秋の日はつるべ落とし。
まだまだ暑い日中ですが
日が落ちるのが早くなりました。
ピアノを初めた70年前は
手を丸めて手のひらに
たまご?を入れたように形で
曲げた指で弾くことが主流でした。
教則本の最初のページには
そのような手や指の写真が
載っていたような
記憶がありますが、今は
すっかり変わりました。
バッハやモ−ツァルト、
べ−ト−ヴェンなどの
古典的作品に向いていて
クリアで打楽器的な音がします。
しかしショパンになると
弾きにくくなるのです。
なぜならショパン自身が
のばした指で弾いて作曲して
いるからです。
そしてドビュッシ−の作品も
のばした指の方が柔らかい音で
レガ−トに歌うことができるので
両方を使い分けることが出来ればもっと音色を増やせると思いますが至難の技です。💦
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/54/37bf90e5ab26c29c8459117df47a7037.jpg?1633213445)
最近はyoutubeでさまざまな
ピアニストの指を観ることが
出来るようになりました。
明日からのショパンコンクールの若いピアニスト達の奏法も
楽しみです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/fc/8046ff2d468d3716b696a521d17887ab.jpg?1633183386)