穴子天そば「黒」 @ 手打ちそば処 卓（神戸・元町）

またまた相方が「息抜きしてきなよ」と言ってくれる週末。
なんだなんだ…最近、優しすぎて気持ち悪いぞ？（笑）

でも、これを「当たり前」と思わず感謝しないとなー。


そんなわけで、また1時間ほどのお一人様TIME。
行きたいところはいっぱいあるけど…

手打ちそば処 卓 さんに再訪しちゃいました。

”鉄は熱いうちに打て” じゃないけど、
今、個人的に「もっともっと知りたい！」と思っているお店なので。


前回行ったのは平日だったけど、
週末はやっぱり混んでいて、カウンターもほぼ埋まってる。
ギリギリセーフで一人分空いてた～。


それにしても、見事に他のカウンターの”お一人様”は、
みんな、それぞれにビールだったり焼酎だったり、蕎麦前を楽しんでる。

自分はもちろん日本酒から。
今回は好きなお酒をお燗にしてもらいたいな…と思い、
秋鹿 にロックオン 。

まずは、何も言わないでお願いすると、やはり冷たいので出てくる。
でもいーのだ。これも作戦のうちなのだ。

この後は、
「同じのを、今度は温めてもらえますか？」と言う作戦。

もし「これはお燗にできません」と返ってきたら
「冷たいのを飲んでみたけど、温めたほうが美味しそうなので、お願いします！」
と切り返すのだ！

…などと、もわわ～～んと妄想をしていたら、
意外と、あっさりとお燗にしてもらえました（笑）。

なんでもお燗にしてくれる、良いお蕎麦屋さんです♪
（それが当たり前じゃねーか！ って声も聞こえてきそう（笑））


さてさて。
メニューの内容は、この前来たばかりだから変わっていない。

他のおつまみもチャレンジしようかなーと思ったのだけど、
前回初めて食べてすっごい気に入ってしまった そばごめ を
また食べたくなっちゃった。

卓さんの出汁の味って、自分の好みに ”どんぴしゃ”みたい。
そばごめの味付けが、ほんっとにうま～～い♪
しかも、とろろとお新香もついて430円っていうのがまた魅力的。


さてさて。
蕎麦前にもう一品、何かつまみたい。
単品の にしん とか 鴨料理 も迷ったのだけど、
お蕎麦のメニューに 穴子天ざる なるものを発見。

そういえば神戸って、美味しい穴子があがる明石も近い。
この穴子、食べてみよっかな！

それに、この日は「絶対にせいろを食べる！」と思っていたので、
穴子天ざるなら、
最初に天ぷらだけをもらってアテにして、
声がけしてから蕎麦を出してもらっちゃおう♪　と。


そうして出てきた穴子天は、
穴子だけじゃなく、季節野菜の天ぷらも添えられてるのが嬉しいー！

これを食べていると…
あぁ。。。伊奈中央を思い出す…行きたい…うう（涙）

ちなみに注文した時に、
花番さんが「おつゆにしますか？塩にしますか？」と聞いてくれる。
飲兵衛のアテには、やっぱ塩かなぁ。

でも、卓さんの天つゆも何気にうまそうなんだよなー…
次回の楽しみにしようっと。

塩は、抹茶塩 を添えてくれました。


蕎麦をお願いする時も、
花番さんが「白にしますか？黒にしますか？」と聞いてくれる。

自分は好みから言っても、もちろん「黒」で。


蕎麦の皮ごとひく「黒」ならではの、黒いつぶつぶが見えるお蕎麦。


食べてみると…

んんん？
なんだかもちもちしてる～！

見た目からは意表をつかれた感じ。

いやもちろん美味しいです！

でも、
関東で慣れ親しんできた「ひきぐるみの蕎麦」と食感が違う…っていうのかなぁ。
うまく言えないけど、
これを食べるには、しっかり顎を使う感じ。

ツルツル…と喉を通るより、
噛んで噛んで噛む！みたいな。

やっぱ ”うどん圏” だから（？！）、
そういう地元好みのお蕎麦になってるんだろうか。


そして、今度は「白」にも興味を持っちゃった。
どんな蕎麦なんだろう～～。
これも次の楽しみにしようっと♪


蕎麦つゆは、こんな真っ赤でおしゃれな器で出してくれる。


それに、一品料理のお皿も、薬味を乗せている小皿も、このお蕎麦の大皿も、
「器」っていうところまでこだわりが見える。

中身が伴ってないと意味がない飾り物だけど、
そうじゃないからステキです。


うーん。まだ2回目。
次の訪問がもうすでに待ち遠しくなってしまったのであります！


[ 手打ちそば処 卓 ]
神戸市中央区元町通4-5-6
11:30-14:30 / 17:30-21:00
078-351-7981


[ 以前行った日記 ]
2014/12/8 初めての訪問