シロクマの保護区を指定へ、アラスカの50万平方キロ 米政府
2009年10月23日 AFP
Alaska challenges polar bears' threatened listing
Fairbanks Daily News Miner
2009年10月23日 AFP
米内務省は22日、アラスカ(Alaska)州の約51万平方キロを、ホッキョクグマのための「絶滅の危機にある生息地(Critical Habitat)」に指定する計画を発表した。
米国は前年5月、気候変動により北極海の海氷が激減しているとして、ホッキョクグマを「種の保存法(Endangered Species Act、ESA)」に基づく「絶滅の恐れのある種」に指定した。同法下では同時に「絶滅の危機にある生息地」を指定する規定だが、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前政権下の当時の担当官は指定を延期。ブッシュ政権も、アラスカの一部とその沖合での石油採掘を推進し、「アラスカでの石油探査はホッキョクグマには影響しない」と主張してきた。
Alaska challenges polar bears' threatened listing
Fairbanks Daily News Miner