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キリキリに冷えた
無花果のコンポ―トと
パンナコッタです。
ランチのデザートですが
メインを撮るのを
すっかり忘れていました。
今日も酷暑。
日が落ちてから郵便局へ。
🥀🥀🥀🥀🥀
1777年、21歳の
モ―ツァルトは
母アンナ・マリアと共に
ザルツブルクを出発。
ミュンヘン、アウクスブルク
マンハイ厶、そしてパリへの
職を求めての旅でした。
2度目のパリは
モ―ツァルトにとって
幻滅の都となります。
頼りにしていた友人の
グリム男爵も
15年前とは打って変わって
よそよそしかったのです。
それに加えて、
思いがけない不幸が
モ―ツァルトを襲いました。
母マリア・アンナが
6月に重病で倒れ、
7月3日についに
還らぬ人となったのです。
モ―ツァルトはこの悲報を
すぐには父に伝えられず、
先ず重病であると知らせて
心の準備をさせ、
それと同時に友人の司祭に
事実を知らせる手紙を書いて
父と姉を慰め励ますように
頼んだのです。
ピアノ・ソナタ イ短調
K310は、母の死の前後の
彼の心境を伺わせるものと
なっていて、悲痛で、
限りなく美しいのです。
🎵🎵🎵🎵🎵
マルタ・アルゲリッチ氏
の演奏 1楽章 5‘02‘‘
古い録音で恐縮ですが
ディヌ・リパッティ氏
全楽章 13‘31’’
今日は、曇って、気温も低め。
しのぎやすそうです。
モーツアルトのソナタは、
コロコロ旋律が転がって、軽やかで、聴いたらモーツアルトだって、すぐわかる。
そんな悲痛な思いのもとにできた作品だなんて、
考えたこともありませんでした。
とうとう、発表会は1週間後に。
気が重い。
スタインウエイが弾けると嬉しかった10代、今や別人です。
今度のピアノはベヒシュタインのフルコンですって。
いよいよ発表会1週間前?
頑張りすぎないで
楽しんでね。
失敗したところで
命取られるわけでも
なし、最後の1週間は
楽しもうと思っていましたが
本番が無くなってまもなく
3年かな?
気楽な毎日なので
なんだか羨ましい!
ベヒシュタインのフルコンは
弾いたことがないのです。
楽しみね。
暑い毎日、お大切に。
ベヒシュタインのフルコン。