一般会計予算の修正案
小中高の児童生徒を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)については国により来年度実施分から、調査方法を悉皆調査から抽出調査に変更されることとなりました。2010年度の学力調査を、国として全国的な状況や課題を継続して把握するために、抽出率を40%にして実施するとしています。 40%というのは、都道府県の比較がある程度可能になる数値であります。加えて、抽出の対象にならなかった市町村や私立学校でも、学校の設置者が希望すれば、実施日に合わせて無料で調査用紙を送る方針としています。
福岡県においては、国の抽出調査に加え、抽出調査の対象とならない小中学校の生徒全員に対しても悉皆による学力調査を実施するための県独自の予算が措置されています。そこでわが会派では本日の予算委員会において本県財政の確保を図る観点から修正案を42年ぶりに提出いたしました。
総務企画委員会知事答弁
昨日各常任委員会が開催され「副知事問題」を所管する総務企画委員会には中島副知事を登用した麻生知事も招集され答弁を行いました。
知事は具体的な期間や減給幅には言及しませんでしたが、任命・監督責任として、「私自身の給料を相当期間、思い切ってカットしたい」との発言がありました。福岡県町村会幹部から飲食や旅行などの接待を受け県職員倫理規則に違反した幹部職員については、「違反の程度や経緯、動機がそれぞれ違う。これらを勘案して処分し、降格も併用したい」と答弁しました。
また、既に退職している元部長に対して知事は「苦慮している。どういう方法が取り得るのか検討中だ」と述べるに留まりました。
まだまだ県民の理解を得るには程遠い結果であったことは否めません。