(写真:樋井川にて考える)
本日の西日本新聞の朝刊に掲載
昨日の一般質問が本日の西日本新聞の朝刊に掲載されました。議場に入るとたくさんの先輩議員から「新聞載っていたね」と声をかけてくれました。是非ご一読下さい。
一般質問要旨(樋井川の総合改修について)
①「河川整備基本方針」等の策定について
平成20年度末現在、本県が管理をしている2級河川の区間延長1910kmに対する整備率は僅か5割程度というとても低い水準。災害予防に資
②来年度の樋井川の整備について
一般的に河川での治水対策の大きな柱は河川を拡張することや川底を深く掘る事があげられる。都市化した住宅街では用地の取得などは現実的に困難。川底を深く掘削するには根継ぎ作業が必要。樋井川の様に河口である海までの距離が短い河川は、海水面と高度差が無くなるなど問題が存在。本県では災害に強い川作りのために「中国・九州北部豪雨災害対策」としてどの様な河川整備を考えているのか。
③福岡市との治水での連携
総合的な治水対策を行う上で下水道等を管理する福岡市との連携も重要。今回、内水と外水が複雑に組み合ったことで被害が想定を大きく超えました。今回の豪雨による河川増水や氾濫によって内水を河川に流す事すら出来ない状態。
麻生知事は先月19日に福岡市長と話し合いを持たれているが、その内容と連携は。
④「洪水ハザードマップ」について
昨年の決算特別委員会で福岡市が作成した「洪水ハザードマップ」の浸水想定地図が実際の 被害地域と大きくずれていたことを指摘しました。福岡市との協議は。
⑤「樋井川流域治水に関する市民提言」についての知事
地元住民や学識経験者らで組織された「樋井川流域市民会議」は地元住民たちが中心となって治水を考える新しい取り組みなどを話し合ってきた。この会議の提言での知事の所見は。
⑥本県の雨水流出抑制策について
都市を急激に襲う「ゲリラ豪雨」に対応するには河川改修や下水道整備だけに頼る治水では限界に達しているのが現状です。河川への流出抑制を図ることで洪水を緩和する総合的な取り組みについて県と市がな連携を行って行く事等の話し合いが行われた。本県では雨水流出抑制策は。