SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

巨匠の誕生

2024-06-07 08:52:00 | 日記

今朝も
6月とは思えない
良いお天気に
恵まれました。




   ✨✨✨✨✨

昨夜の
クラシックTVは
「べートーヴェン
はじまりの物語」





べートーヴェンの
子供時代から
交響曲第1番を
作曲するまでの解説を
楽しく聴かせて
頂きました。


    ✨✨✨


1792年
ハイドンに
師事するために
ウィーンに
向かいますが
コブレンツに
辿り着いたところで
戦火に巻き込まれ
予定は大幅に遅れますが
なんとか
無事にウィーンに
到着しました。

1ヶ月を過ぎて
生活が落ちつき始めた頃に
父が脳卒中で死去の
電報が届きますが
ボンには
戻りませんでした。


ピアニストとして
ウィーンで
演奏会デビューを果たし
名声が高まります。

忙しいハイドンの
レッスンは
たまにしか
受けられませんが
かえって
独自のスタイルと
オリジナリティで
それまでの西洋音楽の
在り方すらも
変えていくことに
なるのです。





20代前半の
べートーヴェンは
「ピアノ協奏曲第1番」
完成させ
自らのピアノ演奏で
初演します。

1800年、29歳で
最初の交響曲第1番を
完成させ
ハイドン、モーツァルトに
続く交響曲作曲家としての
スタートを切りました。

交響曲第1番
第3楽章の
「メヌエット」は
すでに「スケルツォ」の
性格を帯びています。

明るい作品で
まるで
人生の春を謳歌して
いるようですが
すでに
耳の不調や頭痛が
始まっていました。

ヘルリン・フィル
パーヴォ・ヤルヴィ

(2‘48‘‘)