2ヶ月くらい前だろうか…落日酒楽で飲んだ時に、
「今度、尾瀬先生の主催で、落語と杜の蔵の会をやるから、是非きてよー!」と
店長のナベさんと料理長の今村さんからお誘いが。
”落語と日本酒” …?!
なんか面白そう~~~~~♪♪
実は自分は…
落語をライブで観た事がない。
小さい頃、実家でじじばばと一緒にTVを観ていた時に流れていたのは覚えている。
でも、何を語ってたのかさっぱりチンプンカンプンだったなぁ…。
ところがオトナになった今、
なにかと日本酒イベントの時に "寄席に来てね" なんてお誘いもあったりして、
「ほんの少し…」「いや少し…」そしていつの間にか「けっこう観てみたい!」となり、
「でもキッカケがな~~~。」
と思っていた矢先にコレ!これはチャーンス!
そんなワケで向かったのは、第二回 どう楽寄席 in 落日酒楽 。
今回2回目となる "落語と日本酒の会" の案内人たる尾瀬センセイ曰く、
「落語を堪能した後に、居酒屋で終電間際まで余韻を楽しむ…というのが至福なので、
これを "一度にやってしまおう" と…(笑)。」だそう。
第一部は落語、第二部は杜の蔵、を楽しむ構成。
ブレちゃってごめんなさい~~~(汗)。尾瀬センセイの挨拶にはじまり…
♪チャン チャラッチャ チャン チャン…♪ って気分も盛り上がるBGMとともに、
落語家 鈴々舎馬るこ(れいれいしゃまるこ) さんの登場ー!!
「落語は、高座と座布団さえあれば、どこでも出来ます。どこへでも行きます。」
というお言葉通り、
この日も、きっと落日酒楽にあった何か作業台?!の上に毛氈をかけた高座に、
そこへ上がる足場が "椅子" というのも手作り感満載で、なんかステキです(笑)。
で。
こんな調子で、初めての落語にテンションも上がってしまい、
最初に 「ちりとてちん」 を聴きながら、
パシパシ!と(音とフラッシュはもちろん消して)写真を撮っていたワタシ。
落語界では写真撮っちゃダメ というのも知らずに…(汗)。
ごめんなさぁいいいいい!!!
でも優しい馬るこさんは、
「”肖像権”での問題で写真は本当はNGなんです。
でも顔撮ってもらってtwitterやblogに載せてもらった方が
知名度もあがると思うんすけどねぇ(笑)!」
なんて、茶化しながら「本来ならダメなので気をつけてね」と遠回しに伝えてくれつつも、
「僕は(今日は)全然OKですから、今から写真撮影タイムです!」と温かい対応。
いっぱい "変顔" してくれて、ほんとに面白くてユーモアな方だ~~~(笑)。
この後も、「牛ほめ」「死神」を、初めてな人にも楽しめるように、
馬るこさん風にアレンジした落語を楽しませてもらえました!
落語を堪能した後は、
引退を決めた 杜の蔵 の杜氏 末永利幸 を迎えての、第二部 美酒に酔う がスタート!
この日の純米酒メニューは、
◆純吟トニック(第一部の休憩中に振る舞われました)
◆末永利幸 で乾杯
◆純米吟醸オリ酒(冷)
◆純米吟醸(常温~少冷)
◆純米吟醸(ぬる燗)
◆独楽蔵 玄(お燗)
乾杯の「末永利幸」のラベルは、尾瀬センセイが描いたものだそう。
杜氏の温かい手が描かれてる。
お料理も面白い!お弁当!
お造りは例えば 天然生鮪 だったり、
左上には A5黒毛和牛サーロインステーキ だったり、
紅鮭は 杜の蔵酒粕漬け だったり…
とにもかくにも、すんごい贅沢な一箱。
でも、自分にとって何より贅沢に感じたのは、
お弁当の一番手前の右にある がめ煮 。
なーんと、これ!
今村さんのお母ちゃんが、作ってもってきてくれたのだ!!
しかも、会の始まる前に少しだけ顔も見れて、
「まきちゃ~ん」「おかあちゃ~ん!」って、久々にハグハグしてしまった♪
嬉しかったぁ。
お弁当の他にも 杜の蔵 麹ドレッシング バーニャカウダ&有機野菜 や
霧島地豚しゃぶしゃぶサラダ も出してくれる。
そして、終盤にはお約束?!のジャンケン大会に、引退する末永杜氏への花束贈呈も。
杜氏はとっっってもお元気で、進んでテーブルを廻ってくれる。
「本当に引退しちゃうの?!」って思うくらい元気だけど、
やっぱり若手も育てなきゃいけないんだろうなぁ。
ちなみに、まだ「相談役」としてアドバイスされるんだそう♪
そして、落語を終えた馬るこさんも各テーブルに廻ってくれる。
メガネ姿が妙にステキです(笑)。
初めての落語だったけど、と~~~っても笑いました!楽しめました!
特に、「牛ほめ」で鯛のお造りを美味しそうに食べるシーン、杜の蔵を"くぅ~" って飲むシーン…
仕草がすんごい上手くて、観ているこっちは涎がいっぱい出ちゃった。
いやー、やっぱ "生" で聴く…っていいなぁ。
厳しい落語の世界の苦労話なんかは、
尾瀬センセイの漫画「どうらく息子」にも、ちょいちょいネタの一つとして入り込んでいるんだとか。
どんなネタなんだろう~~?!って思いながら読むと、また楽しいかも。
なにはともあれ、落語が初めてだった自分にとっては、
この日の馬るこさん曰くの、
「既存の価値観にファッキューな要素を加えた落語」が基本になりそう・・・?!
[ 鈴々舎馬るこのオフィシャルブログ ]
http://reireisyamaruko.blog.players.tv/
[ 落日酒楽 ]
東京都武蔵野市境南町2-1-6 ライザ武蔵境 B1F
0422-32-2185
17:00~翌1:00
無休
[ 以前行った時の日記 ]
・2012/3/24 岩の蔵
・2011/6/4 会いたかった~!
・2011/6/8 社長が狙ってたものイタダキ♪
・2011/8/9 特別コースということで
・2011/10/20 まるごともりのくら
・2011/12/10 いっつも漫才やってる(笑)
・2012/1/9 おかあちゃんと!
・2012/2/28 ごっこ鍋
前はもっと日本人にとっては落語って身近な存在だったのでしょうね。
馬るこさんもい良いことゆってました。
「小説や歌詞だったりすると、"著作権がどうのこうの!"
ってマネもできず大変ですが、
落語の場合はね、アレンジできてしまうんですね~。」と。
だから、同じ演目でも人に寄って面白さが違うし、
同じ人がやっても毎回違う楽しさがあるんでしょうね!
私は、この日が人生で最高!の落語でした!
だって人生初だったので(笑)。
家は親父殿が好きだったので、そのお陰でね。
5年生の時には寅蔵とか4,5曲は出来たし。 笑
でも、これもライブ。
同じ演目で、同じ人がやっても毎回違う。
だから素晴らしい出来の時に立ち会うと本当に幸せな気持ちになるよ。
もっと怖い話かもしれないけど、
馬るこさんがアレンジしてくれたのは、面白かったよ~~~。
「おでこのめがねでデコデコでこりん♪」とか懐かしいフレーズも出てきたりして(笑)。
おかあちゃんのがめ煮は相変わらずサイコー!!
だったぜ~♪
確か去年から公表していました~。
なので、去年の暮れには息子さんも各「杜の蔵の会」には
積極的に出てらっしゃったような。
落語に杜の蔵に、、、と思ってたら、
おかあちゃんにも会えてがめ煮も食べれて。
幸せでした~!!
数あるおいしそうな料理の中で、
お母ちゃんのがめ煮が一番うらやましく思う~><
杜の蔵、杜氏引退するんだ?!
溝口親父、そんなこと一言も言ってなかったのに。
でも、落語を堪能し、その後杜の蔵のポン酒で一献!
良い企画ですね。
えりすぐりの食材も素晴らしいけど
がめ煮が素敵すぎ!!
その後に期待したいですね♪
このお店でも、馬るこさんが
「P箱で高座を作ってまして」って仰ってたんですが
ホントにできちゃうんだ~~(笑)。
詳細はメールしました。
なんでも1年くらい休業されるみたい。
その間、その後どうなるのか???
落語を聴きました♪
>桂枝雀師匠を文化祭にお呼びした事がありました。
それもすごいですね!
私はようやく初めて聴きましたが、
それでも分かりやすい話で面白かったです♪
温かみのある手のタッチが素敵です。
字は・・・ご愛嬌ってことで・・・?!
夏は毎年浴衣イベントをやっていらっしゃいますが、
それが今度は「怪談」とは(笑)。
なんだか面白そう~~!
何度読んでも面白いですね♪
>ところで、先日そちらに送った達磨政宗の次男坊が「達磨亭ころんだ」の高座名で落語をやっているそうですよ・・・
ええ!そうなんですか!
なんか落語も世界が広がりますね~。
そして私も今後も杜の蔵が楽しみです♪
昨年末は息子さんが同じお店の会にいらっしゃってくれていました。
呑みながら聞いてみたい
私も落語はそんなに馴染みがないんですが、中学時代、桂枝雀師匠を文化祭にお呼びした事がありました。初の生落語がすごい大御所だったので耳が肥えてしまいましたヮ~~
楽しかった
これ、営業のA野さんと、N倉君に「絵は上手なんだけど、字がプロの字じゃないよね。字がもっとよければなぁ~。誰が書いたの?」って聞いたら「杜氏のファンです」との答えだったけど、やっぱりそうか。。。でも、字が…。(~_~;)
で毎回読んでいます。(店で近(の書店から取り寄せています)
「夏子の酒」、「蔵人」も店の片隅にかざってありますよーーー。
ところで、先日そちらに送った達磨政宗の次男坊が「達磨亭ころんだ」の高座名で落語をやっているそうですよ・・・
末永杜氏のあとを継いだ息子さん来年の杜の蔵のお酒が楽しみです。