お盆旅行 から帰った翌日からすぐに、息子は9時から16時までというハードなサッカー試合2日連チャン。
その次の日もみっちりサッカースクール。
そしたら、スクールの翌日「足が痛〜い」と、びっこ引き始めた。
痛い部分は膝のちょい下。
それって、膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝) ?!
いや…年齢的に オスグッド?!
しゃがめる?って聞くと「痛い、無理」
しかも、この辺?って、そっと押すだけで「いったーい!!」
こりゃマズイ!
とりあえずアイシング!
そして、この日も相方はスクールに連れてく予定だったけど「だめ!絶対!」とメール。
スクールがないと知ると、喜んでドラゴンボールのゲームを始める坊。
ったく、もーーーー。
氷、ずり落ちてるし💦 支えときなさいよ。
すぐに、整形外科へ。
やっぱり オスグッド と診断。
診察で、先生からレントゲン写真を見せてもらいながらいろいろ説明を聞いて、「そうなんだぁー!」とお勉強。
わたし、これでも大学生の時にアメフト部のトレーナーとして、体のことは勉強してきたけど、その時の相手は大人の体。
成長期の子供の体 のことは、ほとんど知らなかった。
お勉強したこと、いろいろメモ。
息子のレントゲン写真を見ると、大腿骨と脛骨に、黒い横線 = 骨端線 が見られる。
下のような感じ、息子の写真はもっとくっきり骨端線が黒く写ってた。
(写真拝借は こちら から)
このレントゲンで黒く写る線は、軟骨(膝蓋軟骨)。
息子みたいな成長期は、骨がぐんぐん伸びるんだけど、その伸び代は、今しかないこの軟骨が作り出してる。
大人になると軟骨は無くなって、レントゲン写真でも真っ白になるから、成長期の子供にこんな軟骨があるの、知らなかった。
太ももの筋肉(大腿四頭筋)は、膝頭を通って靭帯(膝蓋靭帯)に繋がっていて、その靭帯が 膝下の骨(脛骨)にくっついてる。
成長期の子供にとっては、その靭帯がくっついてる部分が軟骨。
要するに、太ももを使いすぎる = 靭帯も動きまくる = 靭帯がくっついてる膝下の軟骨が痛む これがオスグッド病。
重症の場合は、この軟骨剥離もあるらしいけど、息子の場合は剥離はなかったから、軽傷だったんだと思う。
いろいろお勉強になったけど、整形外科では、レントゲン撮って説明してくれたあとは、「痛み止めを出しておきます。なるべく動かないように。」って言うだけ〜〜。いつも整形外科ってそんなもんよね〜〜。
なので、相方が調べまくって、本人が以前お世話になった近くの 整骨院 へ。
主に、太ももをマッサージしてもらったらしいんだけど、これが効果あったみたいで、一回で深くしゃがめるように!
やっぱ、太ももがめっちゃ凝ってたんだなぁ。
さらに、大阪の福島まで足を伸ばして オスグッド専門の整骨院 にも行ってみる。
ここ、すごい…タワマンの一室で、ちょー高級感溢れてる。
でも、なんか、静かな物腰の先生をまとうオーラから、すごさがなんとなく伝わってくる。
施術はもちろんしてくれたけど、それは、息子の現状を判断して、息子自身でできる リハビリ運動やマッサージのやり方なのだ。
あと、走り方の矯正などなどを細かく教えてもらえるので、我々、聞き入ってしまう。
さすが、オスグッド専門。
先生、リハビリ頑張ります!いや、頑張らせます!
ってことで、しばらくサッカーはもちろん、運動はお休み。
家で真面目にリハビリとマッサージ。
そして、体力が落ちないよう、膝に負担がかからないプールで運動。
時々、近くの整骨院でマッサージ。
これ・・・夏休み中でよかったぁ〜〜〜
こんな感じで、お盆旅行から帰ってきてから、もうずーっとオスグッドに向き合う生活。
そしたら、仕事中の相方から
「なんかすごいことになった」と電話が。
なになに?どした?
「スペイン遠征の選手に選抜された」
ど!ドドドドドドドどゆこと?!
聞けば、今通ってるスクールが毎年12月に参加する 国際試合トーナメントの選手に選ばれた らしい。
しかも、息子の大好きなバルサとかマンチェスターシティとか、世界各国のトップレベルチームも参加するとか!
すっごいじゃなーい!
このスクールは、3ヶ月くらい前に通い始めたんだっけな。
スペイン語で指導するスペイン人がコーチのスクールで、通訳担当の日本人コーチもいつもいるから、スペイン語もちゃっかり覚えつつあるみたい。
Mi futbolista favorito es Messi. の発音も、巻き舌効いてて、ちょー良い(笑)。
スクールのスタンスが、これまたしっくりくる。
個々のテクニックを高めるというより、「頭を使う」「戦略的に動く」「味方との連携を大切にする」っていう、チーム全体の動きに重きを置いてる感じ。
国際試合トーナメント はスペインで開催されるから、スペイン人のコーチのツテで、毎年、参加できるんだろうな。
スクールは関東と関西にたくさんあるので、その全スクールの中から選手を選抜して挑むんだそう。
それを聞いた坊、大はしゃぎ。
家では、いつもパンイチでちんちんぶらぶらしてるこんな息子が、こんなすごいチームに選抜されるとは…ねぇ(笑)。
とはいえ、まだ決定ではない。
参加表明ししただけで、希望者が多かったら抽選になるんだそう。
しっかし、遠征内容を見てると・・・
なんかすごくない?!
大会が開催される場所は、ヨーロッパに人気リゾート地らしい。
しかも、その中の豪華なリゾート施設のバンガローで宿泊。
ご飯もビュッフェで美味しそう。
練習やトーナメントの試合以外にも、バルサのスタジアムツアー に行ったり、スタジアムのショップでお買い物 も楽しんだり、地元のスーパーでお買い物 したり、サグラダファミリア に行ったり。
いいなぁ〜(笑)
とは言っても、たくさんの子供たち選手に、コーチやトレーナー、マネージャーたちと一緒の “チーム” としての遠征なので、もちろん親は同行できない。
別費用で行く親御さんも今までいたんだろうな、「選手の自立のためにも、遠征中の間はできる限り見守ってください」、要するに “子供に近寄るな”、ってばっちし書かれてる(笑)
機内泊含めて10日間の遠征。
サッカーの経験はもちろんだけど、国際試合だからいろんな国の子たちとも触れ合えるし、異国の雰囲気をたっぷり味わって、世界のことにもっともっと興味を持ってくれたらな。
そして、チームの大切さ、コーチやマネージャー含め周りのみんなに感謝することも。
人生においても、学ぶことはいっぱいあるだろうな。
遠征料金、私のバイト代 約8ヶ月分😭
息子とっての経験値、priceless 。
注)抽選に当たればだけど(笑)
--- おまけ ---
約2週間の毎日の真面目なリハビリとマッサージが功を奏したようで。
(夜は相方が毎日念入りにマッサージ)
オスグッド専門の整骨院は、基本「3回の通院」だけど、この前の2回目の施術で、サッカーも無理のないようだったらOKの許可が出ましたー!
さっそく、今日はサッカーボール持って公園に行ったけど、やり過ぎず「今日はこの辺でやめとく」って短い時間で帰ってきたの、えらいえらい。
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知りませんでした、成長痛というのは聞いたことありますがそれとは違うんですよね?
早く治ってほしいですね。
すごい、バルサのスタジアムツアーですか。
いいですね~。
一生の思い出に残るツアーになりそうですね。^^
姫も先週、ソウルコスプレ&グルメツアーに行ってきました。(笑
スポーツで太ももを使いすぎて、太ももの筋肉が軟骨を引っ張ることで軟骨に痛みが出るのがオスグッド。
成長痛はその逆で、軟骨で骨が伸びて、靭帯や筋肉を引っ張って出る痛みが成長痛です。
スタジアムツアーも、国際試合も、バンガローでの合宿も、長時間フライトも、一生の思い出になると思います。
抽選が受かれば、ですが(笑)
御子息、早く治ると良いですな❗
ご自愛ください❗
毎日のリハビリとマッサージを頑張ってた甲斐があって、痛みが出てから2週間目でサッカーの試合、復帰です^^
整骨院の先生にも感謝です!