SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

クラシックのルーツ

2023-07-29 09:12:00 | 日記




「グレゴリオ聖歌」とは
キリスト教の典礼で
聖書の言葉や
祈りの聖句を
1本のメロディにのせて
歌う聖歌です。
伴奏がなく
声のみで
歌われます。





当時も今も
ラテン語ですが
正式名称は
「カントゥス・ロマヌス」

グレゴリオ聖歌が
登場する前
初期キリスト教においては
各地で別々の聖歌が
歌われていましたが
全て統一して…と
号令をかけたのが
ローマ教皇
グレゴリウス1世
でした。

統一された
新たなローマ聖歌は
改革に乗りだした
彼の名に因んで
「グレゴリオ聖歌」と
呼ばれるように
なりました。

キリスト教の典礼により
普及・拡大し
西洋音楽の基盤となり
ルネッサンス、
バロックと
音楽が発展していきます。

グレゴリオ聖歌は
クラシック音楽の
ルーツと
言われているのです。

✨✨✨✨✨

リストの「死の舞踏」
をはじめ、
ラフマニノフ
ベルリオ―ズなど
多くのクラシック曲の
死の場面に
取り入られている
旋律です。

「Dies irae」