アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

C47どなたか買いませんか。?

2023年08月27日 17時15分05秒 | オーディオ

プリアンプが4台あり使わなくなったプリアンプを手放します。

 
 
 
 
 
McIntoshのC47デジタルプリアンプです。
C48からイコライザー回路を省き、本来の機能に徹したプリアンプです。CD、SACDはもちろんハイレゾまで対応した多機能デジタルアンプですが、MM、MCどちらにも対応。かつアウトプットが2系統装備とアナログ派には見逃せないアンプです。
 
◆音質
伝統的な色濃く、分厚いサウンドをベースにSNがすばらしいクリアーな音色です。JAZZ、ROCkはもちろんCLASSICも楽しめます。
 
◆現状及び外観
細かく見れば微細なキズがあるかもしれませんが新品と言っても過言でないミントコンデイションです。リモコンは不使用です。
二重箱の元箱付です。
 
◆付属品
取扱い説明書、リモコン、電源ケーブル。
 
 
◆喫煙等
当方タバコは吸いません。完全禁煙環境で稼働していました。ペットもおりません。
 
 
◆中古品につき、ノークレームノーリターンでお願いします。
 
 
◆◆金額は320,000円です。
 
◆◆友人への声掛け、またオークション出品もしておりますので早期販売終了になる可能性がありますので、ご理解ください。
 
 

5月の床下バックロードホーン

2023年07月10日 01時14分41秒 | オーディオ
床下バックロードホーンシステム、4月16日に設置しおよそ1ヵ月経過、音も馴染んで初期エージング終了である。
5月2日に山積みだった段ボール15箱を開梱し、中の本を棚に配しやっと満足な空間ができた。何より、音の響きが全く違い驚いた。まさにbefore,afterでいかに段ボールが悪さをしていたかよくわかった。
 
 
620Bとの比較だが正直、聴きたくなくなるほど違う。ALTECだかJBLだTANNOYだの問題ではなく、箱型スピーカーの限界。バスレフでも密閉でも同じこと。バックロードホーンは以前長岡式のD70を所有していたが、同一形式とは言え、ホーン長4Mとの違いは明らかで方式自体の利点が、最大限生かされたようだ。
 
 
一番の違いは音の伸びやかさ。
全帯域伸び切っており、楽々音が広がる感じである。よりライブに近い音、自然な感じがする。もちろんボリュームはかなり、デカい。(笑)No26Lで10時から11時の位置。建替える前や実家ではどんなにボリュームを上げても9時が限界だった。といってもMC500のメーターとにらめっこしてもせいぜい5W程度の入力。(VUメーターで)
響きの良さは「木」ならではの質感かもしれない。コンクリートの響きとは違う気がする。さほど広くないので鉄筋コンクリートでの造作も考えたが、好みの問題で木造にしたが正解だった。単価(坪単価)は結果的にほぼ同じになったが。
 
カートリッジの違いが余りにハッキリでてこれまたビックリ。常用はaudio-TechnicaのATR-1という旧いMC、これを2,3年前に買ったSHURE M44Gに替えたら音が太く、濃くなった。ならば、とTypeIIIも試してみるとHiFiだが音が軽すぎて、「ありゃこんな音だっけ。?」と即取り外し。以前、某JAZZ喫茶のマスター曰く「M44G以外使いません。DL103、そんな高いモノ買わないよ。」と言われていたが、今になってなるほどなぁ、と納得。当時拙者103大好き人間、なんでかな?と不思議だった。
いわば、M44GはカートリッジのAlfaRomeo。わかる人にはわかるでしょう。(爆)で、1週間M44Gばかり聴いている。ただATR-1に比べると癖が強すぎるかなぁ、と感じ始めている。性能的、オーディオ的にはイマイチかな。?やはりM44Gだとレンジが狭く、ATAR-1に戻した。
今日は久々にClassic。(笑)
 
 
これが意外、いや大いにいける。ダイナミックレンジがJAZZとは比較にならないほど広く、オーケストラのティンパニー、チューバ、バスクラリネット等の凄まじい低音、弦楽器の分厚いユニゾンに圧倒される。
オペラに至ってはホールの大きさが想像できるほどだ。

「奏でる家」完成

2023年06月12日 00時04分42秒 | オーディオ

長らくサボっていたblog更新。

三月に新居が完成し、4月15日引越およそ2か月経過して「音」もかなり馴染んできたのでこれからガンガン更新しますぜ。(笑)

そもそも、何故「奏でる家」なのか。?家自体がオーディオに特化した、オーディオのための家だから。要は趣味に特化した家である。築55年経過した拙宅老朽化が目立ちそこかしこに傷みが目立ち、大雨が降ると雨漏りすらあった。

建替えにあたっては20年来の友人で建築家である小杉さんに依頼した。彼は「下馬の木造住宅」で数々の賞を受賞した、木造建築に造詣の深い建築家。秋田公立美術大学で教鞭をとり、かつ建築事務所コードアーキテクツを主宰。なにより同じAlfa Romeoフリークで現在も155V6を所有されている。拙者も155V6、164QV、156V6とAlfaV6エンジンに魅せられ続けている。

遮音性を考えコンクリート住宅も考えたが木の質感が好きなのであえて木造にした。

オーディオ第一のため、リニングルームのエアボリューム確保を第一に考え天井高4.2Mに。また定在波の発生を防ぐため、部屋のカタチ自体も変則的な5角形とした。遮音に苦労した。防音工事も考えたが専門業者に相談するも、坪単価80万円(ただし70dbの遮音性を実現)ながら拙宅は高い天井にて5割増しの120万円。広さは14.2畳これだけで800万オーバーとなってしまい建築費と合わせると、ボンビーな拙者の懐具合ではムリと判断。小杉さんといろいろ相談しながら、試作された模型をいくつか検討しながら現在のカタチに落ち着いた。

素晴らしいプランで、家の真中にオーディオルーム(兼リビング)周りに寝室、台所、洗面所を配する、という独創的アイデアである。

オーディオ側でも大きな決断をした。

ホーンシステムの導入である。床下にホーン長4Mのコンクリートホーンを設置した。システムの設計製作はエクスペリエンスの荒川さんに依頼。昨年彼のblogにアップされていた床下バックロードホーンの出音に驚き、是非とも導入したいと相談。620Bを愛用することを伝えると、旧宅で実施検証。音の好みを把握して頂き、システムに反映をお願いした。鮮度高く、レンジは広く、とはいえあまり広げすぎずJazz再生に最適な出音を、とまあ勝手なお願いである。しかも床下バックロードホーンの考案者(パテント所有者)で第一号(拙者は2番目)のオーナーであるIさん宅の音を聴きたい、という無理難題にも対応頂き、試聴も実現。レンジの広さに度肝を抜かれ、圧倒的な音質に脱帽した。

 

この項続く。

 

 


真空管マイクによる超絶生録比較実験

2023年01月11日 09時41分01秒 | オーディオ
 
9日の日曜日、先月富山を訪れたばかりなのに、たいへん興味深い催しが「音楽夢工房」で開催されるのを知り、滑川のオーディオ仲間柳澤さんをお誘いし、参加。12月は急な雪で往生したが、今回はなぜか雪は皆無。泊駅からザクザク雪を踏みしめながら歩いたことが信じられない。なんだか狐に包まれた気持ちだ。
 
 
音楽夢工房では、毎月偶数月の「愛聴盤集まれ」という思い入れのある音源を試聴しながら、愛聴盤の愛聴盤たる由来を参加者に披露する楽しい企画と並行して、奇数月は生演奏を題材としたイベントが開催されており、なんとんも羨ましい音楽環境である。主催者の加藤さんは元高校の校長先生で長年、クラシック音楽とオーディオに親しまれこの「音楽夢工房」(オール後藤ユニットで構成された、世界でも屈指のホーンシステムによるオーディオシステムと天井高10M、広さ50畳の音楽専用ホール)というミニホールまで造られてしまった趣味人の鏡とも言うべき方。温和で教養溢れる語り口は、お話を伺うだけでも富山詣での価値がある、というもの。
 
 
今回は第4回オーディオ談義 「ピアノ録音の試み」と題し、マイクアレンジの違いによって録音の違いを検証するというもの。生演奏を録音再生を繰り返し原音と比較を繰り返すというなんとも贅沢な企画である。ヤマハのグランドピアノC6を使い、高校で音楽の教鞭をとられる伊東さんにより、ショパンのスケルツォ第2番変ロ短調 作品31のさわり(序奏)が演奏された。ご存じの方もいらっしゃるかと思うが、非常にダイナミックで曲の振幅が激しい導入部である。
 
しばし素晴らしい演奏に浸った後コンデンサーマイク、RODE社製K2(真空管マイク)を複数本使用し、マイク位置の高低、音源からの距離の遠近により違いを録音再生。驚くほどの違いで同じマイクでこんなに違うものか、と感嘆した。当然と言えば当然だが生演奏に比べ情報の欠落は明らかで、常日頃聴いている音源の録音の難しさと、ミキサー(録音技師)のテクニックの凄さに思い至った。
 
 
富山詣今年はますますヒートアップしそうだ。

再始動

2022年12月31日 23時42分44秒 | オーディオ

拙宅建替え中にて実家に引越して早3か月。なんだかんだでオーディオはお休みしていたが、やっと1週間前に再始動。MC500を始め機器類も十分慣らしが終わり、なんだか以前よりご機嫌な出音を奏でているではないか。!!

設置場所は6畳ながら、2間続きの12畳。どうやら、エアボリュームな効いているのかな。アナログ、デジタルとも快調である。ただNo20.6は未だ冬眠中でMC500が活躍している。というのもここは、40A。拙宅は60Aにアップして問題なかったが、40Aだとブレーカー落ちまくりなのだ。No20.6は常時20Aを消費する大飯ぐらいだから。また拙宅用に作った特注のSPケーブルでは長さが足りない。冬場はかっこうの暖房器具と化すのだが。(笑)

 

デジタルが以前よりグッとリアリティが増し、録音の良し悪し、特徴が良く判別できるようになった。CDPを交換したから当然と言えば当然。SACDが聴けるようになったのも大きい。いや、SACD聴きたさに交換したと言っても過言ではない。手持ちのSACDが思いの外多くまた、好きな曲が多いから。

 

ショボいSPケーブル(OFC無酸素銅、112円/M)ながらこれで十分と思われる出音だがそこはそれ、マニアの端くれとしては不満足。年明け早々ベルデンのケーブルが届くから楽しみである。