美味しいイタリアの料理が食べられるお店といったら、
東京には星の数ほどあるかもしれない。
そんな中、日本酒つながりで、こんなステキなお店に出会えてよかった!と思うのが、
addu' mamma さん。
"家庭料理" っていう肩肘はらないホントに良い雰囲気で、
そして飲兵衛に嬉しい料理をいっぱい出してくれる。
そんな飲兵衛で、かつココの超常連の姉さんから、
「addu' mamma に今、滞在中の "ダビデ・チェザリーニ" さんが、
チェザリーニ家の食卓として特別メニューを提供してくれるそう。いかがでしょうか?」
と、なんとも美味しそうな嬉しいお誘いが♪
わ~~い!!
声をかけてくれたメンバーも、いつもの仲良し飲み仲間なので、
ソッコー「行きます!」宣言。
でも…
肝心の「チェザリーニさん」の事って、わたし…全然知らないんですけど(汗)。
とっても有名なイタリアンシェフなんだろうか?!
お店に到着すると、こんな貼り紙が。
"チェザリーニ家のおいしい食卓
イタリアの食の中心 "ボローニャ" の家庭、チェザリーニ家に伝わる料理を、
チェザリーニ・ダビデ氏と楽しむスペシャルイベント "
なんでも、
ダビデさんのお母ちゃんに伝承された本場ボローニャの、
ちょっとコアな家庭料理と、その土地で造られるワインを楽しめるんだそう。
ひゃ~~!楽しみ!!
予約時間の7時に到着すると、既にみんなお揃い…ていうか私が一番最後?!
さっすが~~(笑)。
一番最初は泡でかんぱ~い♪
で、次は特別に、
飲み仲間がお店に持ち込んでくれた 会津中将 純米大吟醸 を。
ちょっと変わったしろもので、
蔵元の社長独自で 美山錦・山田錦・八反錦 をブレンドしたものだそう。
この後は、ボローニャのワインを。
とはいっても何があるのか全然わからず、
常連の姉さんに何から何まですっかりおまかせしちゃった(>_<)。。。
カウンター越しにいろいろお願いしてくれる姉さん、ありがとうございます!
さてさて!
チェザリー二家に伝わる "母ちゃん料理" の第一弾は ピアディーナ 。
なのだけど…
いきなり写真撮り忘れ(汗)
ごめんなさ~い(>_<)
着いたばかりでバタバタしてた時に出されたあの前菜が、
いきなりボローニャ地方の名物だったとは。。。
出来立ての温かいうちに食べるととっても美味しい♪
続いて、採れたて野菜が中心の前菜たち。
わーお!なんて賑やかな♪
左上に隠れてるのはサラミ、真ん中はひよこ豆、右のバゲットにはレバーペースト、
手前のセロリの上に乗っかってるのは何だっけな…右にあるのは、とろとろ~なパプリカと南瓜。
どれもこれも素朴な味付けで、ほんと "家庭料理" っていう温かみがあるおつまみたちだ~。
レバーペーストが絶品!
次のはメニューにない、この日、特別に作ってくれたものらしい。
イカの肝とイカスミでソースが作られてるのかな、肝の苦みがちょ~いいかんじ。
続いて トルテッリーニ (Tortellini)。
ちっちゃくて、中に具を包んだパスタがスープに浸ってる。
なんだか見た目もかわい~♪
と思ってたら、誰かが「要するに、水餃子?!」…すいぎょうざって(笑)。
でも、このスープがとってもいい味出してて、
さらに粉チーズをふりかけると美味しさ倍増!
同じ "具材を包む" でも、包み方が違うこの ラビオリ は セージバター を包んでる 。
これもうま~~あい!
ワインにもピッタリで、グラスがくいくい空いちゃう。
パスタまでは白ワインをいただき、次のお肉に合わせて赤に切り替える。
その赤1本目は、ちょっと変わった?!美味しい~~のを出してくれました。
イタリアワインはまったく分からないのだけど NESPOLI 2009 って書かれてる。
ふかい味わいが最初くるけど、すっとキレてく軽快さもある…というか。
注ぎに出してくれた赤ワインは、ロマーニャ州ではなく南隣のウンブリア州にある、
GORETTI (ゴレッティ)という地域のワインだそう。
銘柄はこれでいいのかな?!
SAGRANTINO DI MONTEFALCO 2004(サグランティーノ ディ モンテファルコ)。
"モンテファルコ"という街に古くからあるブドウの品種が "サグランティーノ" というらしく、
この街で、この葡萄を使って造られるワイン。
輸入元はモトックス。(え?それはどうでも良い情報?!(笑))
この後、赤ワインはず~っとこれを。
全然飲み飽きしなくて、食中にもピッタリ!
さてさて。
次はメインのお肉だー!
メインは豚か羊か選べて、1人一皿用意してもらえちゃうのだ。
自分が選んだのは 仔羊のグリル 。
ぜ~んぜん臭みがないけど、羊の旨味が噛めば噛むほどじわじわ~~~ん。。うまい!
ちなみに、羊を選んだ飲兵衛たちは、
「豚と羊だったら、羊っしょ!!」
「豚イヤ。羊!」
と、"そんなに豚を蔑まなくても良いのに(笑)" っていうくらい羊LOVEだったのだけど…
どど~~~ん!!
と出て来た豚に、羊派のみんなも "すげーーーー!!!"
そっか~、豚は豚でもタダの豚ではないに決まってるよな。
これぞ ロマーニャ風 豚の丸焼き !!
でもデカ過ぎて、女友達は「食べきれないからみんなでつまんで~~。」と。
一口いただいたけど、お肉も脂もトロトロ~ですんごい旨い(>_<)。
ああー…イタリア旅行で田舎町のそこら辺の食堂で食べた美味しい豚料理を思い出すなぁ…。
最後のデザートは マスカルポーネ 。
とろとろ…というかもう液体状態で、ビスコッティを浸していただきます。
あま~い!
チェザリーニ家のみんなは、いつもこんな美味しい家庭料理を食べているのか…
いいなぁ、ステキだなぁ。
その肝心なチェザリーニ家のダビデ氏は、このワインを持ってくれてるお方なのだけど。
欧米人って年齢不詳な人が多いけど、このダビデさん、、すんごい若いのでわ?!
というか、なんかすんごい巨匠みたいなイタリア人シェフかと思ってたので不意打ち。
このタータンチェックがとっても似合って(そして、シャツはインなのがポイント(笑))、
と~~~っても素朴で、良い意味で田舎っぽくて、優しい笑顔な方なのだ。
途中で、お友達なのかな?イタリア人の男性が賑やかにお店に入ってきて、
ダビデさんとハグしたら帰ってった(笑)。
その様子がまた心温まる感じ。
こんな美味しいボローニャの家庭料理を食べさせてくれて、
ダビデさんに、そしてmammaに、誘ってくれた友達に大感謝♪
楽しい飲み仲間がいてこその、あっという間の時間だったなぁ~。
[ addu' mamma ]
渋谷区渋谷2-8-3
03-3406-2830
ランチ 11:30 - 14:00
ディナー 17:30 - 22:00(LO)
日曜祝日定休
[ 以前の日記 ]
・2011/9/18 かあちゃん、めしー!
---- おまけ ---
長くなっちゃうからと思って、おまけにしちゃったけど、
真っ白なワイシャツに赤ワインがびしゃー!っと飛び散ったあとの、
"ポンポン" 共同作業はみごとなものでした(笑)。
ほら、おにーさんの肘!!
すっかり何事もなかったかのように真っ白!
すごいなーお店が出してくれたあの炭酸の威力…。
でも…姉さんの、
「せっかくだから、胸に飛び散って欲しかったワ。」
の一言が、未だにツボで笑えちゃう(笑)。
世界最古の大学「ボローニャ大学」の図書館はハリーポッターの世界だったし、大学のカフェで食べたボロネーゼはとっても旨かったなあ。
イタリアが唯一なんですね。
でもそんな唯一の経験が、
ボローニャで、大学のハリーポッターな図書館で、地元のボロネーゼで…
すんごい濃厚な感じですね!いいなぁ~。
料理も丁寧に説明してくれて、とっても好印象!
そりゃYurieさんのお友達だからいい人だろうとは思ってたけどね!
料理、美味しかったね。
何か見た目中華っぽいのがあったり、でも、味はやっぱりイタリアなんだよな・・・って当たり前か? 笑
そしてこのメンツで飲むのは本当楽しいなぁ。
あっと言う間でした。
また飲もうね!
このメンバーだからさらに美味しかったんだ~
あのシャツ、実は後日談がありまして..
それはまた今度お会いした時に..その時着て行けばいいのか(笑)
ほんと穏やかな人で好印象でしたね♪
何より、美味しかったし!
しかし…飛行機で偶然隣り合ったから、
連れてきちゃったとは、
さすがYurieさん!
偶然とはいえ出会いをすかさずがっちり掴むとは。
おかげでまたみんなとワイワイできて嬉しかったです。
後日談が?!
それは聞きたーい(笑)!
次回、ぜひぜひまた着てきて、
お話聞かせてくださーい♪♪
着ていくということは。。。まさかまさか良くない様子に?
まっき、素敵に紹介してくれてありがとう。
ゆりちゃんも(女主人)すっごく喜んでました。
急遽飛び入りも楽しく受け入れてもらってホントありがとう。
またあの顔揃えで飲みたいです。
ダヴィデは元々は土曜日とたまに木曜もお店に出ると言っていたのが気に入っちゃったのか
毎日ディナーの時いますよ。
たまに日本語教えに行ってあげてください。 笑
相当気に入ったんですね、ダビデさん♪
ほんとに気さくないいお兄さんで、
気持ちよかったです!
ゆりえさんにも会えてよかったですし。
誘ってくださって、ほんとありがとうございます!
私もまたあの顔ぶれで飲みたいですよ~う♪
それにしても後日談が気になりますね・・・(笑・・・っちゃいけないのか)
今月早々からいろいろとありまして…少し滅入っていたのですが、美味しい料理と何よりも楽しい友達が ごちそうでした!
後日談、しでかした張本人は何とも言えない緊張感だそうです(-_-;)
美味しい料理と気の置けない仲間との時間は、
なによりも気持ちが持ち直してくれますよね。
そんな時があったら、またいつでも飲みましょーう♪
後日談は楽しみです。
あはは。