今だけ！鱧三昧 @ 更科丸屋（東中野）

またまたお蕎麦屋さんではありますが…

どのお蕎麦屋さんでも、
“昼から”　“飲む”
というキーワードだけは、しっかりおさえている。

「普通にランチはしないんかい！」

って突っ込まれそうだけど、
普通のランチなんて、この先、いくらでもできるワケで…


「今」しかできないことをすべく、この日向かったのは
更科 丸屋 さん。


外のディスプレイから、もうすでに “日本酒” しかも “お燗” が溢れていて、
とってもステキなのだ。


この日は、気の置けない同年代の女友達と3人で（あ…プラス男1名）
近況報告も兼ねて、平日の昼間っから「飲むぞー！」と。


丸屋の女将さんに、事前に赤ちゃん連れで伺うことを尋ねていたので、
小上がりの掘りごたつへ。

すると、こんな椅子が用意されているではないか！！

お気遣い、ありがとうございます(>_<)
実はお店で、こういったアイテムを使うのは初めて。

使ってみて実感…「私が」超ラクー！！
（30分ほどしたら「出たいー」とぐずり始めましたが（笑））


さてさて。
お酒を飲む人に出されるお通しといったら普通はつまみなのだけど、
丸屋さんでは お通し燗 が出される。

稲里 純米 で、この温度がまた絶妙～～～！
すっごい柔らかくて美味しくて、しょっぱなから肩の力が抜けちゃう。

同時に出されている2品は、
鱧の冷製茶碗蒸し　と　鱧の煮こごり 。

鱧、ハモ、ときているそのワケは、
事前に 鱧三昧セット を予約していたからなのだ。

今の時期ならではな上に、
季節限定で2日前から予約が必要というくらいなので、
「こりゃ頼むっきゃないでしょ」と。

店主さんとも話をしていたら、
「鱧の時期がちょうど始まったばかり。
　でも京都の祇園祭が始まると、
　今度は良い鱧は京都に行っちゃって手に入り辛くなるんです」

ということは。
丸屋さんで「鱧三昧」が食べられるのはホントに今だけらしい。
なんとまあ！良い時期にセッティングできたことか！！


続いて、鱧の南蛮漬け　。

美味しいねーと舌鼓を打っていたら、
この後、さらにすごいお皿が…




どどーん！　と、てんこもり！うひゃー！すごい！

焼霜造り　湯引き　鱧寿司　天麩羅　フライ
と、ほんっとに鱧三昧！

ちっちゃく乗っているコレは、スイカ

…ではなく、
ライムの皮に明太子でスイカを見立てた、粋なおつまみ。
凝ってますよ～～～！

こんな、我々オトナでもコーフンしちゃう
目の前に繰り広げられる酒盛りのお皿の数々に、
コヤツも目がキラキラ。

「ん！ん！」
と手を伸ばすけど、そうはいくか。
シートにベルトもついてるので、これ以上手も伸ばせまい、ふふふ。

というか、ほんっと、何にでも手が伸びてキケンなので、
目の前どころか半径50cmは何も置けない…
テーブルが窮屈になっちゃって、ほんっとごめんね、お二方。。。


日本酒は、愛醸一献 純米吟醸 生（稲里の限定醸造）にはじまり、
篠峰　龍勢　竹雀 …

ランチタイムはバタバタされるだろうから、ゆっくりお燗を待っていよう。
と思っていても、ほんっとスグに出してくれるのが嬉しい。


〆は3人揃って仲良く もりそば ！


蕎麦湯ももちろんいただいて、まったりタイム。

大将はもちろん、女将さん（お昼は店頭にいらっしゃらない）が
事前から配慮してくださったこともあって、
この日、お店の奥の座席は、
真昼からアヤシい一角となっていたに違いない（笑）。

おかげさまで、友達3人と、とっても楽しい時間を過ごせました。


その3人、自分含めみんな、出会った時から、
なんと「今」の状況が変わったことか。

でも、こうやって一緒に飲んでると、
出会った頃から “変わらない” んだよなぁ。。。

きっと、次に会うのが何年後になったとしても、
「相変わらず～！」
なーんて言ってるんだろうな。


あ…約一名だけ「大きくなったねー！」って言われそうだけど。


[ 更科 丸屋 ]
東京都中野区東中野4-23-1　
03-3361-2875
平日　11:00～14:00 ／ 17:30～24:00
土曜・祝日　17:30～24:00
定休日：日曜

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・2010/5/29　房島屋の会