フランクフルトで2日間過ごした後は、いよいよ 古城街道 から ロマンティック街道 を南下。
それにしても。
常々思っているけど、この「ロマンティック街道」っていうメルヘンな名称、何とかならないのかな。
もともとは、古代ローマ人が付けた Romantische Straße 。
意味は 「ローマへ続く道、ローマ巡礼の道」 であって、ロマンティックなものではない・・・。
さて。
最初に向かった古城は ハイデルベルク 。
旧市街地からはかなり高い山に位置していて、朝は冷えるけど、またまた素晴しい天気。
ヨーロッパの朝でこんな雲ひとつ無い快晴はなかなか無いんだとか?!
このお城、最初に建てられたのは13世紀。
その後、時代ごとに増築されたため、いろんな建築様式が見られる。
でも 三十年戦争 で木造部分(屋根とか)は無くなってしまったとか。
そうそう、ドイツを巡るには、この三十年戦争の歴史も欠かせません。
このながーい戦争はヒドイものだったらしく、
街を陥落されたら最期、身包み剥がされて、建物は破壊されて、最終的には街を燃やし尽くされて。
とにもかくにも、何も残らない。
(もっと知りたい方は、詳しい解説へ→wikipedia)
そんな時代を、よく石の部分だけでも残ってきたものだ。。。(もちろん一部再建)
古城のテラスからは、旧市街地の町並みが一望。
紅や黄色に紅葉した山、景色を映す川、赤い屋根の町並み・・・綺麗だ~。
その街並みにも降りて散策してみる。
ハイデルベルクはドイツ最古の大学があることでも有名で、学生がいっぱい。
旧市街地らしい石畳の道や、古い建物もあるけど、学生向けの小さなカフェがいい感じ。
この街でのランチで飲んだのは Radeberger という銘柄。
この Pilsner(ピスルナー) は、“ザクセン州の王のためのビール” なんて言われてるとか。
でも、なんだかちょっと薄い印象で、イマイチのような。。。
この後は、古城街道をロマンティック街道に向けて走る。ホントに沢山の城があるんだな~。
古城も良いけど、こんな光景も楽しい!
車中から撮ったからうまく見えないけど、ワイナリーの葡萄畑の紅葉 が広がっているのだ。
緑や黄色、赤などなど、紅葉した葡萄の木々がいろ~んな色になってて、とってもカラフル!
紅葉を見に行くに、山もいいけど、ワイナリーもいいなぁ。
さて!
ロマンティック街道での宿泊地 ローデンブルク という街に到着!!
ここも三十年戦争時代の街なので、戦火から守るべく、旧市街地は城壁に囲まれている。
でも、中に入ると、なんとまぁ可愛らしい街並みが広がっているではないか。
カラフルなこぢんまりした建物が並んでいて、まるで中世の世界。
しかも、なんと言っても看板が素敵なのだ。
一軒一軒、こんな看板が掲げられていて、文字や形を見るだけで、どんなお店か分かるようになってる。
デザインも各お店ごとに拘っていて、おのぼりさん丸出し状態の自分、上を見上げながら歩いてしまう。
こんな見所ありの街を、あちこち散策して、いよいよお楽しみの夜。
ローデンブルグに来たら、この地方の名産物 フランケンワイン と決めていたのだ!!
そんなワインが楽しめる、老舗の自家製ワイン屋さんが開いているという Glocke というレストランへ。
淡い照明で木のぬくもりが伝わる、温かく落ち着く店内。
もちろん他にも良さそうなお店はたくさんあったのだけど、ここの決め手はコレ!!
5種類のテイスティングセットが楽しめるのだ!
その1セットも、ドライ・セミドライ・スイート・赤ワイン から選べるのが嬉しい。
選んだのは、自分好みのセミドライと、相方好みのスイート。
グラスの入った籠の底には番号が書かれていて、ちゃんとテイスティングの銘柄シートも渡してくれる。
同じセミドライでも、こうして5種類を飲み比べてみると、味わいの幅が広いんだなぁ~。
ドライなんだけど甘かったり、旨味だけを感じたり、薄かったり。
スイートも、ただ甘いだけじゃなくて、キレがあったり辛味があったり。
たのし~い!!
お料理は。
このお店では、こんなフランケンワインに合う郷土料理も美味しいと聞いて、
食べてみたかったのが Krautwickel 。
何かというと ロールキャベツ のこと。
ね、ね、ドイツ郷土料理のロールキャベツって、聞くだけでなんだか美味しそうですよね。
でも、メニューを探してみるものの、見当たらないのだ。
英語メニューも置いてないというので確認できず、店員さんに聞いてみると・・・
「メニューにはないですが、7ユーロで出しますよ。」 とな!!
何?! 裏メニューだったの!? 聞いてよかった~~。
うあー美味しそう~~!!
っていうか、美味しい~~~(>_<)!!
キャベツに包まれた中身は、ミートローフのような具で、味がしっかりキャベツにも中にも染みこんでる。
そしてソースがこれまた・・・タマリマセン。
相方も、お姉さんに色々解説してもらい Schweinfilets in Rahmsoβe というものを。
Rahmsoβeというのはクリームソースのこと。
豚フィレの上に、マッシュルームのクリームソースと Spätzle が乗っている。
Spätzle も、これまたドイツの家庭料理で、小麦粉を練って小さく丸めたパスタみたいなもの。
チーズと合えてあることが多いみたい。
素朴な味わいだけど、奥が深く、ちびちびやりたい感じ。
くぅー・・・ここに温かい純米酒があったら、絶対に合うと思う。
でもここではやっぱりフランケンワインを楽しまなくては!
テイスティング5種類はすぐに無くなってしまったので、一番気に入った1本をお願い。
フランケンワインといったら、この平べったい緑色のボトルが特徴なのだ。
ワインクーラーも、もちろんこの形専用のもので、平べったい。 なんかカワイイ。
ラベルを見ると、これもGlocke自家製ワインなんだなぁ~。
ちなみに 2001年 のもの、すこーしトロみがあるけど、自然な甘さと、ほどよい重みも。
そして、何と言ってもキレが良い!
美味しいドイツの家庭料理にこのワイン、本当に合う。
まったりまったり美味しさに浸れて幸せ・・・
と!
いつまでも長居しててはいけないんだった!マルクト広場 へ行かなければ!!
この広場にある市議宴会場の仕掛け時計を見るのだ~~。
時間になると、時計の左右から人形が出てきました。
左は 敵のティリー将軍 、そして相対する右は 市長のヌッシュ 。
ゆっくりゆっくりゆっく~~り動きながら、ヌッシュさんが大ジョッキを飲んでおります!
この仕掛け時計は、マイスタートルンク というローデンブルクの伝説に基づいているのだ。
さっきも書いたように、三十年戦争の最中のお話。
敵のティリー将軍によって、この町も一度は陥落、あとは焼き尽くされるだけの運命。
でも、美味しいフランケンワインにもてなされて気分良くなっちゃったティリー将軍、
「この特大ジョッキのワインを一気に飲み干すことができたら、町は焼き払わずにいてやろう」
なんて言ってしまう。
そして、3.25ℓ のワイン一気飲みをやってのけたのが、大酒飲みのヌッシュ市長。
うーん。。。一升瓶2本、3.6ℓ、ゆっくりだったら私も飲めるけど。
さすがの自分も一気飲みはムリだ・・・。さすが街を救っただけはある伝説の英雄だ。
---備忘録---
飲んだもの:Radeberger Pilsne
Silvaner JT "HI.Kreuz",95゜Oe
食べたもの:Krautwickel(ロールキャベツ)
Schweinfilets in Rahmsoβe (豚肉のクリームソースかけ)
Spätzle(小麦粉のパスタみたいなの)
いやー、オスの方だったら、「サク」っと言っちゃったら、
逆に「おばちゃん化」してそうで、言えません(笑)
乙女の歳ははるかに過ぎても、やっぱ言えない…
忘れないですよね♪
ドイツワインは確かに基本的に甘めですもんね~。
ついつい飲みすぎちゃいます。
ドイツの家庭料理はどれもこれも、ほんとーに美味しいですよ♪
ドイツワインは甘めで呑み口いいからついつい呑みすぎちゃうなあ・・・
ドイツ=ロールキャベツのイメージないから食べてみたいなあ~。ホントおいしそう。
おっぱい?それと子宮でしょか?!
(乙女じゃないので、ごめんなさい(笑))
ドイツワイン、とっても美味しいですが、
やっぱりビールの消費が一番なのでしょうか。
日本酒と違って、ワインもビールもドイツならではのお酒なので、
「どっちががんばれ!」とは言えませんが、
こんな美味しいワインが飲まれなくなってるというのは寂しいですね。。。。
乙女は恥ずかしくていえません。
日本では猫や聖母ぐらいしか知られていませんが
ドイツには美味しいワインが沢山ありますよね。
でも、日本酒と同じで年々飲まれなくなっているとか。
綺麗な町並みの凄惨な歴史。お勉強になります。
大学時代は、それはそれは、このコールのバリエーションがたくさんあったものでした(汗)。
とんえるずの歌を思い出しました。
・・確かに曇りの日のほうが似合う街並だなぁ。。
>結構テラスで食事する方が多い街なんだなぁ
結構どころか!
ほとんどのお店ではテラスがあって、みーんな、そこで食べるor飲んでるのです~。
路面店でテラスを出すスペースが無いお店なんかは、入口を抜けた奥に中庭テラスがあったり。
今の時期は寒いんじゃないか・・・と思いきや、
ちゃんとひざ掛けやストーブが用意してあって、
「テラス」で食事を愉しむ、ということにはとことん追求してる感じでした。
家庭料理はホントに、どこの国に行っても美味しいものですね~。
ドイツは、なんとなく家庭料理の感覚が日本と似ている気がします。
WW2が終わって観光産業をアメリカ人に向けて発信したとき、
「Romantic street」って謳い出したらしく、
それが日本人向けには「ロマンチック街道」になっちゃったそうで。。。
当時はこの道を汗水流して走ったシーザーも、がっくりな名称ですね。。。
このワイン2本くらい飲みたかったのに、
広場で仕掛け時計を見ている間にお店はすべて閉まってしまいました。。。
田舎ドイツの閉店時間は基本18時だそうで・・・
「日本のオーソドックス」なんですね(汗)。
私は小さい頃から母親が作る「コンソメ系」がオーソドックスだと思っていたので、
外食して初めて赤い色のロールキャベツを見た時は、
カルチャーショックを受けたものでした(笑)。
今は和風味が一番好きかなぁ。
実はワインというと「翌日残る」という印象しか持っていなかったんですが、
ちゃんとした自然派ワインだったら純米酒と一緒で、頭がいたくなるなんてことないのですね。
>日本ワインもミューラートラウガウやゲヴェルツトラミネールなどのドイツ品種ワイン
うひゃ~、やっぱしドイツワインは横文字にまだ慣れません(汗)。
でも帰国したら飲んでみたいです♪
・・確かに曇りの日のほうが似合う街並だなぁ。。
グーグルマップで見る限り、結構テラスで食事する方が多い街なんだなぁ(お洒落~♪)
でも山並みは、やはり快晴のほうがきれいですね。
そして、、、
家庭料理というのは、どの国でも美味そうなものだねぇっ!
観光客激減の予感。(笑)
やはりヨーロッパは重厚で趣が深いですな。
そのワイン一本で終り?
のはずはないだろうに…。
中に入れる肉で変えたりね!
あっ、やっぱりマッキーも胃袋水筒思い浮かべた!
ねぇ、見えるよね!
50種類くらいのワインを好きなだけ自分でグラスに注いで飲んで良いという素晴らしい試飲会でした。しかも1000円!!
そのインポータ、大阪のヘレンベルガーホーフのワインは頭が痛くならない自然なワインばかり。もちろん平たいボトルもありましたよ。
とっても美味しかったので全種類納得行くまで飲んだけど翌日頭がいたくなったりしませんでした。
ただ、飲み過ぎて記憶が飛んでしまいましたが。
日本ワインもミューラートラウガウやゲヴェルツトラミネールなどのドイツ品種ワインが結構良くなっています。帰国したら飲んでみて下さいね。
命の危機を顧みずに「一気飲みをした伝説の市長」
なんてのは、日本ではなかなか無いでしょうかね。。。
羊の胃袋の水筒を思い浮かべます。
出所はやっぱり映画なんかのワンシーンかなぁ。
>30年も100年もやってるなんて
まったく同感です。
人間というものは・・・・・。
いかんいかん!暗くなってしまう。
Benさんはロールキャベツを作るとしたら、
トマトソース派でしょか?
それともドイツみたいに、白い出汁で煮込む派でしょか?!
ドイツ語が話せないのに、
店員さんが言ってるものが、なんとなく美味しそうで、
「うん、それ!」って日本語で言っても通じちゃうんです(笑)。
雰囲気や目や身振り手振りで、
言葉の壁を越えてコミュニケーションってとれるものだなーって
思っちゃいました。
>しばらくは、日本でしかないっすぅ
すばらしいじゃないっすか!
私なんて、日本のことを全然知らずにアメリカなんかに来ちゃって。
日本に帰ったら、もっともっと自分の国、自分の土地を知るべく、
日本のあっちこっちに行きたい!!って思ってます。
そーなのです、この形が特徴みたいです。
街中のとある居酒屋には、このワインボトルを網でいっぱいぶら下げて装飾にしてる所も♪
しかも日本なのに2500円はなかなかお手ごろだったのではないでしょか?!
私が飲んだ2001年の、結構旨味ノリノリのでも、
本場で15ユーロでした。
でも、フランケンワインはドイツ料理が一緒にあってこそ本領発揮なワインなのだろうな・・・
って思いました。
ぜひぜひ、あっき姉さん自家製のロールキャベツと一緒にフランケンワインを飲んでみてください(笑)。
前から思ってたんだけど、その平べったいボトルの形って、昔の水筒、胃袋で作ったやつとかになんとなく似てない?
戦争は何時の時代も悲惨なものです。
それを30年も100年もやってるなんて人間は進歩しない動物だとおもわざるおえないところがあるね。
市長さんに乾杯!!
まき子さんのように、アメリカでもドイツでも飲み歩きたい・・・。
でも、しばらくは、日本でしかないっすぅ~~~。
同じ形のボトルだったけど、これがフランケンの特徴なんだね。知らなかった~。
スッキリ目の辛口でなかなか良かったです。
2500円位だったかな?そんなに割高には思わなかったけど、
本場からすると高いんだろうね~。
つぎはぎ人造人間を作り出した「フランケンシュタイン博士」は、
なんとスイス人でした。
ドイツでいう「フランケン地方」とは関係ないみたい?!
とはいえ、ありがとうございます!
ドイツ、歴史や街並みも、それなりに見ごたえありますが、
やっぱり私も一番楽しみにしてたのは、
「飲む」と「食べる」でした。
でも、それがまた、仰るように良い感じにバランスがとれるドイツなのです。
ホントに素敵な国です!
辛口といわれますが、
甘味・・・というか旨味?があるものもあって、
とーっても幅広い味わいでした。
形が平べったくいので、輸入し辛いから高い、ということもあるんでしょかね~!?
ドイツワインといえば「カッツ」ぐらいしか
しらないな・・・。
街を焼き払うことを考えなおさせた
「フランケンワイン」って飲んでみたいですね。
名前からしたら、なんかツギハギだらけの味がしそうだけど・・。(笑)
普段、触手がお酒・料理にしか目がいかない自分が、ここまで引きつけられるとは・・・。
なんだか、全体のバランスがとても宜しいようです。
あれ?!一番?!
これいいな~・・。
待てうすと同じ瓶。
ドイツでは辛口のフランケンのワイン。
日本では高い。