神戸への引越先を決める時は別に ”狙った” ワケではないんだけど、
まさか徒歩圏内に、こんなイイお店が近くにある場所だったとはなぁ。
というのは 酒商熊澤 さん。
1Fは酒屋さんと立ち飲み、そして2Fでは貝専門料理屋さんをやっているのだけど、
何がステキって、立ち飲みは 15時 から開いてるのだ。
ムスコを産む前に神戸に引越してたら、
ほんっと毎日でも行っちゃってたかもしれない。。。
っていうくらい、
blogには書いていないけど、ちょくちょくお邪魔してる。
こんな子連れでも、店主の愛子さんは優しく接してくれて、
「ウチの常連の最年少1歳を越えたね~!
今や彼も3歳で、うちには ”My Cup(お茶用)” がありますよ(笑)」
なんて話を聞いた時も安心しちゃった。
お店の外観からは中が伺えないから、
初めてのときはドキドキしたもの。。。
今となっては、
そのこぢんまりした空間が居心地よいというかなんというか。
日本酒だけじゃなく、
ワインも地ビールも日本産のものに拘っている・・・
というより、
「こんな小さな酒屋なので、
造ってる人とお会いしたものしか扱ってないんです。」
って仰ってたから、必然的に、日本のもの・・・になるんだろうな。
そういう”人とのつながりを大切にしてる”ってのも、
またとっても共感できて、
愛子さんと話をしに、っていうだけでも行きたくなっちゃう。
しかも、自分好みのおつまみの種類も豊富。
おばんざい、タパス、ちょびちょび系・・・そんな感じのが充実してるのだ。
いつも ポテサラ を頼んで
「それなにー!!」と襲かかるムスコとシェアしつつつまんでるのだけど、
この日は抱っこ紐の中で爆睡中なので、
ここぞとばかりに大人のおつまみ(笑)、レバパテー!!
はぁ~~うま~~い(>_<)!
一杯目にいただいたビールは 國乃長ビール スタウト 。
でも、この日は日本酒にちょっと狙い目をつけておりまして。
更新された日本酒メニューを見ても「あ!やっぱり種類が多い♪」
って分かる 蒼空 。
というのも、この日の前日、
蒼空 の 藤岡酒造 さんが熊澤さんを ”ジャック” したのを知っていたから♪
”ジャック” というのは、その名の通り?!
お店に蔵元さんが占領してお酒を振舞ってくれる、というイベント。
蔵元さんを囲む会ってのはあちこちでやっているけど、
だいたいの場合は、予約制で会費制で時間制ってのが定番。
でも、”ジャック” される酒商熊澤さんの場合は、
お店に立つのが蔵元さんというだけで、
何時に来ても、どんだけ飲んでも、普通に料理も頼んでOK。
お酒がその蔵元さんのしかないよ、というだけ。
んが、残念ながら”ジャック”の日はいつも17:30から。。。
ムスコ連れではちょっと厳しい時間帯なのでスルーしつつも、
翌日を狙ってきたというわけで(笑)。
山田穂 純米吟醸 を頼んだら、
「これはもうメニューには挙げてないんですが、レバパテにはこっちのが合いますヨ。」
とサービスで出してくれたのが 特別純米 短稈渡船 生原酒 。
うあ~~ほんとだ!合う!
「蒼空といったら、その山田穂のイメージなので、
それを求めてる方はびっくりする味かも」
と言われるのもワカル。
特別純米の方は生原酒だからかな、がっつりした味わいがレバパテに負けない。
山田穂の方はさら~りきれ~いな印象。
もいっちょ頼んだのは ひやおろし 。
おー。ラベルがまた凝ってる!
愛子さん曰く
「最初は、冷や(=常温)かぬる燗でと思ったんですけど、
開けてみたら、冷やした方が美味しいって冷蔵庫に移したんです。」って。
それぞれのお酒を、どうやったら美味しく飲んでもらえるか…
ってちゃんと考えられてるところがまたイイなぁって思ってしまう。
ちなみに、今はもう寒くなってお燗が飲みたくなる気温になってきたけど、
熊澤さんでは常に燗どうこがあるので、
「お燗が美味しい」と思ったらそれを適温につけてくれる。
雪彦山 本醸造 を温めてもらったら、これがまた絶妙な美味しさ。
個人的に大好きなのは純米のお燗だけど、
こうやって絶妙な温度につけてくれると本醸造だって美味しく飲めるんだナァ。
ちなみに、この雪彦山は姫路の地酒。
引越してくる前まで全然知らなかったけど、こっちではよく知られているみたい。
でもそれはよくワカル。
だって美味しいんだもん。
神戸の日本酒事情はまだまだ全然知らないレベルだけど、
ここに通える場所に家を構えることができただけでも、
お酒の神様に感謝だなぁ~~~~。
[ 酒商熊澤 ]
神戸市中央区北長狭通4-4-151F
078-333-0087
月~土 15:00~23:00LO
日 15:00~21:00LO
[ 以前の日記 ]
2014/9/13 初めて来ました
Mr.Jackさんの残し物とかではありません(笑)。
地元ならではのお酒って、
灘のものじゃなくてもけっこうあるんですよ~。
東京で出回ってるような洗練されたものじゃないけど、
小さくても頑張ってるような、欲のないような、
田舎っぽさのある味わい、というか。
そんな中で「あれ?この雰囲気はちょっと違う」
と思う銘柄もあるんですが、
そういうのは案の定?!東京に進出してました(笑)。
それでジャックの残り物ね。
ムスコくんも1歳にして常連さんかぁ、すごい♪
地元で主に出回ってるお酒ってけっこうあるのね。
ぜーんぜん知らないのがいっぱいありそう。
これからも楽しみだわ~
関東では見かけないですが、それがまた良いのかも。
地酒といっても、
地元は諦めて東京で売れればそれでよしみたいな風潮もあったりするので、
そんな中で、地元にしか見かけない、地元のみんなが知ってる日本酒って応援したくなります♪
良いお店を見つけられるのも、いろいろ教えてくれる友達のおかげですよ~。
こちらに引っ越ししてきても関東で積んだ日本酒の縁に助けられることばかりです。
地元ではよく目にしてたけど、関東では見かけないんですよね(泣)
それにしてもまき子さん、引っ越してまだ日が浅いのに、いいお店見つけますね~。
やっぱり嗅覚(日本酒専門の??)が鋭いんですね(笑)
日々の散歩がてら、そして買い物帰りに(笑)。
貝専門といっても居酒屋みたいですが、
今の季節から牡蠣鍋とかもやってて
これがまた美味しそうなのです
~。
頑張れば17時からも少し行けるけどすぐに帰らなきゃいけないし、
やっぱり夜は行けないので…
わたしも、何でもかんでも「国産がいい」っていう考えは
根拠もないしイマイチよくわからないですが、
「お会いして共感してもらえた蔵元さんのみ」っていうのはいいなぁ、と♪
貝料理ももちろん気になります!!
んが、夜だし、相方は貝料理嫌いだから一緒に行ってくれないし、
そこだけ近くて遠いお店になりそうです(笑)。
このジャックのやり方いいですよね♪
カウンターだからこそできるのかもしれないですが。
貝専門店、気になります。新宿にはまぐりという貝専門店ありますが珍しいです。(除くオイスターバー)
何がいいって・・・時間かよ! 笑
俺はこの貝専門って所に惹かれるが。
マッキーはまだそちらには足を踏み入れてない?
俺は国産に拘るってのは、地産ちしょうの考えは分かるけど、美味けりゃいいじゃんって言うのが俺の考えだから海外を排除するのは賛成出来ない。
でも、それと「お会いした事がある方」って言うのはちょっと違うと思う。
こちらなら賛成出来るな。
ジャックって何だろう?って思ったらそう言う事ね。
面白いし思い切った事をするもんだね。