この小さな口から、
エイリアンが出て来るのを想像してみてください。
いやーーまいった。
ほんっと、まいった。
エイリアン…まさにそんな感じでした。
事の発端は…
“母親の免疫がほぼ無くなる” と言われる生後6ヶ月を過ぎて、
ようやくムスコも 発熱デビュー。
38.5℃ 以上にあがるも、大したことなく一晩汗をぐっしょりかいて、
翌日には熱は引いた。
発熱デビューは、このくらい軽いのがちょうどいい。
こうやって、徐徐に身体も病気に対して免疫をつけていくもの。
ということで、発熱自体はなんら問題なかったのだけど!
念のために翌朝、病院に行ってみると、
「赤ちゃんはまだ熱があがるものと思ってください」と念を押され、
薬が処方された。
(メモ)
・クラリスという抗生物質の粉末
・咳止めの甘いシロップ
んが!
この抗生物質がとんでもないクセモノ!!
「水かお湯に溶かして…」と薬剤師に言われたとおりやってみたら、
少し口に入れたとたん…
お”え”え”え”え”っっっ!!!
「な!! (゜Д゜;)!!! なにごと?!?!」
って、我ながら恐れ戦いてしまった。
それはもう、
口からエイリアンでも出るんじゃないか?!
っていうくらいの嗚咽。
(で、冒頭に戻る)
「なんなんだ?この薬」
って、ちょっと自分で調べてみたら、
もうネット上でも出るわ出るわ、この抗生物質の母親泣かせっぷり。
「どのくらい苦いんだろ?」と思って一舐めしてみたら、
にっがーーーー!!!なにこれ!げろまず!!
ありえんわ!この苦さ!!!
これを赤子に飲め…って、そーとー酷よ?
もう少し大きな子供なら、口に含まないでゴックンできるけど、
離乳食もまともに始めてないムスコはまだムリ。
どーしても舌でペロペロ、口の中で一旦吟味するから、
この苦さに、命の危機すら感じるんだろうよ。。。
それでもめげずに、
「この抗生物質は、チョコ味のオブラートが一番良い」
というアドバイスのもと、
ムスコと共にチョコまみれになりながら試してみるも、
口に入れてしばらくしたら、咳とともに、“おえろえろ~~~” 。
挙げ句の果てに、
甘いはずの咳止めの方のシロップさえも、“おえろえろ~~~”。
い…いかん!
このままじゃ脱水症状になっちゃう(汗)。
熱よりなにより、これが一番コワい。
と思って、チチをあげてみる…と、泣いて拒否。
「あ・・・あれ?(汗) もしかして、今、チチ精製中で出てこない?」
と思って、粉ミルクをあげてみる…と、これも泣いて拒否。
どちらも、
いつもなら “フンがフンが!” って犬のように喰いつくのに…
まーじーーーでーーーーー?!?! ショーーーーック!!!
この段階で、ようやく焦りましたとも。。。
これは、ゲロマズなモノを無理矢理飲まされて、
“私から差し出されるモノは、もう一切口にしたくない!”
という、明らかな拒否反応。
ううう…
な、なんてむごい…
お腹減ってるだろうに…
喉も乾いてるだろうに…
何も口にできないなんて…
(いやぶっちゃけ、
ほんっと数ミリの抗生物質を大人の私が舐めただけでも、
しばらくの間、口のなかがヒリヒリして喉が渇いた。)
でも、かーちゃん、粘る。
「きっとムスコは気付いてくれるはず…
哺乳瓶に入っているのは、大好物のミルクだということに…」
と、泣き叫んで嫌がるムスコの口に入れ続けていたら、
ちょびっと先から出たミルクの味に
“はっ!!!”
っと、我に返ったらしい。
ようやくグビグビー!!
その後、チチもグビグビー!!
ふ…
良かった…
まじで良かった…ううう(涙)。
んっもーーー、抗生物質なんて、
だ いっ き ら い!!だぁーーー!!!!
---
冒頭の写真は、
ゲロまずな抗生物質を飲まされて、
泣き叫び続けて、
疲れ果てて寝た顔。
この口からエイリアンが…
ってくどい?(笑)
家の姫は二度目の予防接種の翌日38.5度でましたが、翌日は平熱に下がったので病院には行きませんでした。釜揚げシラスはすり鉢でつぶしてお粥に混ぜて食べさせています。今のところカボチャ、コーンなどとローテーションしてますがどれもあっという間に平らげてしまいます。(笑
発熱デヴューなんてあるんだ? 笑
彼の口から・・・天使と悪魔だね!
しかし、このドクターはきっと自分で飲んだ事ないんだろうね。
効くのは分かってても、飲めない、更に具合が悪くなるのでは本末転倒だと言う事を理解しないとね。
薬が甘い必要は全くないけど、少なくとも飲めるものでなければ・・・
どーやって飲ませてるんでしょうかね…
結局、ろくに飲めずに吐いた後は
「もう熱も無いし、飲ませなくてイイや!」
と。
でも、なぜか小児科では定番の抗生物質らしく、
きっとこれからも、何かとこの薬に
悩まされそうです。。。
きっと、おじいちゃん似なのですよ~♪
こちらは一時中断です。
とかいいつつ、実家で出された苺やポンカンを咥えさせたら、
すごい吸引力でちゅーちゅー吸って面白いので、
遊んでます(笑)。
今回はすぐに熱は下がりましたが、
男の子(の遺伝子)の方が体が弱いそうなので、
こらからまだ試練が待ち構えてそうです。
何でも「○○デビュー」です(笑)。
味についてはー…
医者も薬剤師さんも、今から思うと
「あの時言ってた意味は、こーなることだったんだー」
と。
「このお薬は初めてなんですか?!」って聞かれた時に、
「そうです」って私が答えたときの反応が、
「あ~~あ~~~ぁ、、そうですか」
という微妙なものでした(笑)。
gooのブログ、コメント欄に顔文字入れるとダメみたいで。
男の子…というか、男の遺伝子(y染色体?)は
女よりも弱いらしく、
特に幼少期は男の子の方が風邪が引きやすいってのは
生物学的にも根拠があるらしいっす。
相方も、ぶっちゃけ私より体、弱いもんなぁ。
これからまだまだクラリスに悩まされる事も
多々ありそうです(涙)。
「定期券」、まさに欲しいですねーー。
(1歳までは医療費も薬もタダなんですけどね)