(写真:沖縄県議会を会派で訪問)
民主県政クラブ沖縄視察
本日より民主県政クラブの管外視察として沖縄を訪問しました。到着後、沖縄県庁を訪問し観光戦略や環境、基地問題などの説明を受けました。
(写真:泡瀬干潟は生物の宝庫)
泡瀬干潟はどうなるのか?
前原大臣は今年10月に国、県、市が進める泡瀬干潟の埋め立て事業について、「今年度の入札を取りやめる」と述べ、埋め立て事業を一時中断すると示しました。事業そのものを中止するかどうかについては「新たな事業計画が明確に示された時点で判断したい」と述べました。
この事業をめぐり、福岡高裁は控訴審判決で、埋め立て後の土地利用計画の全容が明らかになっていないことを理由に「現段階では経済的合理性が認められない」と沖縄県、沖縄市に予算支出の差し止めを命じています。知事と市長は判決を受け入れ、上告を見送る一方、市が今年度中に新たな土地利用計画を策定したうえで、埋め立てによるリゾート開発を継続する方針を示しています。
地元の方からの説明を聞いていると福岡市の「アイランドシティー」を彷彿してしまいました。海岸線にこの開発を推進する団体名が記載されている大きな看板がありましたが、市内の殆どの関係団体や業界の名称を見ることが出来ました。採算性はもちろん本当に必要なものなのかの検証もしなくてはいけませんし、環境を一度破壊すると二度と戻れないことも考えていかなくてはいけません。