ジュノーにあるAlaskan Brewing Co.のビールで、アメリカのビール・フェスティヴァルで受賞したこともあり、今ではワシントン州、オレゴン州、アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州、カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州にも進出しているそうです。
 Alaskan Brewing Co.のアラスカ航空への供給に関するニュース:2005.10.3付け(英文)

 アラスカを訪れて、このビールの味を忘れられない人も多いとか…。
 以前は日本国内でも入手可能でしたが(1本600円と高かった!)、数年前からは輸入取りやめになったようです。(;_;)
 アラスカに向かうシアトルから(メキシコやハワイ、アメリカ本土、カナダ国内など?)、アラスカの雰囲気を楽しめることになるかも。(^^)/
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空飛ぶ巨大アラスカン・キング・サーモン

2005-10-24 12:05:57 | (旧)雑記帳/アラスカ
空飛ぶ巨大アラスカン・キング・サーモン
 アラスカ航空 2005.10.1付けニュースより(英文)

 アラスカ州の州魚は、キング・サーモン。
 この度、体長30mという巨大なアラスカン・キング・サーモンが空を飛び始めました。
 正体は…飛行機の機体に描かれた鮭です。
 その1その2その3

 アラスカ産のサーモンは、スカンジナヴィアやチリ、ニュージーランド産(中には養殖のものも含む)に押されて、市場シェアは1:2程まで落ち込んでいるそうです。
 それを憂えたアラスカ漁業組合がアラスカ航空とタイアップして、今回の一大キャンペーンに打って出たという訳で、通常の倍の30人のペインターが、24日間かかってハンド・ペインティングしたそうです。(…で、塗装費用がかなりかさんでしまって、どこがその費用を持つかで揉めている…などというニュースも漏れてきたり。^^;;)

 ディズニーとタイアップして、有名キャラクターを描いた機体を所有しているアラスカ航空ですが(鮮やかなスカイ・ブルーの機体が目を引きますし、キャラクター達も可愛くて、実際に飛んでいるのを見るとちょっと嬉しい♪)、このキング・サーモンの機体はなおさらユニーク!
 かなりの人気を博しているそうで、「どこに行けば見られるの?」「乗りたい!」とアラスカ航空には問い合わせが殺到しているとか。

 Alaska Airlines Photo Gallery

 アンカレジ空港でのお披露目の様子
 ヒトとの対比で大きさが分かります
 巨大なサーモンの頭! 



 次にアラスカを訪れる際には、目撃できるかしらん?
 少しだけ残念なのは、尾翼のエスキモーおじさんの顔がないことかなぁ。(^_^;)
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TEPCOひかり クロスワードパズルでオーロラ旅行があたるチャンス

2005-10-24 11:59:57 | (旧)雑記帳/オーロラ
TEPCOひかり
 クロスワードパズルでオーロラ旅行があたるチャンス

 応募者の中から、“光るオーロラ都市”アラスカ・フェアバンクスを訪ねる4泊6日のツアーが、抽選でペア5組10名に当たります。
 キャンペーン期間:10月14日(金)~11月30日(水)

 クロスワードパズルを解き、正解すると応募可能。
 旅行出発は2006年2月~3月のいくつかの設定日からチョイスできるとのこと。(成田発着)
 一人1回限りの応募となっています。
 サイトには、チナ温泉で撮影された(と思われる)、カーテンの裾が窒素ピンクに光ったオーロラが掲載されています。

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