思い入れのある街はいっぱいあるのだけど、そのうちの一つに 町田 も。
うあ~~~。
思い返すと、すんごいなつかしいなぁ~~~~~。
大学進学のために上京してきて、初めて下宿した場所なのだ。
とはいえ、
下宿するにはあまりにも大学から遠くて、1年で引っ越しちゃったけど。
(あの当時は、首都圏の地理感覚が、まったく分からず(汗))
そんな町田駅の、いつも使ってた小田急の出口を出ると、"おのぼりさん" 状態な自分。
まったく違う光景なんだもん…変わったなぁ~ 。
そう思いながら向かったのは、お蕎麦屋さん。
もちろん、ただの蕎麦屋なわけがなく!
そばと地酒 みつば さん へ、ようやく行く事ができましたー♪
都内から行くと、確かにちょっと遠くて1時間くらいはかかっちゃうけど、
帰りに要する時間はたったの30分!
"え?!私んちって、町田からそんなに近かった?!" って…今更ながら(汗)。
駅から少し歩いて住宅街に入るか入らないか…な辺りの建物の一角にあるのだけど、
外壁に貼られている、いっぱいの日本酒ラベル に、「お?ここは?」って思わせられる。
あ~~~もっと早くに行ってれば良かったーーー(>_<)。
バカ!(=大学生の時から "町田って遠い" ってイメージ持ってた自分)
ガラス張りのお店に入ると、
"昔ながらのいわゆる蕎麦屋" という雰囲気とは違う、
コンクリート打ちっぱなしのモダンな感じ。
カウンターもゆったりと間隔のとられた6人席で、
そこには "むふふ ♪" な日本酒がいっぱい並べられてる~。
そして、カウンターの中にいらっしゃるのが、店主の飯田さん。
黒Tシャツに、黒ベレー帽が、なんだかとってもお似合いなのデス。
店内のあちこちを見ていても、日本酒がと~~~ってもお好きなんだな…ってのがワカル。
メニューにも手書きで、「野菜・肉・魚・に合わせて」ってそれぞれ分けて書かれている。
で、そんな日本酒と一緒に楽しめる蕎麦前のつまみも種類がいっぱいだ~~~~!!
というか、そこらの居酒屋よりも美味しそうで魅力的なのがありすぎなんですけどっ。
何を頼もうか迷っちゃう(>_<)。
飲み物は最初はビールからと決めていた。
というのも、みつばさんは 新潟麦酒 が確か置いてあるハズ。
と思ったら、この時期は仕入れておらず…でも今は、こんな感じ!
黒ビールだぁ!泡もくり~みぃ。
ビールにまでこんなに拘ってくれるなんて。
おつまみは、魚の肴から2つ。
青柳のかき揚げ 。
そして 白子の松前焼 。
ちょうどこの時にビールもなくなり、
飯田さんに「白子に合う日本酒といったら何が良いですかね~?」とオススメを聞いてみる。
2,3挙げてくださった中から 白隠正宗 山廃純米酒 を。
カウンター内で飯田さんがお燗してくれるのだけど、
バースプーン でパパっとかき混ぜてパパっと味見してくれる手際が、また粋な感じ。
カクテルを作ってた経験もあるのかな…?!
続いておつまみは、事前にチェックしていて、友達とも "食べたかったんだー!" と
鶏レバの塩辛 。
おお~~~、これは絶品です!
塩辛っていうほどしょっぱくなくて、生レバの風味がいっぱい!そしてコリっコリ。
これはお酒が進む~~~。
ということで、次からは二合徳利で出してもらう(笑)。
実は、みつばさんを初めて教えてくださったのは 新潟の酒屋 さんで、
この日に私が行く事を告げたら、
「ちょうど 松尾 と 群馬泉 が届くので、お楽しみください」と返信があったのだ。
その2銘柄をさっそくお願いすると、
「開栓してまだ1ヶ月ですから、カタいかもしれないですが…。」
と飯田さん。
ん…?あれ??おかしくないっすか?
だって、酒屋さんから届いたばかりだったら、開栓って昨日今日のハナシじゃ?
と思って聞いたら、飯田さんが "にやり" と(笑)。
なんと…
酒屋さんの所で、開栓放置を1ヶ月してもらってから、入荷するんだそう!
「こんなことしてもらうの、ウチくらいだと思いますよ(笑)。」
って、すご~~~い!
でもお陰で、飯田さんがいうほどカタくはない味わい♪
酒屋さん、ご苦労様です(笑)。
おつまみは、もちょっと続く。
銀杏の素揚げ 。
みつばさんが野菜料理に使っているものは 町田・相模原の地野菜 なんだそう。
もちろんこの銀杏もこの周辺で採れたもの。
他にも、水茄子、長茄子、北アカリとか原木椎茸とかも美味しそう~~。
炙り〆鯖とがっこ 。
ちょっとお浸し風になってておいしい♪
いずみ橋 をお願いすると、をぐり という面白い銘柄を出してくれる。
いずみ橋っていろんな種類があるけどコレも初めてみる!
と思ったら、このラベルはここ地元、相模原限定で出しているんだとか。
そりゃー見た事ないワケだ~。
「をぐり」という銘柄は、
この地域に古くから伝わる 小栗判官・照手姫 の伝説から取ったんだそう。
しかし…おつまみが美味しいから、お酒はぐいぐい進むし、
こうしてダラダラ~~~~っと飲んでると、
お蕎麦屋さんというのを忘れてしまう(>_<)!!
他にも、鴨レバコロッケ とか 鴨レバ炙り とか 手造り豆富 とか 帆立のへしこ とか
塩豚 とか…食べてみたいのがい~~~~っぱいあるけど…
初めての訪問で蕎麦を食べずにつまみだけやって帰るのは、さすがにちょっと失礼かな。
と、お腹に余裕を残して、蕎麦メニューを見てみることに。
すると!!
塩豚そば なるものを発見!!
もちろん、つまみの塩豚と同じもの♪
どうやら、友達も同じく塩豚が食べたかったみたいで(笑)、塩豚冷やかけ 。
ちなみに、友達のサイズは通常、自分のが小盛り。
蕎麦は全種類、希望によって 小盛り(-200円)、大盛り(+200円) にしてくれる。
小盛りがあるのは、こういうつまみで蕎麦前を楽しむ時にはありがたい♪
にしても、
最後の最後まで、2人揃ってつまみっぽいお蕎麦を頼んじゃって、
もちろんお酒も最後にもう一種類お願い。
生もとのどぶ で〆だ~。
ぷくぷくっと泡が立つくらいのこの温度、嬉しい~~♪
そして、蕎麦をアテに、どぶをぐびぐび…っと。
店主の飯田さんは、自ら積極的に話しかけるとかよく喋るという感じではないので、
一見、クセのある雰囲気はあるかもしれない?!
けど、こちらから話しかければ、初対面な我々にも気さくに話してくれるし、
特に、日本酒や蔵元さんの話題が出るときなんかは、とっても生き生きとしてらっしゃって♪
もっと色々お話したいな~って思ってしまう。
そそ…WEBにあった情報では夜のみの営業時間だけど、
今はランチタイムもやってらっしゃるんだそう。
こりゃ~昼酒にも、一度伺わなきゃな♪
[ そばと地酒 みつば ]
東京都町田市原町田3-2-9 エルムビル1F
042-732-3448
営業時間がはっきりと分からないので、
電話で聞くのが一番かも。
成田で、海外で使えるfree wifiを借りてったので、
USAに居ても、ネット快適状態でした。
とはいっても、さすがにblogを書く暇はないので、
日本で書き溜めていってUPしただけですが(笑)。
店主さんの日本酒好きそうな感じは
確かに話しの節々にありましたね♪
まだ人見知り?!っぽかったけど、
もっと仲良くなりたいです~~(笑)。
こちらこそ、けっこう時間かかるって知らなくて…
おつきあいありがとうございました!
違ったかな?! 笑
近くだからのお誘いありがとう!
でも、結局同じくらいの時間だったね。 笑
店主さんは自ら多く話すタイプじゃないけど、お酒に対する情熱みたいなのを言葉の端々に感じたね。
町田は前は時々行ってたけど、あの辺りは初めて。
思ったより距離はあるけど、あそこら辺もいい感じの場所だね。
なかなか楽しめました。
ありがとう!
ご一緒させてください♪
カウンターで飯田さんとお話するのも楽しいのですよ~。
お昼蕎麦酒も大歓迎です(笑)。
自分の伺いたいお店リストに入っているお店ですよ、
昼営業もあるみたいですので、いつか、ご一緒しましょうね。
って、過去の蔵を遡っても仰ってました♪
番付けってのも愛嬌ですね(笑)。
松尾、やっぱりもっともっと…
味がすぼまった後に開くのをじっくり待たないといけないんでしょかね~~~。
それはそれで、後々楽しみな味です。
私も実際に住んでいる時は
「東京都」って感じはまったくしませんでした(笑)。
それは私も機会があったらご一緒したいものです~。
つまみがどれもこれも日本酒に合うものばかりで。
とっても期待できると思います♪
松尾の白ラベルは最も手ごわい
一本でござった、、、
放置しても味がすぼまっていくの
聞いてこれば良かったですね。
やっぱオススメの飲む順番か、貴重度なのかな。
町田では、そいえば飲んだことなかったです。
大学の近くの安い居酒屋で飲んだあとに帰るだけー…
というような感じでした。。
いろんな種類を仕入れてらっしゃるみたいだから、
おやぢさまのところならでは…って考えるのも
大変そう…でも確かに楽しそうですね♪♪
そそ、その会ってface bookにもリンクくださった
やつですよね。
iphoneからはなぜか上手く飛べず…
また後日確認してみます。
近々、うかがいたいお店です。
美味しそうなおつまみ、ますます期待しちゃいます (^ ┐ ^)
町田では、学生時代、まだ純米酒に出合う前に安い居酒屋で後輩と呑んだことがあります。
もちろんアル添ですが、板橋区本蓮沼の屋台では一合150円の頃、100円でびっくりしました。
ちょっぴり薄味だったことを覚えています。
33~34年前の話です(^^ゞ
来月7日15時からのの3周年イベント「ひやおろし二斗会」にもぜひどうぞ!