アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ジャッキー・マクレーン&ジョン・ジェンキンス(Alto Madness)

2015年07月07日 23時42分59秒 | ジャズ






今宵の一枚はジャッキー・マクレーンのAlto madness。録音は1957年5月、NY。レーベルはPrestige。ジャッキー・マクレーンの演奏は肩の力が抜けたリラックスさに特徴があり、聴いていて楽しい。肩肘張らず、ウキウキしてくるから不思議だ。吹きもの2本立てのこの演奏もまた、思わずリリズムが取りたくなるほど陽気で明るい。本アルバムはジャッキー・マクレーンとジョン・ジェンキンスの競演、つまりアルト2本の奏でるmadnessだからして、二人の掛け合いが全編に亘って繰り広げられているのだが、とりわけA面2曲目のwindy cityがおもしろい。二人の掛け合いとはもった時の音色の妙が楽しい。そしてピアノとドラムソロがたいへん効果的で、サウンドがアップテンポで頂点に向かって疾走する。

バックで二人を上手く煽るドラムのアーサー(アート)・テイラーのいぶし銀のような演奏が光る。




side A

1.Alto Madness

2.Windy city

side B

1.The lady is a tramp

2.Easy living

3.Pondering


(personnel)

Jackie Mclean(as)

John Jenkins(as)

Doug Watkins(bass)

Arthur Taylor(drums)




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