東京に居た頃からの飲み仲間の先輩から、久しぶりに神戸で一緒に飲みましょう、と連絡が!
先輩は、女将さんが切り盛りする小さなお店が好きだから、やっぱお連れするのは
せと果 さんでしょ〜♪
2ヶ月ぶりに来たら、入口が分かりやすくなってる!
この暖簾は、入口奥の玄関にかけられてたもの。
表に出すようにしたんですね♪
この日は、15時からスタート。
先輩が、三田に住んでいるお友達さんを紹介してくれるということで、3人でいろいろ飲むことに。
初っ端から、2種類の 天穏 の飲み比べ。
お友達さんは、普段は日本酒は飲まないみたいで「同じ銘柄なのに味が全然違う!何が違うの〜?」と興味津々、いいですね〜(笑)。
ちなみに、事前に「アテ6種盛り」をメッセンジャーでお願いしたら、今は「アテ3種盛り」のみなんだそう。
でも「3種を出し終わったら、おかず2人分ほどを3名さまに分けてお出ししましょうか」と、とっても嬉しいお気遣い。
最初のあては、いろいろキノコのおろし、柚子もかかっていて、しみじみ〜。
玉櫻 山廃 純米酒 は、酸味がしっかり、キレがいい。
気づかなかったけど、玉櫻ってきもとは造ってきたけど、山廃って初めて出したんだそう。
2品目は 壬生菜と厚揚げと柚子胡椒
3品目は 菊芋のきんぴら
シャクシャクした歯応えでおいし〜い。
「今年のはすっごい良い出来になった〜って蔵人さんも言ってました♪」と、せと果さんが言う 梅津 蔵出し原酒 にごり酒 。
温める前に少し常温でもいただいたけど、飲みやす〜い!
バランスがすごく良いというか、スルスル飲めちゃう。
けど、これアルコール度数が20度!
危険なお酒だわ〜
「この濁りに合いますよ!」と出してくれたおつまみが、酒粕につけた鶏肉と大根のたいたん。
鶏肉の旨味を吸った大根がとろとろで、うまーい!濃厚。
お友達さんが「そういえば神戸のお酒はないの?」と言うので、せと果さんに聞いてみると
大黒正宗 を出してくれました。
純米原酒 特A地区山田錦100%。
これも安定した旨さだなぁ。
途中で、チェイサーに(笑)ハートランドのビールをお願いすると…
「ビールに合うかなと思って」と わさび菜の胡麻和え を出してくれました。
青々しさに干しエビのアクセントもあって美味しい。
最後のあては 牡蠣のバター醤油和え 。
添えてあるのはクレソンとピンクペッパー。
そして、もうそろそろお会計かな、という頃に、女将さんが急に「はぁ!!!忘れてた!!!」と(笑)。
なになに、どしたんですか?と聞くと「まき子さんに飲んでもらいたいと思ってたお酒、出すのを忘れてました〜!」って。
それなら、飲む飲む、飲みますよ〜〜♪
無窮天穏 出雲 を出してくれました。 もちろんお燗で。
「無窮天穏」は、最初に飲んだ「天穏」を醸す板倉酒造さんのお酒で、吟醸造り、酵母を添加しないきもと造り、 そして「突きハゼ3日麹」で醸されるお酒の銘柄。
“ハゼ” っていうのは、お米の中に麹菌が伸ばしていく菌糸のこと。
このハゼがどのくらいお米に伸びているのか判断して使い分けていくのが、その酒蔵さんの酒造りのコンセプトによって、ちょーぜつ大切な要素。
しかも、菌糸の伸び具合によってもいろいろ変わる。
板倉酒造さんの HP にわかりやすい画像があった!
板倉酒造さんでは、通常は麹は2日間でつくるのを、突きハゼでしかも3日間かけて造るのはとても手間がかかるし量もできないので、「無窮天穏」の卸先も限定してるんだとか。
なんか難しいこと書いちゃったけど、とにかく言いたいことは・・・
めっちゃうま〜〜〜い
ほっとする〜〜〜〜
最後に、とっても良いお酒をいただきました♪
15時から飲んでたけど、ほぼ全席が予約で埋まってたみたいで、誰かが帰っても、またすぐに予約が入る、そんな感じ。
せと果さんのほんわかした人柄もあって、女性1人でも気軽に入れるような空間。
いつの間にか初対面のお隣さんとも話に盛り上がっちゃう空間。
いつまでもこの時が止まってくれればいいのにと思える空間。
ほんっとに居心地が良いんです。
もちろん、先輩たちとも会話が弾んで楽しくて、あっという間の3時間。
せと果さん、今日もまた楽しいひとときをありがとうございました!
【日本酒 せと果】
兵庫県神戸市中央区元町通3丁目15−11
070-8595-0492
不定休
※今はコロナ渦で営業時間もいろいろ変わると思うので、最新情報は instagram またはお店に直接ご確認ください。
【以前行った日記】
2021/10/10 15時からまったり飲み
2021/10/1 緊急事態宣言明けたー!
2021/7/19 はじめまして
しっとり落ち着けそうなお店でよいな~、先輩も満足されたでしょうね。^^
つまみもしっかり6品出て、日本酒もしっかり6種?出て、あっという間の3時間だったでしょうね。^^
カキぷっくら美味しそう、添えてあるのはクレソン?ですか。
こういう小さな昭和な雰囲気のお店って、おじさまに好まれがちと思いきや、女性の一人客も多いです。
お客さんみんなから、せと果さん、愛されてるなぁって見ててほっこりします。
牡蠣もとても美味しかったです。
添えてあるのはクレソンですヨ♪