かき氷200円 & 利き酒500円 @ すわやま酒店（神戸・県庁前）

去年の9月に、神戸に引っ越したばかりの時から、
「P箱やらビア樽が積み上げられてるココは酒販店？！」
と気にはなっていた。

でも特に看板もなにも無く、いつも配達のトラックが横付けされてるだけで、
一般客に小売はしてない様子。

それが、いつ頃からだったか・・・

”日本●門酒会” というのぼりが、いきなりドーン！と立てられ、
「あらー、そっち系かぁ…（ちーん）」と思ったり。

春先なのに”夏の生酒あります！”というのぼりが、またもやドーン！と立てられ、
「えーー？もう夏酒？！」と突っ込みたくなったり。

・・・ていうか小売を始めるんだろうか？！

普段なら、そんなお店はスルーするのだけど、
いかんせん、家から徒歩30秒…
どこに出かけるにも、このお店の前は通るので、いつも目に入っちゃうワケで、
なんだか逐一反応しちゃう。


そうこうしてると、いつの間にか
「あれ？！看板ができてる！」

次第に ”お店のエントランス” っぽい扉ができ、
中をちらりと覗くと、日本酒用の冷蔵庫が置かれ、やっぱり小売を始めたっぽい。

「でも、”日本●門酒会” のお酒なんだよねー・・・」

と、まだスルーしていたのだけど、
最近またも日曜大工のようなことをしているのを目撃。
小さな立ち飲み風のカウンターが手作りで作られてる！

もしや・・・角打ち？！

「でもでもでも、”日本●門酒会” のお酒なんだよねー・・・」

と、まだまだスルーしていたら、
事態は急変することに。
（って大げさな（笑））


こんな住宅街のさりげない一角にあるお店なのだけど・・・


「かき氷 はじめました」の看板に食いついたのが、相方！！（笑）

しかも200円！！

これが最近は、けっこう、かき氷食べに来てる人が多いんだよな～～～。


休日のムスコの散歩帰りに「ねぇねぇ、かき氷、食ってかねぇ～？」
と、相方が言い出すので、初めて入ってみることに。

でも、私が気になるのはこっち（笑）。

利き酒3種類が500円！こんなのもはじめたんだ～～。


中に入ると、ひんやり…あ～涼しい～～。

ちゃんと中をみるのは初めてだけど、
ほんっとに倉庫の一角にこぢんまりと作られたカウンター。

そこをぐるりと日本酒用の冷蔵庫が。


かき氷は、なんだか年季の入ったこんな機械で作ってくれる。

なかなか面白い形～。

ムスコ「ちょうだいーー！！」の催促に対し・・・

「ちょっとまて！まずは俺が！一口！」と譲らない”大きな赤ちゃん”（笑）。


そんな男どもを横目に、私は ワンコイン（500円）利き酒 をば。

メニュー表とかそういうのは無くて、
優しそうな雰囲気のおかあさんが
「ここ（冷蔵庫）から好きなのを選んでください」と。

冷蔵庫を覗くと、けっこうたくさんの種類が並んでいて、
手前のお酒だけじゃなく奥のお酒も面白そうなのがいっぱい！
まさに”漁る楽しみ”が（笑）。

で、選んだのはこの3つ。

天寿 夏季限定 純米吟醸 は、
せっかくだから「夏季限定」、それにヒマワリのラベルが可愛いから。

天のかけはし 純米吟醸 は、
おかあさんが「これはうちも造りに関わったお酒です」とオススメしてくれたので。

大雪渓 春の純米 は、
もう夏なのに「春限定」が残ってるなんて、果たして”残り物の福”か”ハズレ”か？！


それにしても、
出してくれた酒器は ”お猪口” というより、もはや ”ぐい呑” サイズ。

たっぷりなみなみと注いでくれて、これで500円は、
さすが酒屋さん価格というかなんというか、CPが良い。

しかも、3種類ともけっこうどっしり。偶然なのか味わいも似てる。
ここにちょびっとおつまみでもあれば…

と思って、
「このカウンターで角打ちやるんですか？」と聞いてみたら、
そうではなく、飽くまで試飲のために設置したんだそう。

そっかー残念。

男2人がかき氷を食べている間、私はちびちび・・・
と思っていると、早々とかき氷を食べ終えてるし。

ちょ、ちょ、ちょっと待ってよおお～～。

けっこう重くて、
この3つを飲み干すには、時間がもう少し欲しいところ（汗）。

けど、大きな赤ちゃんも小さな赤ちゃんも、
そんなオトナな事情には付き合ってくれるキャパはない。

ということで、頑張って飲み干しました～～ゲフ。。。


基本的には ”日本●門酒会” の酒蔵さんのお酒しか扱っていないみたいだし、
ビールもなぜかアサヒだけなので、
お酒を買いにくることは無いかもしれないけど（って、ごめんなさ～い）、
一度入ってみたいな～って気になってたから、
かき氷に釣られた相方、グッジョブ（笑）！


[ すわやま酒店 ]
神戸市中央区中山手通４丁目２０－８