進化論は、ダーウィンが唱えた。
人間も現段階での進化の果てに位置する種でしかない。
別に異論を差し込むつもりはありません。
そして現在。科学文明の全盛時代。
きっと暫く続くだろうこの時代を、幸福追求時代と名付けたい。
人としての幸せを追求するようになった時代だから。
全く悪いことではないし、当然の成り行きだとも思う。
科学の直接的な効果として、病気や事故での致死率は飛躍的に軽減
されたんだろう。
間接的には、成熟した社会の豊かさが個々人の個性を重んじる余裕を
もたらし、誰もが自由活発に生きる機会が与えられた(総論だけど)。
さて、物事には表裏がある。
人が死ななくなって、自由に生きて、これらは素晴らしいことだけども、
裏の面はどうだろうか。
一昔前なら生きられなかった人が生きていることの弊害。
本来なら社会から駆逐されたであろう人に人権が保証された弊害。
そんなものがあるのだろうか?
ここで結論は出さないし出せないけど、実は進化論への重大な挑戦
でもあるような気がする。
強い者が生き残る(=弱者は淘汰される)。
生き残る為の選択肢はそんなにはない(=選択を誤ると死滅する)。
こういった条件が、生物を生きながらえさせ、次のステップへ導いて
きたのではなかったか。
ね、ダーウィンさん。
どう思いますか?
彼はこう応えるだろう。
「俺に聞くな。」
ですよね。
カオスなクリック。
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