ところでナヲキさん、
こうも天地に通じたら、今絶対、肩こりとか腰痛とかぶっ飛んでますよね。
パティシエが肩こりとかするか知らないですけど
(でもかなりの重労働と聞きました)
あったら絶対消えてる。多分、内臓の不調とかも全部治ってる。
うらやましい・・・。
では、続きでーす。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その42
天地をご覧 と桜は枝と根を伸ばした
あなたはヒト カミ座するキ
日の本のいのちに 伝えよう
カミをその身に 咲かせよう
天地のいのちを 花咲かせよう・・・
<つづき>
花びらは 全ての上に優しく降った
春分迎えた刻をもつ地 北へ南へ
いたるところ棲む サクラに降った
南の桜は さあいつでもと枝を揺らし
北の桜は深い雪の下 春を巡らせ始めた
花びらは ナヲキさんにも舞い落ちた
ちらっと何かが 胸をよぎった
ざざぁっと激しく 風が鳴って
白い馬が 空から駆けてきた
温かい水と土の香りが 辺りに満ちた
よう来たぜ と馬は明るく叫んだ
貴方 何しに来たんです
と地面にいた白蛇が 驚いて言った
南の方で 櫻神さまを
お迎えしてなきゃ 駄目でしょう
その櫻神さまの 仰せなんだな
馬は 得意げに言った
巳は 疲れただろうから
迎えに行ってくれってさ
蛇は 腹立たしげに首をもたげた
櫻神さまに ご迷惑をおかけして
その上 ご心配まで頂こうとは
蛇は ずりと地を這いぺたりと伏せた
ほら 言わんこっちゃない
馬は地に降り 蛇を優しくなめた
南の方の地ならしは 俺がやっといたよ
櫻神さまも 無事お渡りだ
蛇はそれを聞いて ほっと息をついた
日の本の地脈が 一気に綺麗になった
まあトントンだな と馬が言った
<つづく>
人気ブログランキング ※本作品の内容・名称は全て個人の創作・フィクションであり、 実在の個人・法人・企業等とは、全く一切関係ありません。
こうも天地に通じたら、今絶対、肩こりとか腰痛とかぶっ飛んでますよね。
パティシエが肩こりとかするか知らないですけど
(でもかなりの重労働と聞きました)
あったら絶対消えてる。多分、内臓の不調とかも全部治ってる。
うらやましい・・・。
では、続きでーす。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その42
天地をご覧 と桜は枝と根を伸ばした
あなたはヒト カミ座するキ
日の本のいのちに 伝えよう
カミをその身に 咲かせよう
天地のいのちを 花咲かせよう・・・
<つづき>
花びらは 全ての上に優しく降った
春分迎えた刻をもつ地 北へ南へ
いたるところ棲む サクラに降った
南の桜は さあいつでもと枝を揺らし
北の桜は深い雪の下 春を巡らせ始めた
花びらは ナヲキさんにも舞い落ちた
ちらっと何かが 胸をよぎった
ざざぁっと激しく 風が鳴って
白い馬が 空から駆けてきた
温かい水と土の香りが 辺りに満ちた
よう来たぜ と馬は明るく叫んだ
貴方 何しに来たんです
と地面にいた白蛇が 驚いて言った
南の方で 櫻神さまを
お迎えしてなきゃ 駄目でしょう
その櫻神さまの 仰せなんだな
馬は 得意げに言った
巳は 疲れただろうから
迎えに行ってくれってさ
蛇は 腹立たしげに首をもたげた
櫻神さまに ご迷惑をおかけして
その上 ご心配まで頂こうとは
蛇は ずりと地を這いぺたりと伏せた
ほら 言わんこっちゃない
馬は地に降り 蛇を優しくなめた
南の方の地ならしは 俺がやっといたよ
櫻神さまも 無事お渡りだ
蛇はそれを聞いて ほっと息をついた
日の本の地脈が 一気に綺麗になった
まあトントンだな と馬が言った
<つづく>
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