
10月15日付け アストロトピックス@国立天文台
毎年10月中旬から下旬に活動をみせ、昨秋には予想を超える活発な活動を見せたオリオン座流星群。
今年も期待できるかも!?という予報が出ました。
(活動ピークは)10月20日8時頃 (紀元前1266年放出、時刻は日本標準時、以下同じ) と10月22日2時-5時頃 (紀元前1198年放出) と予報されます。
日本では、後者の時間帯で観測条件がよいのですが、予報時刻は数時間ずれる可能性もあり、放射点が昇る10月21日22時頃から空が明るくなる22日5時頃まで、注意して観察する必要があります。
上記の紀元前○○年放出というのは、オリオン座流星群の親であるハレー彗星が宇宙空間に撒き散らした、流星の元になるゴミ(^^;;)の軌道(ダスト・トレイル)のことです。
宇宙の中にはこういった道(?)が沢山あって、そこを地球が横切ったり近くを通ったりすると、地上から特に多くの流星が見られる…という訳。
21~22日は上弦過ぎで月は大きいですが、流星の放射点となるオリオン座からは月が離れているし、オリオン座が昇ってくる頃には月沈んでしまうので、条件良いですね。
(日曜から月曜にかけて…なのがちょっと残念ですが)
お天気が良いことを。
そして、暖かくして夜空を見上げましょうね。♪
私は画面では発見出来ませんでしたが、ライブ・オーロラでもいくつか見られたみたいですね。
私は土曜から風邪の引き始めのような状態で、オリオン座流星群観測は早々に諦めてしまいました。
我が家ではHRO観測(流星の電波観測)をしているのですが、アンテナの調子が芳しくなくて、流星の痕跡がノイズに埋もれているような…。(T_T)
遠征した友人からは、雲に泣かされたけれどそこそこ飛んだとの話で、やはり頑張った人にはご褒美がある…ということでしょうか。