吉祥寺で無残にも刺殺されてしまった若いアルバイト女性の事件。ルーマニア国籍の未成年者と日本人の未成年者による、通り魔的な凶悪事件。亡くなった女性の無念を思うとやり切れない気持ちでいっぱいだ。ご冥福をお祈りします。
この事件、早い段階から逃走する犯人の映像化が繰り返しTVで流されて、別の意味でなんだか背筋が寒くなった。
「1984」という小説をご存じだろうか。近未来の監視社会を描いた小説で常に当局に監視され、一党独裁?のシステムに疑問を持つと抹殺される社会を描いたもの。抹殺される(殺される)ことはないけれど、常に監視されている社会はすでに現実のものになっているわけで。
PC遠隔操作事件も然り。なんであんな辺鄙なところに監視カメラがあるのか不思議だが、逐一足取りが当局に把握され被疑者(この事件冤罪の可能性が高い。なぜなら、猫の画像はあるが、猫のクビにチップを取り付ける決定的な画像が、ない)が逮捕された。
駅でも、銀行でも、パチンコ屋でも、高速道路だけでなく幹線道路にはもれなく監視カメラが設置されている。おまけに顔認証システムの精度は日本が世界一。数千人の中から特定の人物を数秒で検出、識別できる。変装してもすぐに見破られるそうだ。
さらにビックデータの解析が進み、個人個人の細かい動きまで把握されている現実。
ビックデータの解析&監視カメラの画像&顔人認証システム。
悪い冗談なら良いがなんだか恐ろしい社会になりつつある気がするが気のせいか。??