アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

EIJI KITAMURA/SOPHISTICATED LADY

2017年01月14日 16時15分11秒 | ジャズ






今宵ではなく、まだ今日の一枚は北村英治のSophisticated lady。録音は1978年8月。レーベルはユピテルレコード。このアルバム、まず驚くのが録音が素晴らしいこと。これには本当にビックリ。ここ1,2か月で聴いたLPの中ではぴか一。群を抜く素晴らしさである。あたかも2トラ38の生録の音を聴いているかのようだ、と言えばお分かり頂けるだろうか。要は生の音を録音したオープンリールテープの再生音である。CDやSACDがどんなに優秀でも所詮缶詰。生の食材ではない。すなわち、鮮度抜群、生き生きとした音のこと。初めて聴いた時は椅子から転が落ちそうになったほど、衝撃を受けた。あいにく手元にもはやオープンデッキはないが、ソフトだけはまだ残してある。いつかまた聴いてみたい、とそんな気にさせるアルバムである。

御大、北村英治はもちろん他のメンバーも実に楽しそうに演奏している。失礼ながら、vibの増田一郎とdrumsの須永ひろし以外存じ上げないPlayerだが、なかなかどうしてみんな上手い。特にpianoの秋満義孝が素晴らしい。日本のJAZZ Musicianのレベルの高さを改めてし知らされた思いだ。

冒頭に記したように、とにかく音が良い。SNが高くノイズレベルが異様に低く、レンジ広大。まさにテープサウンドの如くシャープで鮮明な音。これはもう満点でしょう。!!



Personnel

北村英治(cl)

増田一郎(vib)

秋満義孝(piano)

池沢行生(bass)

須永ひろし(drums)


side A

1.The world is waiting for the sunrise

2.Sophisticated lady

3.Sweet sue just you

4.Rosetta

5.Undecided



side B

1.Stompin' at the savoy

2.I want to be harry

3.Poor butterfly

4.Someone to watch over me

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